【呪術廻戦-じゅじゅつかいせん-】第17巻ネタバレ!第143話から第152話まで!

呪術廻戦

今回は【呪術廻戦-じゅじゅつかいせん-】第17巻第143話から第152話まで無料先行先読みについて紹介したいと思います。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

死滅回遊に入り物事は大きく変貌しています。その中で渋谷事変後の各人物にスポットがあたりことも多くなってきました。

では【呪術廻戦-じゅじゅつかいせん-】第17巻第143話から第152話まで無料先行先読みについてみていきましょう!

 

 

呪術廻戦143話「もう一度」のネタバレ

脹相によって瀕死のダメージを受けた直哉に、虎杖を引きずった乙骨が涼し気な顔で「辛そうですね直哉さん」と声をかける。

直哉はプライドを捨てずに”見下すなや”と言いが身体は限界に近い。脹相が受肉体であることを察したところで乙骨から直哉に提案がなされる。

虎杖の死を直哉の口から上へ伝えることと引き換えに、乙骨の反転術式で直哉の傷を治療するという直哉にとっては屈辱の提案だった。

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仁・・・なにやら言い争う声が聞こえる。

仁と呼ばれた男性は赤子を抱きながら、”彼女との話なら帰る”と言う。その会話の相手は虎杖の祖父だった。虎杖の祖父はその男性にどう生きるかは自分の勝手だが、あの女だけはやめておけ”死ぬぞ”と警告します。

”悠仁の前で変な話はしないで欲しいという仁に向かって祖父は続ける。仁が子供を欲しがったことも香織との間に子供が授からなかったことも知っているが、香織の”死”は・・・祖父の話うぃ遮るように女性が声をかけてきた。しかしその女性の額には同じ傷跡があった。

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虎杖が意識を取り戻すと乙骨はへなへなと力を抜き笑顔になった。五条が海外の乙骨の元に出向き”嫌な予感”がするから、自分に何かあったら今の高専の1,2年のことを乙骨に頼みたい。とくに1年の虎杖悠仁は乙骨と同じく秘匿死刑が決まった身なので注意を払ってもらいたいと。

自分意外に死刑執行人を立てられたり、虎杖の情報を絶たれるよりは自分が芝居をうって上層部の目を欺くことが一番だと乙骨は考えた。そして上層部と”虎杖を殺す”という縛りによって一度は虎杖を殺す必要があったと伝える。

自分が生きていることに疑問を抱く虎杖に、一度殺した直後に反転術式で心臓を治したことを伝える乙骨。

どうしてそこまでするのかという虎杖に対し、乙骨は自分が大切にしている人達が虎杖を大切にしているからだと答える。自分も一度虎杖と同じように身に余る大きな力を背負ったことを伝えると虎杖は悪くないという。

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虎杖と乙骨の会話に伏黒が現れた。高専に帰って先輩たちと合流しようという伏黒。しかし虎杖はこれを拒否し、自分がしたことをなかったことのように当然として受け入れないでくれと言う。

会話を聞いていた乙骨は思う。虎杖は今迷っている最中なんだ。自分が本当に存在していいのかどうかを。

自分は大勢の人を殺したという虎杖に伏黒は俺達の責任で、独りで背負うものじゃない。自分たちは正義のヒーローではなく呪術師なんだと告げます。伏黒の言葉を聞きながら虎杖は思います。”俺が隣にいる限りずっと苦しむことになるんだぞ!!”と。

まずは俺を助けろと言う伏黒は加茂憲倫によって呪術を与えられた者同士の殺し合い”死滅回游”が仕組まれたこと。その対象に姉の積美紀も巻き込まれていて、どうしても虎杖の力が必要だと断言します。

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①泳者は術式覚醒後19日以内に死滅回游への参加を宣誓しなければならない。

②前項に違反した泳者は術式を剥奪する。

③非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。

④泳者は他泳者の参加者の生命を絶つことで点を得る。

⑤点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し原則術師5点非術師は1点とする。

⑥泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し死滅回游の総則を1つ追加できる。

⑦管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなけければならない。

⑧参加または点取取得後、19日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。

加茂憲倫によって開催されたそのゲームは完全な殺し合いの世界。術師、非術師関係のない殺戮ゲームという壮絶な世界が幕をあげます。

【呪術廻戦】第145話「裏」ネタバレ

九十九が「私には挨拶なしかい?天元」と言うと「君は初対面じゃないだろう、九十九由基」と天元が返します。

そして九十九が「なぜ薨星宮を閉じた?」と聞くと、天元は「羂索に君が同調していることを警戒した。私には人の心までは分からないのでね」と答えます。

羂索とはかつて加茂憲倫、今は夏油傑の肉体に宿っている術師のことだそうです。

天元様

虎杖が「天元様はなんでそんな感じなの?」と質問をすると、「私は不死であって不老ではない。君も500年老いればこうなるよ」と笑顔で答えます。

天元の話によると11年前、星漿体との同化に失敗してから老化は加速していったとのこと。

そして個としての自我は消えて、天地そのものが天元の自我になったそう。

それを聞いた九十九が「どうりで声が増えないわけだ」とつぶやき、あの時星漿体がもう一人いたわけじゃなかったのか・・・と考えていました。

乙骨が「僕たちは羂索の目的と獄門疆の解き方を聞きにきました。知っていることを話してもらえませんか?」と言うと、天元は「勿論・・・と言いたいところだが1つ条件を出させてもらう。乙骨憂太、九十九由基、呪胎九相図、三人の内二人はここに残り私の護衛をしてもらう」と言いました。

それを聞いた乙骨が「護衛?不死なんですよね」真希が「封印とかを危惧してるんですか?」と聞くと、九十九が「フェアじゃないなぁ。護衛の期間も理由も明かさないのか?」と言います。

 

天元が「では羂索について語ろうか」と切り出します。

羂索の目的

「あの子の目的は日本全土を対象とした人類への進化の強制だ」と語り始めると伏黒が「羂索は何故あの時天元の結界を利用し、無為転変で日本の人間を全員術師にしなかったんですか?」と聞きます。

すると「それをやるには単純に呪力不足。うずまきで精製した呪力は術師に還元できない。術式で一人一人進化を促すのはあまりに効率が悪い。羂索がとる進化手段は人類と天元の同化だ」と答えます。

虎杖と伏黒が「同化は星漿体にしかできないはず・・・」と考えていると、天元は「以前の私ならね。11年前に進化を始めた今の私なら星漿体以外との同化もできなくもない」と言います。

脹相が「だが天元は一人だろう、どうやって複数の人間と同化するんだ?」と聞くと「今君たちの目の前にいる私ですら私ではない。進化した私の魂は至るところに在る。言っただろう、天地そのものが私の自我なんだ。私と同化した人間は術師という壁すら超える。そこにいてそこにいない新しい存在の形さ。私には結界術があったから、進化後もこうして形と理性を保てている。だがもし人類が進化し、そのうちの一人でも暴走を始めたら世界は終わりだ」と説明します。

九十九が険しい顔で「何故」と聞くと、「個としての境界がないんだ。悪意の伝播は一瞬さ。一億分人分の穢れが世界に流れ出る。先の東京が世界で再現されるんだ」と答えます。

真希が「でもそれって天元様が同化を拒否すればいいだけじゃないっスカ?」と言うと、「そこが問題なんだ。進化を果たした今の私は組成としては人間より呪霊に近い。私は呪霊操術の術式対象だ」と答えると、その場にいた全員が凍りつきます。

そして「羂索の術師としての実力を考慮すると接触した時点で取り込まれるかもしれない。だから今私の本体は薨星宮で全てを拒絶している。羂索は私に次ぐ結界術の使い手。薨星宮の封印もいつ解かれるか分からない」と続けます。

九十九が「星漿体との同化を阻止、天元を進化させ呪霊操術で取り込み操る。羂索は宿儺とも関わりがあるようだった。少なくとも千年術師をやっている。何故!今なんだ!!」と聞きます。

すると天元が「天元、星漿体、そして六眼、これらは全て因果で繋がっている。羂索は過去に二度六眼の術師に敗れている。二度目の羂索は徹底していた。星漿体も六眼も全て生後一ヶ月以内に殺した。それでも同化当日に六眼と星漿体は現れた。その後羂索は六眼を抹殺ではなく封印へと方針を変え、獄門疆の捜索を始めた。六眼持ちは同時に二人は現れないからね」

でも11年前に予期せぬ出来事、禪院甚爾の介入が起こったという。

天与呪縛によるフィジカルギフテッド、その中でも完全に呪力から脱却した存在。

そしてそこには呪霊操術を持つ少年。

意図せずに獄門疆以外のピースが全て揃ってしまい、6年前に獄門疆さえも羂索の手に渡ってしまったそう。

同化前の慣らし

伏黒が「じゃあ死滅回游はなんおために行われるんですか?」と聞くと「同化前の慣らしだよ」と答えます。

星漿体以外との同化は不可能ではないが、現時点では高確率で不完全なモノとなるそう。

死滅回游はプレイヤーの呪力と結界と結界で結んだ境界を使い、この国の人間を彼岸へ渡す儀式。

羂索はそれを慣らしとして天元との同化を始めるつもりのようです。

「これだけの儀式を成立させるために羂索自身も”縛り”を負っているはずだ。その一つとして死滅回游のゲームマスターは羂索ではない。だがこれは君達にとって不利に働く。羂索を殺しても死滅回游は終わらない。プレイヤーが全員死ぬか、プレイヤーが全員参加を拒否して死ぬか、それまで死滅回游は終わらない。死滅回游のルールにある”永続”はあくまで儀式を中断させないための保険だよ」と羂索。

乙骨が「僕らも死滅回游に参加して津美紀さんやゲームに消極的な人が回游を抜けるルールを追加するしかない」と言います。

伏黒は「五条先生の解放も並行しましょう。あの人がいれば一人で全て片付く」と言います。

そしてこの場に誰が残るか決めようとすると、九十九と脹相が自分たちが残ると前へ出ました。

脹相が「悠二には乙骨かこの女の協力が必要不可欠だろう。羂索がここに天元を狙ってくるなら尚更だ。奴の命を絶つことが弟たちの救済だからな」と言うと、九十九も「私はまだ天元と話し足りなくてね、いいかな?乙骨君」と聞きます。

乙骨は「はい!僕はもうみんなと離れたくないので!!」と答えました。

獄門疆「裏」

みんなの話を聞いていた天元が「ありがとう。・・・これが五条悟の解放、そのために必要な獄門疆「裏」だ」と、闇のような空間から、取り出します。

羂索に見つかる前、獄門疆は天元の結界の外、おそらく海外にあったそう。

この「裏門」を封印することで「表」の気配を抑えていたが、無駄だったと天元が話します。

そしてこの「裏門」の中にも五条は封印されているようですが、開門の権限はあくまで表の所有者羂索のもの。

これをこじ開けるにはあらゆる術式を強制解除する「天の逆鉾」あらゆる術式効果を乱し相殺する「黒縄」のどちらかが必要。

ですが天元の話によると「天の逆鉾」は11年前に五条が海外に封印したが破壊、「黒縄」も去年五条が全て消してしまったそうです・・・

虎杖と伏黒が「何してんの先生!」「何してんだあの人は!」とツッコミを入れる中、乙骨が「黒縄の残りは僕がミゲルさんとアフリカで探してたんだけど無駄足だった」と話します。

「手はあんだろ?」と聞く九十九に対し天元は「死滅回游に参加しているプレイヤーの中に「天使」を名乗る千年前の術師がいる。彼女の術式あらゆる術式を消滅させる」ことができるという。

彼女の名前は「来栖華」

第146話ネタバレ「死滅回游について」

死滅回游が行われる位置が判明

死滅回游が行われる地域が分かりました。

呪術廻戦17巻より引用

青森・岩手・宮城・東京(2)・愛知・大坂・京都・広島・鹿児島。

東京は二つじゃなくて、埼玉と東京では?

という指摘があると思いますが、天元が「東京の東側だ」と言っていることから、2つ東京に結界があるようです。

また、北海道が入っていないのは巨大な霊場として慣らしが済んでいるからのようです。

流石は、試される大地。

そして、天使は東京の東側のコロニーにいるようです。

死滅回游のルールを詳しく説明

このルールが頭に入っていないと、今後の呪術廻戦の展開が分からなくなりそうなので、入れました。

1.プレイヤーは術式覚醒後、十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。

2.1番に違反したプレイヤーからは術式を剥奪する。

これを見た時に、剥奪するのは天使じゃないか。

そう思いましたが、良く見てみると違うようです。

術式を消滅できるのが、天使――来栖華。

術式を剥奪するのが、今回の悪役。

ただし、硝子により方法は推定されています。

その方法は、脳に無理やりなにかしら作用すること。

羂索の無為転変でも出来ますが、硝子により否定されています。

誰が術式を剥奪できるのか気になりますね。

3.非プレイヤーは結界に侵入した時点で、プレイヤーとなり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。

このルールに虎杖は「初めから結界の中にいる一般の人らはどうなんの?」と言います。

結論から言うと、外に出られるようです。

その理由として、プレイヤーが自ら望んで入ったという前提が重要だそうで。

これを結界の足し引きというようです。

頭が……パンクする!!

また、以下は死滅回游の残りのルールです。

4.プレイヤーは他のプレイヤーの生命を絶つことで点を得る。

5.原則術師は5点保有していて、非術師は1点とする。

6.プレイヤーは自身に懸けられた点を除いて100点を消費することで、管理者と交渉し、死滅回游に総則を1つ追加できる。

7.管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、ルール追加を認めなければならない。

8.参加または点の取得後、19日以内に点の変動が見られない場合、術式を剥奪する。死滅回游の管理者が判明

それが、各プレイヤーに1対ずつ憑く式神のコガネ。

正確には管理者ではなく、窓口らしいです。

また、管理者は死滅回游のプログラムそのものと思った方がいいようです。

真希は組屋鞣造(くみやじゅうぞう)の工房へ

高専の忌庫は禪院家と加茂家が中身を持ち出したようです。

五条家!! 五条家を忘れています!!

とにかく、真希は呪具を漁りに組屋鞣造の工房に向かいそうです。

乙骨は単独行動、虎杖たちは秤のところへ

虎杖たちは高専3年の秤金次を駆りだすために向かい、乙骨は結界に入り情報収集をするようです。

ついに、最強世代である秤の能力が明らかになりそうですね。

楽しみです。

しかし、乙骨の「ノッている時は僕より強いよ」と言う言葉に、真希は即否定したことから、秤は乙骨よりは弱いようです。

新たな死滅回游プレイヤー

売れないお笑い芸人の髙葉文彦(たかばふみひこ)が死滅回游のプレイヤーだとわかりました。

 

第147話ネタバレ「パンダだって」

突然変異呪骸骨――パンダの作り方が判明

突然変異呪骸とは、意識を持った呪害のことです。

つまり、人間や動物のように『自分』を認識できる存在の事です。

そんな突然変異呪骸の作り方が判明しました。

  1. 肉体の情報から魂の情報を複製
  2. 魂の情報を呪骸の核に入力
  3. 相性の良い3つの魂を宿した核を一つの呪骸に入れ、お互いの魂を常に観測させる

こうすることにより、魂が安定して、自我――意識が生まれるようです。

日下部篤也は夜蛾学長に恩がある

東京校2年生の担任である日下部篤也は、夜蛾に恩があります。

その恩がどういうものなのか、判明しました。

それは、妹の死んだ子供の魂を突然変異呪骸として作り替えたこと。

日下部の妹は、子供が死んだショックにより、車椅子に乗るほどでした。

 

見かねた日下部は、夜蛾に頼んだという流れです。

ちなみに、突然変異呪骸は3つの魂でできた新しい意識ですので、本人ではありません。

ですが、面影を感じてしまうのでしょうね、妹は涙を流し喜びました。

パンダは捕まっていた

パンダは学校側により、捕まっていました。

学校側の目的は夜蛾をおびき寄せるため。

そこに、夜蛾学長に恩がある日下部が来てパンダを逃します。

夜蛾学長死亡

夜蛾学長は死にました――。

呪骸を連れていない夜蛾学長は、息子――パンダに会いに向かいましたが、見知らぬ人物と楽巌寺学長が現れます。

 

五条悟が消えた途端に強気に出た学校側には、歴戦の術師がついているようで、そのため強気に行動できるようです。

強気な学校側は、完全自立型人口呪骸の製造方法と夜蛾の命を天秤にかけてきます。

製造方法を教えれば助かる夜蛾ですが、それを断り、瀕死状態に。

その際に、夜蛾学長は楽巌寺学長に完全自立型人口呪骸の製造方法を教えます。

「なぜ……..今更話した。何故もっとはやく、なぜ生き延びなんだ…….」

「呪い……ですよ楽巌寺学長。私からアナタへの呪いです」

夜蛾は安らかに眠り、楽巌寺学長は立ち尽くします。

そこに、パンダが登場し、悲しみの咆哮。

父と子、二人を結んでいた絆は、涙の中に・・・。

 

 

【呪術廻戦】第148話「葦を啣む」ネタバレ

カス

「誰かと思ったわ。酷い面やな、それもう治らんやろ、どうすんの?真希ちゃん」と直哉が言うと、真希は「女を顔で判別できたんだな、尻しか見てねぇと思ったぜ」と返しました。

直哉は「どうすんのって聞いてんねんけど。答えろや、カス。呪術も使えん、呪霊も見えん。取柄のお顔もグズグズ。もう誰も君のこと眼中にないで。寂しいなぁ、昔みたいにまたイジメたろか?」といつものように毒舌は絶好調。

さらに「どうすんの?乙骨君と恵君の金魚のフン?なんとか言えや、カス」と続けますが、真希は何も答えずに忌庫へと向かいます。

すると女性に声をかけられて「真希、戻りなさい忘れたの?忌庫への立入りは私達に許されていないの」と言いますが、真希は「当主様がいいって言ってんだよ」と答え、手元にある鍵を見せます。

禪院家当主 伏黒恵

「禪院家当主!?俺が!?」と伏黒が驚き、真希は冷静に「ああ、直毘人の遺言だ」と返しました。

伏黒が「お断りします、面倒くさい」と言いますが真希は「いや、悪いが受けてくれ。直毘人は恵には禪院家の財産を全て譲るって言ったんだ。金に呪具、当主になれば御三家や総監部の情報も入ってくる。これからの私達の立ち回りが大きく変わる」と説明します。

それを聞いた伏黒は「じゃあ、真希さんがやって下さいよ」と返しますが真希は「今の私じゃ誰も納得しねぇしついてこねぇよ。相伝の術式を継いでること、領域を会得してること、更に悟に目をかけられてたドラが乗った恵でギリだ」と言います。

「納得とか、禪院家の人がどう思おうと関係なくないですか?さっき言ってた恩恵は当主になりさえすれば受けられるでしょ」と伏黒は返しますが、「まだ、私じゃダメなんだよ。私じゃ、真依の居場所を作ってやれない」と真希は答えます。

すると伏黒はハッした表情をし、「分かりました」と当主となることを受け入れたのでした。

真希の母親登場

女性が「戻りなさい!!・・・どうして?どうしてアナタはいつもそうなの?一度くらい産んで良かったと思わせてよ・・・真希」と言います。

この女性は、なんと真希の母親でした・・・

真希は無視をし続けながら忌庫に向かっていきます。

そして忌庫の扉を開けると父親である扇が待ち構えており、「親父・・・!!」と驚く真希。

扇は「ここに呪具はないぞ、真希。オマエ達の動向を見越して空にしておいた」と言います。

その足元には扇にやられたと思われる真依が血を流し倒れながら「なんで来たのよ、馬鹿」とつぶやきます。

発案者

直哉が「こうする気やったら始めっからそう言えや」と言うと、甚壱は「オマエが先走りすぎなんだ。直哉」と返し、「確かに伏黒恵はオマエより幾分ましだ。五条家との関係修復の契機として彼を後押しする声も少なくない。だが、全財産を伏黒恵に譲るというのは俺達も到底納得できない」と続けます。

直哉が「じゃあ、何をトロついとったん?」と聞くと、甚壱が「伏黒恵は五条家だけではなく、加茂家次代当主加茂憲紀とも有効な関係を築いている。理由もなく消せば、立場を悪くするのは我々禪院。五条悟が封印され変動する勢力争いに遅れをとることになる」と答えました。

 

「それは分かったけどなんで今なん」と直哉が再度聞くと、甚壱は「総監部の通達をろくに聞いていないな」と返します。

ー二、五条悟を渋谷事変共同正犯とし、呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪と決定するー

甚壱は「利用しない手はない。五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵、真希、真依を誅殺する」と言い放ちます。

それを聞いた直哉が「くっくっくっ、実の娘も殺した方が信憑性が増すもんなぁ」と笑いながら言うと、甚壱も「あぁ、それにより総監部からの信頼もより強固となる」と返します。

「でもそれでいんん?扇のオジさんは」と直哉が聞くと、「発案者は扇だ」と甚壱が答えます。

当主になれなかった理由

シーンは戻り、扇は秘伝「落花の情」を発動。

ー纏った呪力により触れたモノを迎撃する。領域対策「落花の情」を居合いに転用。万が一の交渉材料として生かした真依、真希の所持する未知の呪具。それら不測の事態に備えつつ、渾身の一振りを放つ。組屋鞣造の傑作、呪具「竜骨」。刃で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意図に合わせ峰から噴出するー

その時真希は「呪具の効力を知られてねぇアドバンテージを生かす。居合い勝負に乗ったとみせかけて二撃目・三撃目で斬る」と考えていました。

最新ネタバレ『呪術廻戦』148-149話!考察!禅院家の反抗!真希に迫る危機!!

扇が「何故前当主が私ではなく、直毘人だったか知っているか?」と聞くと、真希は「テメェが子供を殺せるクソ野郎だからだろ」と返します。

居合斬りを放つ扇。

真希は竜骨の呪力を噴出させ、扇の刀をへし折る。

呪術廻戦】148話感想!@禅院家、ガチクズしかいない件について | アニメる!

そして高速でで扇の背後に回り込み鋭い一閃を放ちますが、扇の攻撃を顔面で受けてしまい、血が吹き出します。

折ったはずの扇の刀身が生成されていたことに気付いた真希は「なんで折ったハズの、刀身が!?」と思考を巡らせる。

扇は「何故私が当主になれなかったか・・・それは、子供のオマエ達が、出来損ないだからだ・・・!!」と言い放ちました。

真希はドサッと音を立てながら崩れ落ちるのでした。

【呪術廻戦】第149話「葦を啣む-弍-」ネタバレ

真依が最期の力を振り絞り遺したものは、呪具だけではありませんでした。

真希の呪力は真依が全て持っていきましたが、力は全て託しました。

そして覚醒した真希は父親である禪院扇を瞬殺・・・

これから禪院家はどうなってしまうのでしょうか?

ではご覧ください。

懲罰部屋

「刀身を折り間合いを縮めたと判断し深く踏み込んだな。だから、オマエは駄目なのだ。私は剣士ではない、術師だ。出来損ないの物差しで私を測ろうなど、笑止千万。何度でも言うぞ、私が前当主に選ばれなかったのはオマエ達のせいだ。兄の術式は歴史が浅く、相伝であるか否かはそこまで争点ではなかった。術師として唯一つを除いて兄に遅れをとったことはない。唯一、子供の出来のみ。子が親の足を引くなど、あってはならない」と扇が言いながら真希と真依を引きずっています。

真依は「知らないの?この国では足の引っ張り合いが美徳なのよ」と皮肉を言い返します。

そして扇が二人を階段の下へ投げ落とし「ここは訓練と懲罰に使われる部屋だ。2級以下の呪霊を無数に飼っている」と言います。

そこには大量の呪霊がいて、ブツブツ何かを言っています。

「今は私に怯えているが、じきオマエ達を喰いに這い出てくる。天与呪縛、フィジカルギフテッド、それが何だ。我々術師は日々鍛練した肉体を更に呪力で強化して戦う。真希、オマエの力など、皆手抜かりなく持っているのだ。さらば、我が人生の汚点」と言い放ち、去りました。

真依が真希の心音を確認し「流石、しぶといわね。いつか・・・こうなるんじゃないかって思ってた」と言い「最悪」と口付けをします。

全部壊して

真希が目を覚ましたのは浜辺、そこは空想世界のような場所。

真依が「私の術式、もう大体分かってるでしょ。でも、大きい物とか複雑な物は作れないのよ。あの人に斬られた傷もあるし、これ作ったら私死ぬから。じゃあね、後は一人で頑張んなさい」と言います。

海へ向かって歩き出す真依を真希が「!?おい!真依!待て!!何言ってんだ。とにかく・・・戻ってこい」と止めようとします。

ですが真依から返ってきた言葉は「私随分前から分かってたのよ。何で呪術師にとって双子が凶兆か。何かを得るには何かを差し出さねばならない。これは”縛り”だけの話じゃないわ。痛い目みて強くなるのだって理屈は同じ。そういう利害がいちいち成立しないのよ、双子の場合ね。だって一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされるから、分かる?アンタは私で、私はアンタなの。アンタが血ヘド吐いて努力して強くなりたいって願ったって意味ないのよ。私は強くなんてなりたくないから。アンタが術式持ってなくたって私が持ってちゃ意味ないのよ。私がいる限り、真希、アンタは一生半端者なの」でした。

真希が「分かったから・・・!!戻れよ!!」と駆け寄っていきますが、真依は「これだけは置いてくわ、他は捨てなさい。呪力もなにもかも私が持っていってあげるから・・・一つだけ、約束して。全部、壊して」と植物のようなものを渡す.

 

 

そして「全部だからね、お姉ちゃん」と最後に言った時の真依と、それを聞いていた真希は幼少期の頃の姿に戻っていました。

真希が目を覚ますと手には呪具のようなものを握っていました。

「真依、起きて。真依、起きて」と声をかけ続けましたが、返事はありませんでした。

真希覚醒

その頃扇は、呪霊の消滅反応に気が付きます。

「体が覚えている。忘れるよう努めたあの、恐怖」と考えながら、甚爾を思い出し、真希の姿に重ねていました。

とてつもない恐怖を感じた扇は術式解放「焦眉之赳」を発動し、「いいだろう、今一度この手で骨の髄まで焼き尽くしてくれる!!来い!!出来損ない!!!」と叫びます。

真希は真依が最後の力を振り絞り構築した呪具で扇の頭を真っ二つ。

なんと瞬殺してしまいました。

そして「真依、始めるよ」とつぶやきました。

【呪術廻戦】第150話「葦を啣む-参- 」ネタバレ

躯倶留隊

 

禪院家に鐘が鳴り響きます。

蘭太が走ってやってきて「甚壱さん、真希が乱心しました。扇さんを殺害、現在、駆倶留隊が処理にあたっています」と伝えます。

甚壱は「・・・扇が」と驚き、直哉は「殺されたんか・・・?」とつぶやきます。

 

駆倶留隊の隊長である信朗が「扇さんだって寝込みや便所で襲われりゃ不覚を取ることもあらぁな。真希にだってそれくらいはできるだろ、俺が着く前に引っ捕らえろ。モタモタして後で甚壱にドヤされんのは隊長の俺なんだからよ。あ、殺すなよシメは俺がやる」と部下たちに告げました。

ー「駆倶留隊」術式を持たない禪院家男児は入隊を義務づけられており、炳の下部組織として日夜武芸を叩き込まれる。真希も高専入学前まで籍を置いていたー

駆倶留隊が真希を発見し「いたぞ、噸の間だ!!正体不明の呪具を二振り目視で確認!!囲め、囲めぇ!!!」とすぐに真希を取り囲みます。

その時真希は直哉の「どうすんの?」という言葉を思い出し「どうしたかったんだろうな」と考え、次に真依の「なんで一緒に落ちぶれてきれなかったの?」という言葉を思い出し「そうだな、きっとそれが、私達の正解だったんだろうな。ごめん、ごめんな真依」と心の中で謝りました。

そして真依との約束「全部 壊して」を思い出し、襲いかかる駆倶留隊をどんどん倒していく真希。

 

少し遅れて「うーい、首尾はどうたい?」と信朗が到着した頃、既にその場にいた駆倶留隊は全員真希に倒されていました。

地面から巨大な手がせり上がり真希が捕えられます。

それを見た信朗は「長寿郎さんの術式、炳のお出ましか」と考えていました。

ー「炳」高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者達で構成される禪院家最強の術師軍団ー

真希はすぐに巨大な手から脱出し、長寿郎と信朗を同時に捌きにかかります。

信朗が「長寿郎さんのアレをくらってなんで動ける・・・!!」と驚いていると、長寿郎とともに素手で首を切られました。

二人は「速い・・・!」此奴本当にあの真希か!?」と信じられない様子。

蘭太が巨大な目の術式で真希の動きを止めます。

甚壱が「そのまま止めてろ、蘭太」と言いますが、蘭太は真希の動きを止めきれません。

 

すぐに蘭太の術式は解かれ、甚壱が蘭太のほうを振り返りますが「構うな、甚壱さん。今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ。気づいているだろ、真希は今あの人と同じに成ったんだ。今ここで、殺るんだ」と目や鼻から血を噴射させながら言います。

甚壱が術式絵巨大な拳を出現させて、殴りかかります。

もう目すら開けられない様子の蘭太が「やりましたね、甚壱さん」と言いますが、煙の中から出てきたのは甚壱の首を持った真希でした。

そこへ、炳筆頭である直哉がやっと到着しました。

「非道いなぁ。人の心とかないんか?」と言うと、真希は「あぁ、アイツが持ってっちまったからな」と答えました。

 

【呪術廻戦】第151話「葦を啣む-肆-」ネタバレ

今回は直哉の回想シーンから始まります。

幼少期にバカにしながら甚爾を見に行き驚愕した様子が描かれています。

甚爾の強さというものは幼い直哉から見ても桁違いだったのでしょうね。

アッチ側

幼少期の直哉が「俺は天才なんやって。皆言っとる。父ちゃんの次の当主は俺やって。禪院家には落ちこぼれがいるんやって。男のくせいに呪力が1ミリもないんやって。どんなショボくれた人なんやろ、どんな惨めな顔しとんのやろ」と目を輝かせていました。

ですがそのあと、甚爾の顔を見て驚愕します。

そこにいたのは”アッチ側”の人間。

投射呪法

真希と直哉は激しい戦いを繰り広げている。

直哉は投射呪法を使い、真希に高速攻撃を仕掛けます。

「オマエは!甚爾君やない!!」と考えながら、真希を投射呪法で圧倒。

攻撃を受けた真希は床にめり込みながらも「6、7、8,、13、14」と数を数えています

直哉は「雑魚の罪は強さを知らんこと。誰も甚爾君を理解してへんかった。多分悟君を除いて。オマエやない、アッチ側に立つんは、俺や」と心の中でつぶやきながら、五条と甚爾の姿を思い描きながらかなりのスピード攻撃を続けていきます。

ー投射呪法は過度に物理法則や軌道を無視した動きは作れない。同じく速度も術式発動時の加速度には上限がある。逆に絶えず術式を重ねれば重ねる程出せる速度は上がっていくー

「もう止まらん!!あの時みたいなヘマはせん!!」と脹相に敗れた時を思い返しながら「力は重さと速さ!最高速度でブチ抜いたる!!」とスピードをさらに加速していきます。

不知火型

起き上がった真希が突然「不知火型」を披露します。

ー真依の命と引き換えに得たのは、呪力から完全に脱却した鋼の肉体。しかし、扇戦での負傷失血、炳との連戦で、既に亜音速を超えている直哉に対し長期戦は不利と真希は判断したー

直哉が「真っ向勝負っちゅーわけかい」と察し、真希は「抱いてやるよ」と言いました。

ですが直哉は真希に触れるだけで誘いには乗らず、すごいスピードで通り過ぎていきます。

ー投射呪法発動中の掌に触れたモノも1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば1秒フリーズする。失敗すれば1秒。直哉は依然、トップスピードを維持しているー

直哉が「アバラ砕けてでも俺の攻撃を受けて動きを止めるつもりやったんやろ。そんなみえみえの誘いに乗るかい。やっぱオマエは偽物や!!」と真希に突っ込もうとします。

すると真希は「24回だろ。ジジイもオマエも速いだけじゃねぇ、違和感があった。1秒に24回動きを刻んでた。この体になってようやく見えたよ」と言い、直哉をとてつもない力で殴ります。

そして「悪い、もう一回言ってくれ」と顔面崩壊した直也に向かって言い捨てます。

【呪術廻戦】第152話「葦を啣む-跋」ネタバレ

真依の命と引き換えに覚醒した真希の回です。

禪院家壊滅に向かいますが、壊すことはできるのでしょうか?

では、ご覧ください。

真希は母親の元へ

直哉を倒した真希は、厨房にいる母親の元へ向かいます。

母親は真希に気付き「いやっ・・・来ないで!!」「どぉしてアナタは!!」とパニックになります。

真希は「母さんお願い、聞いて」と近寄り「あの時なんで「戻れ」って言ったの?」と聞きます。

あの時とは忌庫に入る前の発言のことだと思われます。

すると母親は「・・・?・・・??なんの話?」と答え、「・・・いや!!いやぁっ!!いやよ!!」と拒絶し続け、娘からの問いに答えることはありませんでした。

真希はそれを黙って聞いていました。

その直後「い”っーー」と聞こえたかと思うと、ピッと少し血が飛びました。

直哉死す

真希にやられたはずの直哉が生きていました。

「ツメが甘いんじゃクソ女ァ・・・!」などと言いながら、禪院家を這いつくばって移動。

障子のある部屋に入り倒れ込みます。

そこへ首元から血を流した真希の母親が入ってきました。

手には包丁を持ち、直哉はそれに気付き呪力を練ろうとしますがもう捻出できません。

そのまま背後から深く包丁を刺されて「ドブカス・・・がぁ!!!」といい息絶えます。

その時真希の母親は、真希と真依の幼少期を思い出していました。

お花畑のような場所で三人が仲良くいるところです。

そして「産んで・・・よかった」とつぶやいたのでした。

禪院家壊滅

その後真希は真依の亡骸を抱えながら禪院家をあとにします。

すると道中で西宮に会いました。

「だから私は・・・行くなって・・・!!」と言い泣き崩れます。

真希が真依の遺体を渡して「あとは頼む」とうと、西宮は「これからどうするの真希ちゃん」と聞きます。

真希は何も答えずにその場をあとにしました。

ーその日、禪院家に不在だった「炳」6名「躯倶留隊」21名が間もなく非業の死を遂げる。現場に残穢は確認されず、遺体の傷口からは凶器の呪具のものとみられる呪力が微かに検出された。後日五条家および加茂家から呪術界総幹部に対し、禪院家の御三家除名が提議され、総監はこれを保留としているー

 
(C)芥見下々
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まとめ:【呪術廻戦-じゅじゅつかいせん-】第17巻第143話から第152話まで無料先行先読み

今回は【呪術廻戦-じゅじゅつかいせん-】第17巻第143話から第152話まで無料先行先読みについて紹介しました。

禪院家の幕引き・・・真依の死亡、夜蛾の死亡。。。沢山の命がうばわれていく中で、次はなにが起こるか楽しみのようで、怖い展開でもありますよね。

最後までご愛読ありがとうございました^^

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