今回は【呪術廻戦】第145話「裏」ネタバレ感想について紹介していきたいと思います。
145話では天元によって羂索の目的が明かされます。
そして獄門疆の解除方法として、死滅回游のプレイヤーである”来栖華”の協力が必要だということです。
この中では私の考察を含みますのでご了承ください。
では【呪術廻戦】第145話「裏」ネタバレ感想についてみていきましょう。
【呪術廻戦】概要
呪い。辛酸・後悔・恥辱。目に見えない人間の感情から生まれる禍々しき力は、人を死へと導く。平凡な高校生であった虎杖。とある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、呪いを廻る世界へ巻き込まれていく。彼の運命はいかに?
【呪術廻戦】第145話「裏」ネタバレ
九十九が「私には挨拶なしかい?天元」と言うと「君は初対面じゃないだろう、九十九由基」と天元が返します。
そして九十九が「なぜ薨星宮を閉じた?」と聞くと、天元は「羂索に君が同調していることを警戒した。私には人の心までは分からないのでね」と答えます。
羂索とはかつて加茂憲倫、今は夏油傑の肉体に宿っている術師のことだそうです。
天元様
虎杖が「天元様はなんでそんな感じなの?」と質問をすると、「私は不死であって不老ではない。君も500年老いればこうなるよ」と笑顔で答えます。
天元の話によると11年前、星漿体との同化に失敗してから老化は加速していったとのこと。
そして個としての自我は消えて、天地そのものが天元の自我になったそう。
それを聞いた九十九が「どうりで声が増えないわけだ」とつぶやき、あの時星漿体がもう一人いたわけじゃなかったのか・・・と考えていました。
乙骨が「僕たちは羂索の目的と獄門疆の解き方を聞きにきました。知っていることを話してもらえませんか?」と言うと、天元は「勿論・・・と言いたいところだが1つ条件を出させてもらう。乙骨憂太、九十九由基、呪胎九相図、三人の内二人はここに残り私の護衛をしてもらう」と言いました。
それを聞いた乙骨が「護衛?不死なんですよね」真希が「封印とかを危惧してるんですか?」と聞くと、九十九が「フェアじゃないなぁ。護衛の期間も理由も明かさないのか?」と言います。
天元が「では羂索について語ろうか」と切り出します。
羂索の目的
「あの子の目的は日本全土を対象とした人類への進化の強制だ」と語り始めると伏黒が「羂索は何故あの時天元の結界を利用し、無為転変で日本の人間を全員術師にしなかったんですか?」と聞きます。
すると「それをやるには単純に呪力不足。うずまきで精製した呪力は術師に還元できない。術式で一人一人進化を促すのはあまりに効率が悪い。羂索がとる進化手段は人類と天元の同化だ」と答えます。
虎杖と伏黒が「同化は星漿体にしかできないはず・・・」と考えていると、天元は「以前の私ならね。11年前に進化を始めた今の私なら星漿体以外との同化もできなくもない」と言います。
脹相が「だが天元は一人だろう、どうやって複数の人間と同化するんだ?」と聞くと「今君たちの目の前にいる私ですら私ではない。進化した私の魂は至るところに在る。言っただろう、天地そのものが私の自我なんだ。私と同化した人間は術師という壁すら超える。そこにいてそこにいない新しい存在の形さ。私には結界術があったから、進化後もこうして形と理性を保てている。だがもし人類が進化し、そのうちの一人でも暴走を始めたら世界は終わりだ」と説明します。
九十九が険しい顔で「何故」と聞くと、「個としての境界がないんだ。悪意の伝播は一瞬さ。一億分人分の穢れが世界に流れ出る。先の東京が世界で再現されるんだ」と答えます。
真希が「でもそれって天元様が同化を拒否すればいいだけじゃないっスカ?」と言うと、「そこが問題なんだ。進化を果たした今の私は組成としては人間より呪霊に近い。私は呪霊操術の術式対象だ」と答えると、その場にいた全員が凍りつきます。
そして「羂索の術師としての実力を考慮すると接触した時点で取り込まれるかもしれない。だから今私の本体は薨星宮で全てを拒絶している。羂索は私に次ぐ結界術の使い手。薨星宮の封印もいつ解かれるか分からない」と続けます。
九十九が「星漿体との同化を阻止、天元を進化させ呪霊操術で取り込み操る。羂索は宿儺とも関わりがあるようだった。少なくとも千年術師をやっている。何故!今なんだ!!」と聞きます。
すると天元が「天元、星漿体、そして六眼、これらは全て因果で繋がっている。羂索は過去に二度六眼の術師に敗れている。二度目の羂索は徹底していた。星漿体も六眼も全て生後一ヶ月以内に殺した。それでも同化当日に六眼と星漿体は現れた。その後羂索は六眼を抹殺ではなく封印へと方針を変え、獄門疆の捜索を始めた。六眼持ちは同時に二人は現れないからね」
でも11年前に予期せぬ出来事、禪院甚爾の介入が起こったという。
天与呪縛によるフィジカルギフテッド、その中でも完全に呪力から脱却した存在。
そしてそこには呪霊操術を持つ少年。
意図せずに獄門疆以外のピースが全て揃ってしまい、6年前に獄門疆さえも羂索の手に渡ってしまったそう。
同化前の慣らし
伏黒が「じゃあ死滅回游はなんおために行われるんですか?」と聞くと「同化前の慣らしだよ」と答えます。
星漿体以外との同化は不可能ではないが、現時点では高確率で不完全なモノとなるそう。
死滅回游はプレイヤーの呪力と結界と結界で結んだ境界を使い、この国の人間を彼岸へ渡す儀式。
羂索はそれを慣らしとして天元との同化を始めるつもりのようです。
「これだけの儀式を成立させるために羂索自身も”縛り”を負っているはずだ。その一つとして死滅回游のゲームマスターは羂索ではない。だがこれは君達にとって不利に働く。羂索を殺しても死滅回游は終わらない。プレイヤーが全員死ぬか、プレイヤーが全員参加を拒否して死ぬか、それまで死滅回游は終わらない。死滅回游のルールにある”永続”はあくまで儀式を中断させないための保険だよ」と羂索。
乙骨が「僕らも死滅回游に参加して津美紀さんやゲームに消極的な人が回游を抜けるルールを追加するしかない」と言います。
伏黒は「五条先生の解放も並行しましょう。あの人がいれば一人で全て片付く」と言います。
そしてこの場に誰が残るか決めようとすると、九十九と脹相が自分たちが残ると前へ出ました。
脹相が「悠二には乙骨かこの女の協力が必要不可欠だろう。羂索がここに天元を狙ってくるなら尚更だ。奴の命を絶つことが弟たちの救済だからな」と言うと、九十九も「私はまだ天元と話し足りなくてね、いいかな?乙骨君」と聞きます。
乙骨は「はい!僕はもうみんなと離れたくないので!!」と答えました。
獄門疆「裏」
みんなの話を聞いていた天元が「ありがとう。・・・これが五条悟の解放、そのために必要な獄門疆「裏」だ」と、闇のような空間から、取り出します。
羂索に見つかる前、獄門疆は天元の結界の外、おそらく海外にあったそう。
この「裏門」を封印することで「表」の気配を抑えていたが、無駄だったと天元が話します。
そしてこの「裏門」の中にも五条は封印されているようですが、開門の権限はあくまで表の所有者羂索のもの。
これをこじ開けるにはあらゆる術式を強制解除する「天の逆鉾」あらゆる術式効果を乱し相殺する「黒縄」のどちらかが必要。
ですが天元の話によると「天の逆鉾」は11年前に五条が海外に封印したが破壊、「黒縄」も去年五条が全て消してしまったそうです・・・
虎杖と伏黒が「何してんの先生!」「何してんだあの人は!」とツッコミを入れる中、乙骨が「黒縄の残りは僕がミゲルさんとアフリカで探してたんだけど無駄足だった」と話します。
「手はあんだろ?」と聞く九十九に対し天元は「死滅回游に参加しているプレイヤーの中に「天使」を名乗る千年前の術師がいる。彼女の術式あらゆる術式を消滅させる」ことができるという。
彼女の名前は「来栖華」
キャラクター一覧
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【呪術廻戦】第145話「裏」感想
天元様の容姿にびっくりした方も多いのではないでしょうか?
もっと若い少年や少女、もしくは老人をイメージしていたので驚きました。
「500年経てばこうなるよ」と笑って話す天元様、意外と気さくな人でしたね。
まとめ:【呪術廻戦】第145話「裏」ネタバレ感想
そして羂索の目的は思った以上に膨大なものでしたね。
二度も六眼持ちの術師に敗れているということで、今回は勝因となるピースも揃い準備万端なのでしょう。
九十九が以前天元様と会っていたというのも気になります。
次回もお楽しみに。
最後までご愛読ありがとうございました。
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