今回は、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった……」ネタバレ感想 を紹介します。
魔法学園の夏休みに入りました。
果たしてカタリナは、どんなふうに休みを満喫するのでしょうか?
それでは乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった……」ネタバレ感想 についてみていきましょう。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった……」ネタバレ
華麗なる夏休み
夏休みがやってきました。
実家に戻ったカタリナは、庭師のトムさんによりリアルな蛇のおもちゃを用意してもらい、来たる破滅エンドのために、蛇を投げつける訓練をしていました。
「あの……これはいったい……」
「蛇のおもちゃを自然に投げる練習よ! いざという時が来たら、これで相手に隙を作るの!」
頭を抱えるメイドのアン。
アンはカタリナの母親と二人で庭を眺めていました。
「転んで頭をぶつけてから、あの子はすっかり変わってしまったわ。わがままだった昔より、問題児になってしまって……」
だけど、カタリナのおかげで色々なことが変わったというアン。
メイド長のジョアナも庭師のトムも、誰とも打ち解けることがなかったのに、カタリナの前では楽しそうにしていると言います。
勿論アンも例外ではありません。
そしてカタリナの母親も、夫と本音で話せるようになり、クラエス家が明るくなったと言います。
……が、外から聞こえてきたカタリナの掛け声が気になり、話が止まってしまいました。
「よっこらせーの、どっこい……」
「カタリナ! その妙な掛け声をおやめなさい!」
キースの悪夢
木の下で、カタリナとキースは涼んでいました。
芝生の上に寝転がるカタリナ。
その姿を見て、キースは昔のことを思い出します。
幼い頃、二人で芝生の上で寝ていたキースは悪夢にうなされていました。
前の家の兄弟が、呪うようにキースを罵倒する夢です。
それを慌てて起こすカタリナ。
カタリナは、悪夢を見て苦しそうなキースをとても心配していました。
「大丈夫よ、キース。また怖い夢を見たら、私が起こしてあげるからね!」
それからキースは悪夢にうなされることはなくなりました。
眠るカタリナの頬に触れ、顔を近づけるキース。
そのとき、カタリナが目を覚まし、ところてんが食べたい、と起き上がりました。
「またわけのわからないことを……」
キースはカタリナに呆れてしまいました。
湖へ
カタリナが畑仕事をしていると、ジオルドが湖へ誘いに来ました。
馬車に乗って湖へ向かう二人。
熱いですが、ジオルドの距離は何故か近いです。
そこへ、馬車を止めてキースがやってきました。
「姉さん、無事?」
キースは社交界の集まりへ行っていたのですが、アランからジオルドは一人で出かけた、と聞き、追いかけてきたそうです。
ハッとするカタリナ。
(そうかっ! つまりキースは、どうしても私達と一緒に出掛けたかったのね!)
まだまだ寂しがり屋なところがあるのね、と微笑ましく思うカタリナ。
カタリナはキースを誘い、三人で湖へ出かけることになりました。
「本当に君の執念深さにはびっくりですよ、キース」
「いえいえ、それほどでも」
二人とも仲良しね、と笑うカタリナ。
折角なので、友達全員を湖へ誘うことになりました。
いつものメンバーで湖にやってきたカタリナは、ボートを発見します。
二人で乗ろう、とジオルドが誘うと、キースとメアリが止めに入りました。
ソフィアとマリアも、カタリナと一緒に乗りたいようです。
カタリナを巡ったやんわりとした言い争いが起きている中、アランは不思議に思いました。
「そもそもボートとはそんなに楽しいものなのか?」
「ボートの楽しさを知らないなんて、まだまだお子様ですわねアラン様」
誰がボートを早く漕げるか競争する、と言い出すカタリナ。
アランはこの挑戦を受けることにしました。
ボート
くじ引きにより、ボートはマリアとソフィア、ジオルドとキース、アランと二コル、カタリナとメアリ、という組み合わせになりました。
初めてにしては上手だな、と二コルに褒められるアラン。
ですが、カタリナに簡単に越されてしまい、カタリナはメアリが抱き着いてきたことにより、ボートを転覆させてしまいました。
昼食を食べる女子四人と男子四人。
お兄様もとても楽しそう、とソフィアは言いますが、カタリナ達三人はその違いが全く判りません。
話に花を咲かせていると、白鳥がカタリナのお菓子を取っていきました。
スカートの持ち上げて白鳥を追いかけるカタリナ。
キースとアランは、少し照れながらも呆れています。
そんなカタリナを見て笑うジオルドを、二コルはじっと観察していました。
「昔はそんなふうに笑うことはなかったな。顔で笑っていても、いつもどこか退屈そうだった……」
「そうかもしれません。でもそれは二コル、あなたも同じでは? あなたが笑うのは、彼女の前だけですよ」
そんなことは……、とカタリナを見つめる二コル。
帰り道、キースとジオルド、そして無防備に眠るカタリナを乗せた馬車の中で、クラエス家はどんな教育を受けているのか、とキースに尋ねるのでした。
ソフィアとお買い物
『魔性の伯爵シリーズ』の新作を買いにソフィアと町に出るカタリナ。
カタリナ脳内会議では、破滅フラグに向けて動くべきだ、と案が出されていますが、ほとんど完全に夏休みモードです。
そこへ、魔性の伯爵(二コル?)らしき人物が現れます。
「私と一緒に、バカンスを楽しみましょう」
唯一残っていた脳内カタリナの一人も、それに魅了され、完全に休日モードに入るのでした。
ソフィアと二コルと共に町へやってきたカタリナ。
美形兄妹への注目が集まる中、カタリナはソフィアと共に町を楽しみます。
魔法の伯爵シリーズの新刊も無事に買え、帰る頃。
ソフィアはずっと昔、カタリナとこうして過ごしたことがあったような気がする、と言いました。
ソフィアと買い物をするのはこれが初めてです。
きっと気のせいだとソフィアは笑うと、買い忘れを思い出し、カタリナと二コルを残して、二コルに耳打ちをしてから店へ向かいました。
(お兄様、頑張ってください……!)
噴水の前で二人きりになった二コルとカタリナ。
二コルはこの日の礼を言うと、妹も自分もカタリナに出会って幸せだ、と言い、カタリナの頬に触れました。
「ずっとは望めないのは分かっている……だから、今だけでいい。君の傍にいさせてくれ……」
驚いて赤面するカタリナ。
ソフィアが帰ってくると、カタリナは二コルに頭を冷やされていました。
(そういえば、二コルは前に好きな人がいると言っていたわ。これほどの魅力があれば、落とせない人はいないはずね……)
夏休みのパーティ
夏休みのパーティには、生徒会長のシリウスも来ていました。
シリウスと挨拶を交わしていると、早速アランのピアノ演奏が始まります。
アランのピアノに聞きほれる客人たち。
アランはカタリナと目を合わせながら演奏を続けます。
演奏後、カタリナはアランに曲名を尋ねました。
今回初めて選曲した曲は、「愛しい君に捧ぐ」……。
好きな人を想って演奏したのね、と言うと、アランは取り乱しました。
やっぱりそうだ、とにやけるカタリナ。
(相手はメアリかな? それともマリア?)
そこへ、メアリが冷ややかな態度で、待たせている令嬢たちのもとへ行くようアランに言います。
婚約者がモテているのは嫌なのかな? とメアリに対して勘違いを抱くカタリナ。
見ると、メアリは真剣な表情を表情をしていました。
「危ないですわ、長年かけて自覚させないよう仕向けてきたのに……。これ以上敵を増やすわけにはいきません……!」
小声で呟くメアリ。
ゲームと違ってアランのことが好きではない、と思っていたカタリナはそんなメアリを見て、やはりアランが好きなのか、と思うのでした。
(アランの愛しい人が、マリアじゃなくて、メアリでありますように……!)
シリウスの好きな人
女の子達に囲まれ、大人気のシリウス。
シリウスは彼女達から抜け出して、カタリナのもとへ向かいます。
まだ婚約者のいないシリウスは、話はあってもなかなか決められないようです。
「もしかして、誰か気になる方がいらっしゃるとか?」
カタリナが訊くと、シリウスは黙ってしまいました。
(まずい! 失礼な質問だったかな?)
すると、シリウスがきっぱりと言いました。
「いませんよ。気になる人なんて」
妙な沈黙が流れます。
カタリナはシリウスに言われ、ダンスのパートナーであるジオルドのところへ行きました。
アランと踊るメアリ。それを見守るシリウス。
その様子を、女の子の集団が険しい顔で見つめていました。
夏休み最終日
夏休みの最終日になりましたが、カタリナは全く宿題をやっていませんでした。
キースに手伝ってもらい、一日かけて宿題を完成させることになったカタリナ。
キースを帰した後も、カタリナは一人黙々と宿題を続けていました。
(前世でも、夏休みの終わりはこうして宿題してたなぁ……)
前世の映像が流れます。
前世のカタリナは、友達のあっちゃんに『FORTUNE LOVER』の進み具合を訊かれていました。
「俺様王子とチャラ男は攻略できたんだけど、腹黒ドS王子はなかなか難しくて……。カタリナの邪魔がすごいんだよねー」
「私はもう全部クリアしちゃった!」
「えっ! もう? さすがあっちゃん! 早いわぁ」
「でもすっごく大変なルートがあってね、聞きたい?」
「ちょ、ちょっと止めて! ネタバレ禁止!」
……翌朝、机の上で、聞きたくない……、とうなされていたカタリナは、メイドのアンに起こされました。
懐かしい夢を見ていた気がする、というカタリナ。
ですが、忘れてしまったようです。
「お疲れになっていらっしゃるんですよ。徹夜で宿題をなさったので……」
アンの言葉にハッとするカタリナ。
見ると、宿題は進んでいません。
カタリナは屋敷に大声を響かせるのでした。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった……」感想
ほのぼのとした短編集のような回でしたね。
破滅エンドを忘れ、楽しく夏休みを過ごせているようで何よりです。
今回はメアリが面白かったです。
だんだんとカタリナへの愛が強くなってきました。
最初出会ったときは、あんなにお淑やかだったのに……。
今ではカタリナのおかげで、嘘のように気が強く……いえ、元気な子になりました。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった……」ネタバレ感想まとめ
今回は、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第6話のネタバレ感想を紹介しました。
破滅エンドという緊張がなく、とても癒される回でした。
次回からは再び学園生活に戻ります。
最後までご愛読ありがとうございました!
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