コロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~

医療

 

コロナの現状について現役看護師が赤裸々に告白します。

今回はコロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~     を紹介したいと思います。

私は現在総合病院の病棟看護師として働いております。

そんな私だからこそ伝えられるようなコロナ禍の病院の現状をみなさんに知ってもらえればと思います。

コロナが流行し始めて早いものでもう1年以上経つんですね。

私自身、ここまで長引いたり、感染者が増えるとは思っていなかったので本当に驚いております。

普段当たり前にできていたことが制限され、仕事を失ったり、中には命を落とした方もいます。

コロナウイルス感染拡大にて子どもたちは学校にも通えず、感染予防から人と人との距離は離れていくばかり・・・。

こうしてみると、社会に大きな、いや大きすぎる影響を与えており、生活は一変してしまいました。

一刻も早く収束することを願っております。

ではコロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~     についてみていきましょう。

コロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~      「コロナ感染当初」

感染が始まったのは2019年12月。

皆さんもご存じ、中国の武漢市で新型コロナウイルスが発生したところから始まりました。

私自身、この頃はニュースを見て、

新しい感染症が出たんだ。でもすぐにおさまるよね。

くらいの気持ちでいました。

ニュースではマスク不足が報道され、道に落ちているマスクを拾い集めている中国人の姿をみてぞっとしたのを覚えております。

この時、私はまだどこか遠い話だと感じ、他人事のように思っていました。

まさか、自分の身にもコロナの恐ろしさがふりかかるとは知らずに・・・。

コロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~        「コロナウイルスが日本へ到来」

どこか遠い話だと中国のニュース報道を見ていた私ですが、2020年1月嫌なニュースが飛び込んできました。

皆さんもご存じ、クルーズ船についての報道でした。

クルーズ船内でコロナウイルス感染が拡大し、中には日本人や多くの外国人が乗船しているというではないですか。

これはまずい・・・。

ついに日本にもきてしまったか。

と思った瞬間でした。

この頃からニュースでは、コロナについての報道が毎日のようにされていました。

コロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~     「マスク不足」

どこか遠い話だと思っていた中国のコロナウイルス感染のニュースでしたが、ついに日本でもマスク不足が始まります。

私は職業柄、マスクを着用する機会が多く、マスクは必要不可欠でした。

マスクを購入しようと思い、お店に行くとマスク売り場では、

売り切れ

の文字が・・・。

マスクを買うためにドラッグストアでは、行列ができ、マスク購入の整理券まで発券されていました。

異様な光景にゾッとしたことを今でも覚えてます。

この頃病院では・・・。

朝の申し送りの際に、

マスク不足のため、マスクは11日1枚までにしてください。

とのことばが・・・。

これは異常なことです。

今まで病院は感染対策、感染対策といい、一処置ごとにマスク交換することを推奨されていたからです。

例えば、管を鼻や口から入れて痰を吸引する処置を ”サクション” というのですが、サクションした後には、目に見えなくとも患者さんの痰がマスクに付着している可能性があるため、その都度マスク交換をしていました。

そのような指導や感染対策を今まで徹底的に指導されていた立場の私たち医療スタッフは、申し送りのこのことばに耳を疑いました。

1日1枚とされただけでも驚きでしたが、その数日後・・・。

申し送りにて

マスク不足が深刻化しているのでマスクは週に3枚にしてください。使ったマスクは保存して次の日も使ってください。

との言葉が!!!

申し送りを聞いていたスタッフたちはざわつきました。

それってひどいよね・・・。

 

今までさんざん感染対策だって言ってたのに・・・。

 

一番近くの感染の危険性がある自分たちは守られないんだね。

たくさんの不満や不安、疑問の声が飛び交っていました。

私自身も同じことを感じ、コロナの影響が自分のところまで来ていることに恐怖を感じました。

 

この頃、ニュースでもマスク不足は報道され、自分で簡易マスクを作成したり、使い捨てマスクの手洗い方法などもよく取り上げられていましたね。

そのような中での申し送りのことばだったので社会的にもマスク不足が深刻化している中で仕方ない。と思い、医療スタッフはマスクを手作りしたり、手洗いするなどの工夫をして乗り切ろうとしていました。

今までは町中を歩いていればすれ違う人の表情がわかったりしていましたが、この頃にはマスク着用が当たり前となり、町中ではほぼ全員の人がマスクを着用していました。

感染が拡大している今は、それが当たり前と感じるようになりましたが、その頃はまだ違和感があり、

ひどい世の中になってしまったな。

と感じていました。

病院では、飲食のとき以外はマスク着用が必須となり、実際に患者さんと接するときにもマスクをしているせいで表情がよくわからず、誤解をされてしまったり、苦情がくると言ったことも時にはありました。

高齢者の患者さんからしてもマスクをしている同年代の看護師が、毎日入れ替わるため、受け持ちにてあいさつに来ても、

マスクをしているからみんな同じ顔に見えて全然覚えられないな。

といった声も聞かれていました。

私たちの職業は人対人の仕事であり、多かれ少なかれこういった影響を受けていたのでした。

まとめ: コロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~

今回はコロナの現状①  ~看護師が赤裸々に告白します~    を紹介しました。

長くなってしまったので今回はここまでにしたいと思います。

今後もコロナ禍での医療現場についての記事をどんどんUPしていこうと思うので読んでいただき、少しでも医療現場の現状について伝えられると嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

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