コロナの現状②  ~看護師が赤裸々に告白します~

医療

コロナの現状②~看護師が赤裸々に告白します~

 

今回は、コロナの現状② ~看護師が赤裸々に告白します~  について紹介したいと思います。

 

私は現在、総合病院で働く病棟看護師です。

コロナ禍で働いているので病院の現状を皆さんに知っていただければと思います。

今回は、コロナ禍で変化したことについて書いていきたいと思います。

 

前置きの説明として、私の働いている市内には、総合病院レベルの大きな病院が2つあり、主にこの2つの病院で急性期の医療を支えています。

仮に、私が勤めている病院をA病院とし、もう一方の病院をB病院とします。

コロナ流行後は、B病院はコロナを受け入れる病院に指定されました。

 

B病院は最初の頃、一般の患者さんも受け入れしていたのですが、コロナの感染拡大に伴い、患者さんが増加し、一般の患者さんが入るベッドの空きがなくなってしまいました。

 

ニュースではよく、コロナを受け入れている病院の現状については取り上げられていますが、今回私が伝えたいのは、コロナ患者の受け入れはしていないが、大変な状況になっているコロナ受け入れ病院以外の病院の現状についてです。

 

 

コロナの現状②  ~看護師が赤裸々に告白します~    「患者数増加」

 

前置きで説明しましたが、B病院がコロナを受け入れることになったため、本来B病院に通っていたり、入院すべき一般の患者さんがすべて私の働くA病院に流れてくるようになりました。

 

日本中でコロナが大流行しているため、市内の患者さんだけでなく、市外の患者さん までもが、私の勤めるA病院に流れており、患者数は急上昇しています。

 

患者さんは増加しても、医療スタッフの数は変わらないため、業務内容が一気に増え、病院自体、どの病棟も常に満床、パンク寸前の状態になっております。

 

普段の受け持ち患者数の倍はみなくてはいけない状況となり、医療スタッフはいつも せかせかと走り回り、患者さんの話をゆっくり聞いてあげる時間もありません。

 

本来看護師は、患者さんに寄り添い、身体的にも精神的にもサポートしながら元気になるための手助けをすべきです。

しかし、現状はそのような時間も余裕もなく、日々業務をこなすことで精一杯です。

今まで当たり前にしていた患者さんとのたわいもない話すらできない状況です。

時間内に仕事を終えることはもちろんできず、毎日残業が当たり前になっております。

 

ナースコールが鳴ってもスタッフの数が明らかに足りていないのですぐに対応できずに、

患者さんから

なんですぐに来てくれないんだ!

こっちは具合が悪いんだ。

いいかげんにしろ!

と怒鳴られたり、苦情が来たのは一度や二度ではありません。

 

私たち医療スタッフもできることならすぐに駆けつけてあげたいのですが、それができない現状なのです。

そのようなことは具合の悪い患者さんからしたら関係ないことは、わかっていますので、ただ謝ることしかできず、精神的にも病んでしまうスタッフもいました。

 

このような状態で医療スタッフも身体的にも精神的にも疲労困憊といった状態です。

 

コロナの現状②  ~看護師が赤裸々に告白します~     「コロナウイルス濃厚接触者」

ただでさえ、患者さんに対して医療スタッフの人員が足りていないこの状況下でさらなる悲劇が病院を襲います・・・。

 

コロナ感染患者を受け入れていないとは言っても、コロナの疑いのある患者さんが、救急外来や発熱外来を受診したりすることもあります。

時には、病棟に上がってきてから発熱し、コロナが疑われ、隔離するといったこともありました。

コロナウイルスにかかっていたとしても、潜伏期間や無症状の患者さんもいるので判別がとても難しいのです。

 

そのような中で1人、コロナの陽性患者が出ると、コロナ患者受け入れをしているB病院に搬送はしますが、そこからが大変です。

 

関わっていた医療スタッフは、濃厚接触者となってしまうため、PCR検査を施行し、自宅待機となってしまいます。

濃厚接触者の中でさらに陽性のスタッフが出てしまった場合、一緒に働いていたスタッフも濃厚接触者となってしまうため、どんどん感染の疑いのある人が増えていきます。

 

実際にスタッフで陽性者が出てしまい、濃厚接触者に当たるスタッフが一気に5人ほどが2週間自宅待機となったこともあります。

これが1つの病棟だけでなく、病院全体で起こります。

ただでさえ、患者が多く、スタッフも人手不足な状況なのにそれに輪をかけてスタッフが足りない状況となっています。

 

私自身も何度も

 

辞めたい。この状況から逃げ出したい。

                                    と思いました。

 

しかし、今辞めるとなると残されたスタッフの負担は大きくなりますし、必要とされている以上頑張らないといけないと思い、踏ん張っている今日この頃です・・・。

 

私がなぜ、このように思うのか・・・。

それは周りのスタッフが頑張っているからです。

コロナワクチンに関しては、別の章で詳しく記載したいと考えているのですが、さらっと今回触れます。

 

コロナワクチンは2回目の方が副反応が強く出るのですが、私たち看護師も2回目で高熱や倦怠感、頭痛に悩まされる人が多かったです。

驚くのは、スタッフが足りず、一人でも休んでしまうと仕事がまわらないということが、スタッフ全員わかっているので38℃台の熱があるのに解熱剤を飲んで働いています。

患者さんに辛い顔は見せずにみんな、頑張って働いています・・・。

コロナワクチンの説明書には

「体調不良が出た場合は無理をして出勤せず、休務して自宅で体を休めましょう。」

と記載されていますが・・・。

休むこともできないのが医療現場の現状です。

みんな身を粉にして働いております。

一層のこと、

濃厚接触者になってしまったっ方が自分の体を休ませれるから楽なのではないか。

と悪い冗談を言ってしまう程、みんな疲れています。

いつかスタッフの方がみんな倒れていくのでは、と思います。

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まとめ:コロナの現状②  ~看護師が赤裸々に告白します~

今回は、コロナの現状②  ~看護師が赤裸々に告白します~  について紹介いたしました。

長くなってきてしまったのでワクチンについては、また今度お話することにしますね。

暗い記事の内容になってしまい、すみません。

医療現場のひどい現状を見て引いてしまった方もいると思いますが、これが現状なのです。

もしよければ今後の記事も読んでいただけると幸いです。

また次回、お楽しみに♪

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