コロナの現状⑥　　～看護師が赤裸々に告白します～

今回は、コロナの現状⑥　　～看護師が赤裸々に告白します～　について紹介します。

みなさんは、コロナが流行してからどのように生活が変化しましたか？

店に入るときは手指消毒や体温測定は当たり前。

席と席の間には仕切りがあり、列に並ぶ時も感覚を空けています。

今となってはそれが当たり前となりましたが、最初の頃は不思議な感覚でした。

私の働いている病院でも普段、医療処置をしないときは、今までマスクはしていなかったのですが、今はマスクは当たり前でその上からフェイスシールドもします。

マスクとフェイスシールドをすると、かなり息苦しく、暑いです。そしてフェイスシールドの曇りや汚れで視界も悪くなってしまいます。

何も防護せずに働いていた頃が懐かしいです。

きっと何も気にせずに働けるようになったとき、解放感がすごいんだろうな、と想像がつきます。

早く感染を気にせずに生活できる日がきてほしいです。

今回は、今話題になっているオリンピックや聖火リレーについてのお話です。

コロナの現状⑥～看護師が赤裸々に告白します～「オリンピック」

2020年、東京でオリンピック開催予定でした。

オリンピックが決まった当初は、盛り上がり、「お・も・て・な・し」が2013年の流行語大賞に選ばれていました。

この頃は、こんな世の中になるとは予想しておらず、オリンピックが決まり、日本全体が明るいムードでした。

ちょうど2021年の今現在、聖火リレーが各地で行われていますね。

私の地域も聖火リレーが行われる予定でしたが、中止となりました。

正直中止となったことに安心しています。

もし、聖火リレーが開催され、日本全国から人々が集まれば、コロナの感染はさらに拡大していたことは予想するまでもありません。

実際に聖火リレーが開催されている地域もありますので賛否両論あり、あまり強くは言えませんが、医療従事者の立場からしてみれば、聖火リレーもオリンピックも反対です。

もうすでに感染が拡大しているのにさらに感染拡大するようなことをするのは、正直よくわかりません。

経済面から考えれば、オリンピック開催のためにたくさんの費用をかけており、他国から人々が集まることで経済効果も期待できます。

また、今まで厳しいトレーニングをしてきたアスリートからすればオリンピック中止となることを残念に思う方もいるかもしれません。

しかし、私的にはお金や時間はいくらでも後々どうとでもなりますが、命を落としてしまえば何もできなくなると思います。

普段人の生死に直面するような職場で働いているからこそ、命のもろさや大切さを実感することが多いからです。

日勤で帰る前にあいさつをした患者さんが次の日の朝に行くと、亡くなっており、何気ないあいさつが最後のことばになってしまったなんてことは、日常茶飯事です。

あれが最後だったならあの時もっと別の声かけをしておけばよかった。なんて思っても時間は戻りません。

だからこそ今を大切にして生きていかないといけないんだと思います。

もう少し命を大切に考えてほしいです。

コロナの現状⑥　　～看護師が赤裸々に告白します～「変異ウイルス」

やっと最近になって新型コロナウイルスのワクチンが接種できるようになってきました。

私もワクチンを打ち、副反応にも耐えたので、無事に免疫がついていることを信じて生活しています。

（※新型コロナワクチンについては、他の章で紹介していますのでそちらをご覧ください※）

コロナのワクチン接種が始まる反面、ウイルスも生き残りをかけてどんどんと変異型ウイルスが誕生してきております。

変異型の種類もどんどん増え、コロナのワクチンがどこまで変異型に効くのかはまだまだ未知数で、新しく出てきた変異株に対しては効果がないものもあると言われております。

そのため、先にワクチン接種を終えた私でもまだまだ不安は消えません。

このような中でオリンピックを開催するのはどうなのでしょうか。

不安や疑問視する意見が多く聞かれています。

ただでさえ、医療現場はパンク寸前の中、これ以上患者が増えれば本当に医療がまわらず、本来治療が必要となる患者さんも治療が受けられず、命が消えていくことは確実だと思います。

小学3年生の男の子が

「”運動会はやらないのに、なんでオリンピックはやるの？”」

と泣きながら口にした話をニュースで見たとき、私の心にも響きました。

本当にその通りだと思います。

子どもたちでさえ、我慢をしているのに大の大人がこれでは子どももかわいそうです。

矛盾だらけの世の中なので国民が不安になったり、混乱するのは当然だと思います。

政府も一貫とした対応をしてほしいです。

まとめ：コロナの現状⑥　　～看護師が赤裸々に告白します～

コロナの現状⑥　　～看護師が赤裸々に告白します～　について紹介いたしましたがいかがだったでしょうか。

今回は、私の考えや主観が主だったのでさまざまな意見がある中でオリンピック賛成派の方がいたらすみません。

早くコロナが収束して安心してオリンピックが開催され、国民全体が盛り上がって一丸となる姿をみたいです。

少しでも早くもとの生活に戻れることを祈っております。

次回もお楽しみに♪