今回は【鬼滅の刃】柱稽古編のあらすじと総まとめ、柱稽古編の全てが分かる(ネタバレ)を紹介したいと思います。
柱稽古編はアニメ版「鬼滅の刃」の128話から136話まで、漫画では15巻から16巻までのお話しです。
この中では私の考察も含みますので、ご了承ください。
その柱稽古編の内容をまとめ、全て解説をしていきたいと思います。
【鬼滅の刃】柱稽古編のあらすじと総まとめ、柱稽古編の全てが分かる(ネタバレ)についてみていきましょう。






柱稽古編
柱合会議、痣の発現条件
上弦の肆と伍の戦いの後、禰豆子の太陽の克服があり、これからますます無惨との戦いが大規模になることが予想されることから柱合会議が開かれました。
会議ではで上弦の鬼との戦いで痣が発現した柱から、その痣の発現の条件を聞きたいと当主の代理である「産屋敷あまね」から言われるのでした。
当主代理は「戦国時代、鬼舞辻無惨をあと一歩のところまで追いつめた始まりの剣士たちには全員鬼の文様と似た痣が発現していた」とい言い、これまで痣はそんなに重要視されていなかったためこのことは伏せられていました。
しかし、痣についてはっきりと残されていた言葉があります。
それは「痣の者が一人現れると共鳴するように周りの者たちにも痣が出る」というものでした。
痣の発現が一番早かったのは炭治郎で、その次に柱である甘露寺蜜璃と時透無一郎に発現が確認できたため柱合会議で条件について説明されます。
甘露寺蜜璃の表現はとても抽象的であてにならなかったため、時透無一郎の説明が行われます。
そして、無一郎の説明で体温が39度以上、心拍数200以上の時に痣が発現することがわかりました。
なぜ正確にわかるのかという当主代理の質問に対して時透は「胡蝶のところで治療を受けていた際に、体温計で熱を測ったところ39度で痣が出ていた時と同じ」と言いました。
このことを知った痣がまだ発現していない各柱は「痣の発現」が急務となりました。
その急務が決まり訓練の内容も話し終えたとたんに水柱である富岡は「俺には関係ない」と言いそれぞれの役割も決めていないのににその場を立ち去ろうとします。
それに対し風柱の不死川と蛇柱の伊黒が怒り、「会議にも参加せず、俺には関係ないとはどういうことだ」と言い、ほかの柱も彼を止めようとし、気性が荒い不死川と伊黒が富岡に攻撃しようとしたとき悲鳴嶼行冥がパアン!と手をたたきそれを止めます。
そこから悲鳴嶼は会議の続きをするよう促すのでした。
稽古の内容と義勇の過去
柱合会議で決まった訓練の内容はこういうものでした。名は「柱稽古」それは、柱より下の階級の隊士の者が柱を順番に巡り稽古をつけてもらえるというものでした。
基本的に柱は、忙しいため継子以外には稽古はつけません。
柱は警備担当地区が広大なうえ、鬼の情報収集や自身のさらなる剣技の向上のための訓練など、ほかにもやることがたくさんあり余裕がなかったのです。
しかし、禰豆子の太陽の克服以来鬼の出没がピタリと止まり、そのおかげで柱は夜の警備と日中の訓練にのみ焦点を絞ることができました。
その内容を善逸から聞いた治療中の炭治郎は、自分より格上の人との手合わせにより、さらに強くなれるいい機会だと前向きにとらえていましたが、善逸はそれとは反対に、「今からきつい訓練に参加しなくてはいけないんだよ!」と嘆き怒ります。
機嫌を取るように炭治郎は善逸に前回の戦いで善逸のアドバイスが生きたことを伝えると善逸は機嫌が直り、満面の笑みを浮かべて帰っていくのでした。
そんなことを言っていると炭治郎にお館様から手紙が届きました。
その内容は「義勇と私が直接話ができればいいのだが、できないので義勇と話してやってくれないか。いまはとても大事な時だから皆一丸となって頑張りたいと思っているんだ。どうしても独りで後ろを向いてしまう義勇が前を向けるよう根気強く話をしてやってくれないか。」というものでした。
お館様の言葉を額面通りに受けとった炭治郎はひたすら根気強く義勇に話しかけました。
相手にしてもらえない炭治郎でしたが四日後、義勇は根気負けをします。
そこで義勇から義勇の知られざる過去が語られます。
それは、義勇は最終選別を一体の鬼も倒さず突破し、始めに傷を追い助けられただけで水柱になったという内容でした。
その後、義勇が「俺にかまうな、柱に稽古をつけてもらえ」と去ろうとしたとき、炭治郎は前に煉獄さんに命を懸けて守ってもらったことを思い返し、義勇のことを何も知らない自分が言えるようなことではないと思いながらも炭治郎は聞きました。
「義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか」。
それを聞いた義勇は錆兎に「お前の姉が命を懸けて繋いでくれた命を、託された命をお前も繋ぐんだ」と言われたことを思いだし、我に返った義勇は炭治郎に稽古をつけると考えを改めてくれるのでした。
珠世、産屋敷邸へ
その頃カナヲは師範である胡蝶のもとへと向かいます。
そしてカナヲは胡蝶へ「私は今風柱様の稽古へ行ってまいります。師範の稽古は岩柱様の後でもよろしいですか。」と尋ねます。
すると胡蝶は「私は今回の柱稽古には参加できません。」と断ります。
すると、カナヲは子供のようにもじもじしながら「私もっと師範と稽古したいです。」といったのを見て胡蝶はカナヲの成長した姿を見てほっとし、「良い頃合いです」と言いカナヲに胡蝶の姉を殺した鬼の殺し方を教えるのでした。
場面は変わり、鬼でありながら以前炭治郎を助けた医者である珠世のもとに産屋敷輝哉の使いであるカラスが一羽飛んできました。
珠世がカラスにどうやってこの場所を見つけたのか聞くと、カラスは珠世が買った家の元の持ち主を特定し昼間のうちに愈史郎の視覚を把握し見つけたといいます。
自分を殺しに来たのかと珠世が聞くとカラスはそうではないと言います。
「ではなぜ来たのか」と聞くと、カラスは鬼の体と薬学に精通している鬼殺隊のメンバーとともに鬼を一緒に倒さないかと産屋敷邸へ珠世を招待します。
珠世は鬼である私を鬼殺隊の本拠地へ誘うと聞いてとても驚きました。
柱稽古開始 前編
怪我が治り全快となった炭治郎は、念願の柱稽古に参加しました。
陽気に走って向かってくる炭治郎に元音柱の宇随は「久しいな、上弦の鬼と戦って五体満足とは運の強いやつだ!ここでなまった体を存分にたたき起こしてな!」と言い、炭治郎はそれに対し、「はい!頑張ります!」と元気な返事をしました。
宇随の稽古の内容は主に身体強化で、十日ほどで次の柱の稽古を受ける許可が下り、十日訓練を乗り切った炭治郎は次に無一郎邸へと向かいました。
無一郎邸では高速移動の訓練をします。
炭治郎が来て5日で無一郎は炭治郎の動きと訓練の内容を高く評価し、次の柱の稽古を受ける許可を出します。まだ5日しか経ってないと驚く炭治郎でしたが、訓練の目標を達成しているためだと無一郎は言います。
炭治郎は次に甘露寺蜜璃のもとへいき稽古を受けます。
ここでの訓練は柔軟がメインで、甘露寺流の訓練はほとんど力技によるほぐしでした。
甘露寺の稽古を終えた炭治郎は次に伊黒のもとへ向かいます。
伊黒は文通をしている甘露寺から楽しく稽古をつけてもらったのだと聞き、もともと炭治郎が嫌われていることもあり、伊黒は炭治郎にとてつもないプレッシャーをかけます。
ここでは太刀筋の強制が目的で、障害物をよけながら太刀を振るという訓練を行います。
しかし、その障害物は人が縄で括り付けられているもので炭治郎は驚き尋ねます。
すると伊黒は「弱い罪、覚えない罪、手間を取らせる罪、イラつかせるという罪だ」と言いました。
とんでもない理由にに炭治郎は唖然とし、とてつもない精度と異様な曲がり方で切りかかってくる伊黒との手合わせに大苦戦しますが、よけると人に当たってしまうという緊張感の中で4日必死に頑張った結果、炭治郎の攻撃がようやく伊黒に当たり、伊黒の羽織の裾を切ったとき訓練終了となりました。
柱稽古 後編
伊黒の稽古を終え、不死川の稽古を受けに行く途中、炭治郎は善逸に会いました。
善逸はものすごい形相で「逃がしてくれえ、足が立たないんだ」と気配を消して逃げてきますが、炭治郎に大声で泣きついたせいか不死川にすぐに見つかります。
すると善逸は不死川に殺されるか、訓練に戻るかの選択を迫られます。
それを聞いた善逸は騒ぎだしますが、気絶をさせられ、炭治郎と一緒に次の訓練へと向かいます。
行く途中、炭治郎は不死川に挨拶するのですが、「俺はお前のことは認めねえ」と言われ、炭治郎は「僕もあなたを認めてないので大丈夫です!禰豆子刺したんで!」と言い返します。
不死川の稽古の内容はただの切りあいで、反吐を吐き、失神するまでが一区切りという訓練でした。
その内容に炭治郎も善逸が辞めたいといった理由にも納得しました。
そして不死川は、炭治郎へのあたりが強く気を抜いたら大けがするようなとても過激な訓練をしました。
ある時玄哉は兄である不死川実弥に謝りたいと思い声をかけますが、実弥は才能がなく、呼吸も使えない弟とは話す気が無いので玄哉を突き放します。
突き放された玄哉は鬼を食べて戦ってきたことを告白します。
すると実弥の目の色が変わり大激怒し、玄哉の目をつぶそうとした瞬間、その話の内容を盗み聞きしていた炭治郎が間一髪のところで助けます。
炭治郎が不死川に「なぜ…」と聞くと不死川は規則違反を破らないよう再起不能にしようとします。
そのことにも炭治郎が歯向かうと、乱闘が起こります。
その乱闘は夕方まで続き上からお叱りを受け、風柱の稽古は中断、接近禁止が命じられました。
炭治郎は結局兄弟の仲を取り持つことはできませんでした。
続いて岩柱の稽古へ行く炭治郎と善逸ですが、ここの稽古は強靭な足腰を作る訓練でした。
まずは滝に打たれる修行、その次は丸太を担ぐ修行、最後は岩を一町先まで運ぶ修行です。
先に滝に打たれる修行をしていた伊之助を見つけた炭治郎は伊之助が滝の中で気を失っていることに気づき慌てて助けます。
そのあと、炭治郎も首が折れるほどの滝に打たれる修行をします。
滝の修行、丸太の修行を終えた炭治郎は、次に岩を動かす修行にとりかかります。
びくともしない岩を前に苦戦している炭治郎のまえに岩を動かすことができる玄哉が現れ、“反復動作”というものを教えます。
この反復動作というものはすべての感覚を一気に開くというものでした。
はじめのうちはできない炭治郎でしたが繰り返しているうちに出来るようになり、岩を一町動かすことに成功します。
しかし、岩を動かす修行をした矢先、炭治郎は脱水症状で倒れてしまいますが、悲鳴嶼が高い位置から炭治郎の口へ水を流し助けました。
すると悲鳴嶼が以前の上弦との戦いで鬼の妹の命より里の人間の命を優先するという正しき行動をした上に、岩の訓練を達成した炭治郎を認めると言います。
すると炭治郎は、その判断ができたのは禰豆子のおかげで、もし禰豆子がいないと里に人間は危ない目に遭っていたうえ、自分の判断ではないので認めてもらっては困ると言い張ります。
今まで子供は純粋で無垢で弱く、すぐ嘘をつき、平気で残酷なことをする我欲の塊だと思っていた悲鳴嶼でしたが、炭治郎はそうでないと思い改めて炭治郎のことを認めるのでした。
それを聞いた炭治郎は慌てて「どうしてですか?」と聞き返します。
すると悲鳴嶼は過去の話を炭治郎に明かします。
悲鳴嶼が身寄りのない8人の子供たちと一緒に寺で暮らしていた時のことです。
ある時鬼に遭遇した子供一人が自分の代わりにほかの寺の人間全員を食ってもいいと鬼を寺に招き入れます。
悲鳴嶼が皆を守ろうとするも、子供たち7人は慌てふためいて逃げますが、すぐに殺されます。
残った一人を何とか朝が来るまで鬼の頭を殴りつぶし守っていましたが、朝に駆け付けてくれた人に対しなんとか助かった、4歳の子供はあまりの出来事に混乱し「すべて悲鳴嶼がやった」言います。
それに対しひどくショックを受けた悲鳴嶼はうなだれ投獄されてしまいます。
処刑が行われる予定でありましたが、お館様に助けられ今の自分があると言います。
このことがあったせいで相当疑り深くなった悲鳴嶼は炭治郎のことも疑っていました。そんな悲鳴嶼が炭治郎のことを認めたということはとてもすごいことでした。
そして、この話が終わると同時に悲鳴嶼の稽古も終了します。
休憩中、炭治郎は富岡のもとへ行く際に玄哉も誘いますが、玄哉はまだ岩を1町動かせてないからと断ります。
その後富岡さんのもとへ行く前に善逸のもとへ心配して様子を見に行くと、善逸は「俺はやらなきゃいけないことがはっきりしただけだ。」と言います。不思議そうな炭治郎に対し、「これは俺が絶対にやらなきゃダメなんだと」言い張ります。そんな善逸の頭からは血が流れていました。
富岡のもとへ着くと不死川と富岡が対峙していました。炭治郎はその対峙がエスカレートする前に止めに入り、不死川の機嫌を取るために不死川の好物であるおはぎのとりあいか?と尋ねると、怒って炭治郎を殴り飛ばしました。
炭治郎が目が覚めると隣に富岡がいました。「不死川は怒ってどこかに行ってしまった。」と富岡が言います。なぜ喧嘩をしていたのか尋ねると喧嘩ではなく「柱同士の稽古の一環である手合わせ」であったことを教えてくれました。
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柱稽古編の感想
柱稽古編では、「打倒無惨」を目標に訓練をし炭治郎や仲間たちが成長をする姿や、義勇と錆兎の過去、悲鳴嶼の過去についてもしれました。個人的には善逸の「やることがはっきりした」という言葉にすごく興味がわいたのでこれから善逸が何をするのかがものすごく楽しみですね。
まとめ:【鬼滅の刃】柱稽古編のあらすじと総まとめ、柱稽古編の全てが分かる(ネタバレ注意)
今回は【鬼滅の刃】柱稽古編のあらすじと総まとめ、柱稽古編の全てが分かる(ネタバレ)について紹介をしてみました。
これを読んで続きが気になると思った方はもう「鬼滅の刃ファン」間違いなしです。
面白かった、またみたいなと思っていただいた方は他にも沢山の漫画やアニメのまとめやネタバレを紹介しているので、是非他の記事にも目を通してみたください。
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