乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ感想 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

今回は、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ感想 を紹介します。

2021年7月に第2シーズンが放送される「はめフラ」!

そんな[はめフラ]のアニメ第1話のネタバレを、感想込みで紹介したいと思います。

それでは乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ感想  についてみていきましょう。

次回第2話はこちら

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ

 

プロローグ

「ついに……この時が来てしまった」
「私、カタリナ・クラエスは、ここで破滅を迎える……」

馬車で魔法学園へ向かう公爵令嬢――カタリナ・クラエス。
彼女はここで、恐れていた「ゲーム」がいよいよ始まろうとするのを感じていた。
そして、自分が破滅を迎えることも……。

だけど、そうはさせない。

「来るなら来なさい、破滅フラグ。この私が相手になってやる!」

とうとうやってきた学園の前で、彼女は挑戦的な笑みを浮かべるのであった。

前世の記憶、蘇る

 

遡ること数年前。
ソルジェ王国の王宮に、カタリナという我儘な少女がいました。
いつものようにメイドを困らせるカタリナ。
そんな彼女のもとに父親がやって来て、この国の第三王子――ジオルド・スティアートを紹介しました。

「初めまして、カタリナ様。ジオルド・スティアートです」

カタリナは、金髪の少年ジオルドと、花が咲き乱れる中庭を歩きました。
すっかりジオルドを気に入ってしまったカタリナは、彼にベッタリです。
対してジオルドは、少し困惑しています。
そこに、銀髪の少年が現れました。
こちらを見るなりそっぽを向くその少年に、カタリナは腹を立てました。

「何よ! 失礼な方ね」
「あれは弟のアランです」
「まあ、ちっとも似てらっしゃらないのね」
「……よく言われます」

ジオルドが一人で歩き出し、カタリナは慌てて後を追いかけます。
しかし、外れかけた石畳に足をぶつけ、転んでしまいました。

そのとき、カタリナの脳裏に不思議な光景が駆け巡ります。
女性の腕で泣く赤子、ランドセルを背負い木に登る少女、犬に追いかけられる女子高生……。
『FORTUNE LOVER』というゲームの画面を見たとき、カタリナは思い出しました。
これらは皆、17歳で交通事故で死んだ、前世の自分の記憶だったのです。

ジオルドやメイド達が取り囲む中、カタリナは慌てて起き上がり、また気を失ってしまいました。

破滅する……!

数日後のクラエス邸。
額を怪我したカタリナを心配し、ジオルド王子が見舞いに来ていました。
ジオルドの謝罪に謙遜するカタリナ。額に出来た傷も、掠り傷だと言って平気な素振りを見せます。
それに驚くジオルドとメイド。
カタリナはよくても、社交界ではそうも行きません。今後の婚姻に影響が出る、とジオルドは説明しました。

(社交界かぁ……貴族社会は面倒なことが多いわね。それに比べれば前世は自由だったなぁ)

ジオルドが帰るとすぐに、メイドがカタリナに飛びつきました。
カタリナが物思いにふけ、適当な返事をしている間に、ジオルドとの婚約が決まったというのです。

「なんですってえぇー!」

父親も母親も二人の婚約を喜んでくれましたが、カタリナは素直に喜べません。
ジオルド王子は傷を負わせた責任から、自分と婚約することにしたのですから。

自室のベッドで憂鬱になるカタリナ。
そこで、前世で夢中になっていた乙女ゲームと、今の状況が似ていることに気づきます。
ドSの腹黒王子と、額に出来た傷を理由に王子を束縛する悪役令嬢……。
彼女の名前は確か、「カタリナ・クラエス」でした。

ここが乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界かもしれない、と焦ったカタリナはゲームのシナリオを整理します。
ゲームの主人公――マリアのライバルであるカタリナ・クラエスは、どのエンドを迎えても国外通報か殺害されるという悲惨な結末しかありません。
それが本当かどうか調べてみましたが、やはりここは『FORTUNE LOVER』の世界のようでした。
つまり、カタリナは……、

「このままだと破滅する!」

カタリナ脳内会議

この先訪れる破滅エンドを回避するために、カタリナ脳内会議が開かれます。

魔法学園に入学し主人公のマリアをいじめる、というゲーム通りの展開を回避する、という案が出されますが、それだけでは不安です。
土の魔法が使えるカタリナは魔法学園に入学しなくてはならず、腹黒王子のジオルドもカタリナを陥れる可能性があるからです。

そこで、脳内勝気カタリナが案を出しました。
今から剣の腕を磨き、更に魔力を高めるというものです。
そうすれば、殺されそうになった時に反撃出来るし、国外通報されても職には困りません。

脳内会議内のカタリナ全員が納得し、会議は終了しました。

魔力の源と対話

 

将来の破滅エンド回避のために、奮闘するカタリナ。
剣の鍛練に勤しみ、己の魔力の源(土)と対話するため、畑仕事を始めます。

そこへやってきた母親とジオルド達。
令嬢とは思えぬ格好で土まみれになるカタリナを見て、母親は卒倒します。

「こんにちは、カタリナ様。何をされているのですか?」

ジオルドの笑顔に警戒心を抱きながら、カタリナは正直に答えます。
土と対話をするために畑仕事をしている、と聞いたジオルドは、衝撃を受けつつも好意的に捉えてくれました。

婚約の件で正式に挨拶をしに来たジオルドは、カタリナの手にキスをします。
そこで、カタリナはハッとしました。

(やってしまった……!)

第二の破滅フラグ

 

夜のクラエス邸。
ゲームの展開通りになっていくのを不安に思うカタリナのもとに、父親が一人の少年を連れてやってきました。

「カタリナ。今日から君の義理の弟になるキースだ」
「よ、よろしくお願いします……」

カタリナは焦りました。

(第二の破滅フラグがやってきたぁっ……!)

ゲームの中のキース・クラエスは、兄弟やカタリナからいじめられ、孤独な生い立ちを過ごしていました。
寂しい心を癒すかのように女遊びに興じていたキースは、やがて主人公と恋をします。
それを邪魔したカタリナの結末は、国外通報か魔力を使って殺されるかのどちらかです。

再びカタリナ脳内会議が開かれました。
キースは身内なので、いつ何時手にかけられるかわかりません。
しかし、キースを孤独にさせなければ破滅フラグが訪れることはありません。
キースを思う存分可愛がる、という結論で会議は終了しました。

キースの魔法

早速キースと親しくするカタリナ。
遠慮がちなキースと仲良くし、畑や川に連れ出します。
木登りの途中足を滑らせたカタリナは、下にいたキースを踏みつぶしてしまいました。
心の底からキースを心配するカタリナ。
これまで孤独に過ごしていたキースの心は、少しずつ動いていくようでした。

剣の稽古の帰り。カタリナはキースに土の魔法を見せてほしいと頼みます。
一瞬当惑するキース。
ですが結局、カタリナに魔法を見せることになりました。

キースが魔法で作った動く小さな土の人形を見ていると、カタリナはあることを閃きます。

(土人形を使えば、人件費はゼロ。国外追放されても、一財産築くことができるわ)

そこで今度は、大きな土人形を見せてほしいとキースに頼みます。
キースはあまり乗り気ではありませんでしたが、巨大な土人形を作ってくれました。
それに興奮するカタリナ。
近くへ駆けていくと、カタリナは土人形の大きな腕にぶつかってしまいました。

キースを救うカタリナ

カタリナを心配した両親が、目を覚ました彼女にキースのことを説明しました。
キースは強い魔力を持っていますがまだ使いこなすことは出来ず、むやみに魔法を使わないよう周囲と約束していたそうです。
キースはその強い魔力で兄弟に怪我を負わせた過去がありました。
自分の魔力の恐ろしさは、キース自身も理解しています。
だから、自分のせいでカタリナが怪我をしたからどんな罰でも受ける、と言っていたようです。

「そんなっ……! 私のせいよ! 私が無理を言って魔力を使わせたの! それに、キースが注意してくれたのに、言うことを聞かないで人形に近づいたの!」

カタリナはキースに謝るため、部屋を飛び出しました。
しかし、キースは自室に閉じこもってしまい、出てきません。
しかもメイドが言うには合鍵もキースが持っていったというのです。

「私よ! キース! ドアを開けてくれない?」
「すみません……それは出来ません……」
「何で……?」
「僕はもう姉さんの傍にはいられないんです……」

これではゲームの展開と同じです。
カタリナは説得を続けました。

その頃、キースは昔のことを思い出していました。
鳥をいじめる兄弟を止めようとしたとき魔力が暴走……兄弟に怪我を負わせ、周囲はキースを恐れ、遠ざけるようになりました。

(これでいい……。こうして一人でいれば誰も……大切な人を傷つけずに生きていける……)

そのとき、カタリナの声がしました。

「キース! ドアの近くにいるようだったら離れてね!」

カタリナは斧でドアを壊し、中に入りました。
そしてキースに泣いて謝りました。

「僕が……怖くないの……?」
「え……?」
「今度は姉さんを……。僕は魔力で人を傷つけてしまうから……!」

震えるキースの手を掴み、カタリナは言いました。

「怖いわけないじゃない。これから訓練すればいいのよ。私と一緒に、頑張りましょ!」
「一緒に……いてくれるの?」
「もちろん! これからもずっと一緒よ、キース!」

涙を流すキース。
そこへ、ドアを壊したことに怒った母親がやって来て、カタリナを連れて行きました。

 
(C)山口 悟
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ感想 

なかなか気持ちの良い主人公で、観ていて気分がいいですね!

公爵令嬢でありながらも、土まみれになって畑仕事に勤しむカタリナ……。

このギャップがいい感じです!

そして、そんなカタリナに惹かれていくジオルドやキース。

本人はただ破滅フラグを回避したいだけなのに、その行動や性格が自然と人を引きつけていく、というところがとても面白いです!

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ「1話前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ感想まとめ

今回は、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第1話のネタバレ感想を紹介しました。

前世の記憶は取り戻したばかり。

果たしてカタリナは、無事破滅フラグを回避することができるのでしょうか?

最後までご愛読ありがとうございました!

コメント

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました