今回は呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)「存在しない記憶」の深まる謎について考察してみたいと思います。
この中では私の考察を含みますのでご了承ください。
まだ明らかになっていない「存在しない記憶」
当初は沢山の考察がありましたが、かなり絞られてきましたね!
では呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)「存在しない記憶」の深まる謎についてみてみましょう。
深まる「存在しない記憶」の謎
虎杖と対戦した東堂と脹相の脳内に溢れた来た「存在しない記憶」。この2つのパターンから、虎杖には記憶を改ざんできる能力があるのでは?と思っていた人も多かったのではないでしょうか?最初は私も思っていましたからね・・・。
しかし漫道コバヤシに出演された芥見先生がこれを完全否定しました。
芥見先生は東堂と脹相で似たような描写が出てくることに深い意味はなく、1回やったくだりを被せただけだと語り、東堂と脹相はそれぞれ違う理由で、記憶をフラッシュバックさせていると明かしました。
脹相は虎杖と出生について共通点があるため、存在しない理由を見た理由は納得というか回収済ということになりますね。しかし東堂の場合は存在しない記憶が発動するような要素は見当たりません。
東堂の存在しない記憶
東堂は虎杖をブラザーと呼び、130話では首からかけているペンダントに、高田ちゃんと共に虎杖の写真を入れていることが判明しています。これを虎杖の能力でないとすると東堂はただの変人という可能性も・・・
作者により虎杖の能力の可能性は否定されましたが、含ませた言い方をしているので、なにかしらの理由はあるでしょうね。
そこで出てくるのは存在しない記憶は祖父の死に際の言葉が虎杖に呪をかけている影響ではないかということです。
虎杖の祖父が死ぬ前に残した最後の言葉は「オマエは強いから人を助けろ」「大勢に囲まれて死ね」です。虎杖もこの言葉を「めんどくさい呪い」と表現しています。
乙骨憂太と折本里香
また死に際の言葉が呪いとなったパターンが作中の中に他にも存在します。
乙骨憂太と折本里香の関係がそれに当たります。
0感の主人公である乙骨憂太は呪術高専の4人いかいない特級術師という異例の扱いで入学しました。
それは呪いの女王と呼ばれる特級過怨霊・折本里香が乙骨に取りついていたからでした。けれど実際は里香が取りついているわけではなく、乙骨が呪いの力で里香を滞留させていました。0感の最後には乙骨が里香の呪いを解除して里香は成仏しています。
このように、呪とは人の負の感情から生まれるものなのです。乙骨と里香の関係とは生死が逆ですが、死に際の祖父の言葉・気持ちが虎杖に呪いをかけている可能性は充分にあるといっていいでしょう。
虎杖が東堂や脹相と戦っているときは、周りにはは誰もおらず1対1でした。この状態で虎杖が死ぬことは祖父の言葉に反することにまります。強敵を前にその危機感を感じた虎杖に祖父の呪いが作用したとも考えられます。
虎杖の強さをよく知っている=呪術の世界を知っている
そう考えると虎杖の祖父は呪いというものを知っており、意図的に虎杖に呪いをかけた可能性もあります。
祖父の呪いにより虎杖に命の危機が迫ると、敵の脳内にありもしない記憶が流れて戦意を喪失させる・・・少し強引な考察かもしれませんが、考えられる範疇ではありますよね。
ループ説
最近アニメや漫画でよくある「ループ説」。これは別の世界では実在した記憶というものです。
芥見先生が存在しない記憶は本人の能力ではないという発言をしていることから、ループの場合、何者かが虎杖をループさせているということになります。
そうなると虎杖はこの戦いを繰り返しているということになるのですが、それならば存在しない記憶がフラッシュバックされるのは虎杖の方なのではないでしょうか?
これまでのループものと違う、変異型の可能性は否定できませんが、可能性としてはやや薄いと言えますよね。
アニメのOPではこのループ説をにおわせる伏線は多々ありますが、本誌ではあまりでえきていません。
これがループ説を否定できる要素ではないですが、もし本当にループしているのであればもっと本誌に伏線が描かれてもいいハズですよね。
まとめ:呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)「存在しない記憶」の深まる謎
今回は呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)「存在しない記憶」の深まる謎について考察しました。
虎杖の謎は解明されてきましたが、まだ多くの謎が残っています。
存在しない記憶もその1つですが、いつ明らかになるのでしょう。
最後までご愛読ありがとうございました!
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