コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~ 

医療

今回は、コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~  について紹介します。

私は現在、コロナ禍で総合病院の病棟看護師として働いております。

そんな私が今回は、今話題になっている新型コロナウイルスワクチンについて詳しくお話しようと思います。

コロナワクチンについては賛否両論あり、副反応もあるため、接種するかしないかは、迷うところだと思います。

 

新しいワクチンのため、長期的なデータも出ていないことから不安な方も多いと思います。

私自身も不安がありましたが、医療スタッフである私たち看護師は半ば強制的にコロナワクチン接種をすることになったのでした。

それでは、コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~  について詳しくお話していきます。

 

コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~ 「1回目投与」

医療スタッフは、優先的にワクチン接種を推奨され、私たちの病院のもとにもワクチンがやってきました。

ワクチンにもさまざまなメーカーがあり、アストラゼネカやモデルナ、ファイザーなどが有名どころだと思います。

私が接種したのは、ファイザーのワクチンでした。

ファイザーのコロナワクチンの特徴としては、発症を防ぐ効果は95%、イギリスやブラジルの変異ウイルスに高い効果があるとされています。

前置きとしてコロナワクチンは筋肉注射で、上腕に投与します。

私の経験上、筋肉注射は痛いという認識がありました。

ニュースをみるたびに

「痛そうだな・・・。」

と思って接種している映像を見ていました。

 

痛みや副反応など不安な点もたくさんありましたが、いよいよ接種当日を迎えました。

まず、医師から

今日は具合が悪いところや発熱はありませんか?

アレルギーや喘息はありますか?

などと問診され、接種するブースに案内されます。

腕をだらっと下げて力を抜いてください。

と接種する看護師に指示され、いよいよドキドキの接種の瞬間です。

針が刺さった瞬間は、少しチクっとしますが、薬液を注入されている感覚は全くなく、拍子抜けするほどあっという間にワクチン接種が終わりました。

私たち医療スタッフは毎年、インフルエンザワクチンをするのですが、そちらの方がずっと痛いです。

筋肉注射だったのに痛みがあまりにもなくて驚き、ほっとしました。

その後は、15分ほど椅子に座って安静に待機します。

これはアナフィラキシーショックなどの重篤な副反応の有無を確認し、すぐに対応できるようにするためです。

何事もなく、15分が過ぎ、無事に接種を終え、私は仕事に戻りました。

夕方自宅に帰宅してからも特に副反応が起きることもなく、安心していました。

 

 

しかし、夜就寝前頃から軽い筋肉痛のような症状がありました。

特に我慢できないほどの痛みではなく、鈍痛といった感じです。

 

翌朝。

目を覚ますと、昨日よりも筋肉痛のような痛みがやや強くなっており、腕を動かすと、角度によっては違和感と痛みがあります。

発熱や頭痛などはなく、若干腕の違和感と鈍痛があったっものの、問題なく仕事を終えました。

2日目の朝には、痛みもなくなり、普段通りの生活を問題なくできました。

 

 

接種したスタッフの中には、首や背中の方まで筋肉痛が広がり、腕が上がらなく、服を着るのも大変だと言っている人もいました。

私の周りでは、痛みが強かった人は、筋肉が多くある男性が多かったです。

筋肉注射のため、筋肉量は多かれ少なかれ影響があるのかな、と思いました。

 

 

コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~ 「2回目投与」

1回目のワクチン接種から3週間後、2回目のワクチンを打つことになりました。

2回目のワクチンの方が副反応が重いことを聞いていたのでドキドキしながら受けました。

1回目と同様上腕に接種したのですが、私の個人的な感想としては、1回目の接種の時よりも薬液が入っているときの違和感があり、やや痛かったです。

 

痛いと言っても、インフルエンザのワクチンに比べると痛みはかなり少ないです。

 

15分間の安静時間も問題なく、その日は休みでワクチンを打つためだけに病院に来ていたのでそのまま帰宅しました。

帰宅後も特に違和感はなく、

もっと副反応が重いと思っていたけど良かった。

と安心していました。

 

しかし、1回目同様、就寝前頃から腕が徐々に痛くなってきており、夜は打った部位を下にして寝ることができず、寝返りをするのもこわかったです。

体勢に注意しながら寝ようと思っていたせいか、熟睡できず、寝不足のまま朝を迎えました。

次の日が1番副反応が重いとされており、私の周りのスタッフでも38℃台の高熱が出た人が多くいました。

そのため、寝る前に予防的に市販の解熱剤を服用して寝ました。

そのおかげで夜中に熱が出ている感覚はなかったのですが、薬が切れた朝方、なんだか体が熱い感じがして熱を測定しました。

 

37℃台後半の熱があり、ざわざわと寒気があり、倦怠感もありました。

その日は日勤で人手不足のため、休むこともできなかったので倦怠感・寝不足・微熱のまま日勤をしました。

腕も前日より痛みが強く、体の節々が痛みます。

前日に同じくワクチン接種したスタッフの中には発熱はなくても、倦怠感がかなり強いと話すスタッフもいました。

副反応は個人差があるので一概には言えませんが、確かに言えることは全員、1回目よりも2回目の方が症状が強く出ていたことです。

これは医学的に言うと、1回目に接種したワクチンのおかげで免疫が作られ、同じウイルスが2回目、体内に入ったときに体が反応し、菌をやっつけようとするために高熱が出たりします。

そのため、副反応が出ることは逆に言うと、しっかりと免疫がつきましたよ。

という意味でもあります。

それは嬉しいことではありますが、体がつらいのでみんな複雑な心境でした。

接種2日目には倦怠感も発熱も軽減し、腕の痛みは若干残りますが、接種翌日と比べると体はずっと楽になりました。

そのため、私の個人的な感想としては、接種翌日の体の不調を乗り切ればあとは問題なく日常生活を過ごせますのでそう考えるとワクチン接種のメリットの方が大きいのかな、と思います。

コロナワクチンの効果持続期間は、まだはっきりはわかっていませんが、おそらくインフルエンザワクチンのように医療者は毎年接種する必要があるとされています。

 

まとめ:コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~ 

今回は、コロナワクチン接種についてのお話をしましたが、読者のみなさまはコロナのワクチン接種はどうする予定ですか?

コロナワクチンを打てば、コロナ感染のリスクが大幅に下がるということは確かなので接種することはおススメしますが、副反応には個人差があるので悩みどころですね。

私の周りでも副反応が全くなかった、というスタッフもいました。

今回の内容が、少しでもみなさんの役にたてばうれしいです。

 

コロナの現状④~看護師が赤裸々に告白します~ について読んでいただきありがとうございました。

次回もお楽しみに♪

 

 

 

 

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