【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ感想

転スラ

今回は【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ感想を紹介します。

シオン、ランガとともに、いよいよワルプルギスの会場へ向かったリムルですが、そこは化け物レベルの魔王の巣窟です。

今回のワルプルギスはクレイマンの発案ですから、何かしらの策略がないとも言い切れません。

そんな中リムルはどう行動していくのでしょうか?気になるところです。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

では【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ感想についてみていきましょう。

 

【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ

暴風竜の噂

「聞いたか?暴風竜の噂。」

どこかの地域の民がこんな噂話をしています。

曰く、戦争で流れた大量の血により封印が解けたとか、テンペストに攻め込んだファルムス軍はその怒りに触れて死体すら残さず消えたとか、一部事実と異なるようですが概ね正しい内容です。

「じゃあ暴風竜は野放しなのか?」

当然、民達は不安に思います。それだけヴェルドラの力は強大です。

しかし、そうでもないらしい、と民は続けます。魔物の国の主と英雄ヨウムの説得に応じて、今はテンペストをねぐらにしている、と語ります。

実はこの噂、ヨウムが流したもののようで、この民も直接ヨウムに聞いていました。リムル達の作戦は順調のようで、民達も安心している様子です。

その噂を遠くの地から水晶越しに観察している者がいました。

魔窟

扉を潜り、ワルプルギスの会場に踏み入ったリムルですが、始めに目にしたのは魔王ギィ・クリムゾンでした。

一見、ムラのある魔素量で妖気を制御できない未熟者に見せかけていますがこれは偽装である、とリムルは見抜きます。

解析能力がない者は論外で偽装に気づけるかどうかをギィが判断している様子です。リムルですら、本当の実力などまるで予測がつきません。

「座ったらどうだ?扉の前に突っ立っていたら邪魔だろう。踏み潰されても知らんぞ。」

ギィがそう言った直後、扉からリムルの倍以上ある大男が出てきました。

ヴェルドラが喧嘩相手と言っていた巨人族の魔王「ダグリュール」です。隠す気もないのか出鱈目な魔素量があふれ出ていてヴェルドラといい勝負をしそうです。

そういえば、ヴェルドラが話していた喧嘩相手に吸血鬼の魔王もいたはずです。今はヴァレンタインという男に代替わりしているそうですが、まだ来ていないのか姿が見えません。

などと考えていると、扉から犬歯の目立つ男が入ってきました。魔素量もなかなかのものです。などとリムルは入ってくる魔王の観察をしていると、ふと違和感に気づきます。

後ろの従者のメイドのほうが魔素量が多いのです。妖気がランダムに変質しているのでわかりにくいですが、リムルは自身のスキルである智慧の王「ラファエル」も同じ見解のようです。

魔素量の大小が戦闘を想定した場合必ず強さの優劣に直結するわけではありません、事実、リムルはスキル無しでハクロウと戦った場合、負けてしまいます。ですので、強さに関しては参考程度にはなりますが、何者でしょうか?

もしかすると、ヴェルドラが喧嘩相手と話していた、前吸血族の魔王なのでは、などと考えていると、次の魔王があくびをしながら入ってきました。

けだるげな様子の男で、ラミリスとすぐに会話をはじめました。名前はディーノと言うようで、ラミリスと軽く会話をした後、隣のヴァレンタインには挨拶もなしに寝始めました。

軽い性格だな、という印象を覚えつつ、他の魔王と同様にリムルは鑑定をはじめると一瞬で感づかれてしまいました。どうも鑑定を妨害しているようで実力は測れません。

見た目で判断しないようにと、と再度認識しているとまた、扉が開きます。

有翼族(ハーピィ)の魔王フレイです。その色香にリムルは惑わされていると、シオンが口を開きます。

「後ろの従者の男・・・なんだか気になりませんか?」

フレイの後ろについてきているライオンの顔に翼を持った者が気になるようです。

鑑定により、魔素量はかなりのものですがこの場においてはそこそこという評価です。

しかし、気になる点があります。

リムルの記憶にあるような気配なのです。ラファエルに問いかけ、その答えを聞こうとした直後、またも扉が開きました。

魔王レオン・クロムウェルとの因縁

「お前がリムルか。」

リムルの目的の一つ、魔王「レオン・クロムウェル」が姿を現します。

 

シズさんをこの世界に召還し、炎の精霊「イフリート」と同化させた人物で、シズさんの未練といえる存在です。

「そうだよ。何か用でもあるのか?」

リムルの雰囲気はいつもの柔らかい雰囲気と違って見えます。

「いいや、その姿を見てふと懐かしく思っただけだ。」

リムルの姿を見て、そう答えます。魔王レオンもシズさんのことを覚えているようです。

その言葉を聞き、リムルはシズさんの死をレオンに告げました。

レオンもすでに知っていた様子で特に驚きもせずに、

「彼女は人間として生きることを望み、そして死んだのだ」

と、暗にこちらに非はないと告げます。

イフリートを受け入れ魔人となっていれば生き長らえていたのですが、そうしなかったのは彼女の意思です。

ですが、レオンにも思うところはあるのか、もしくはリムルに興味があるのか、リムルを自身の城へ招待するから文句があるなら来るといい、と告げます。

リムルもレオンとは話したいことが山積みなので、この招待を受けました。

「もっとも・・・お前がこの場を生き残れたらだがな。」

不穏な気配の中、扉が開きミリムとクレイマンが姿を見せました。カリオンは行方不明なのでこれで魔王八柱、揃いました。

リムルは、クレイマンと初対面なので、あのすかした男がクレイマンか、などと認識していました。

次の瞬間、

「さっさと歩けウスノロ。」

なんとクレイマンがミリムの顔を殴りつけました。魔王一同は驚愕の表情を見せます。

ミリムの性格や実力を考えると、本来ありえないことなのですが、ミリムは何事もなかったかのように、無言で席につきました。

その反応を見て、満足そうな表情を浮かべたクレイマンはワルプルギスの開催を宣言します。

一方、リムルの心中は穏やかではなく、憤怒の表情を浮かべています。

「楽に死ねると思うなよ。お前の計略は全て潰す。ワルプルギスでも戦場でもな。」

開戦と奇襲

「一体どうなっているのだ!?」

クレイマンの軍を指揮しているヤムザは焦っている様子です。どうやら、ワルプルギスの前にユーラザニアの生き残りを掃討し魂を集めるはずだったようですが、肝心の住民がどこにもいません。

それどころか、獣人を追っている途中の部下が奇襲を受け死んでいました。

状況がわからないヤムザは、今起きていることを分析します。

奇襲はテンペストへ避難していた獣人の戦士団でしょうか?三獣士はクレイマン軍の動きを察知して対策に出た可能性もあります。ですが、たとえ援軍を送ったとしてもテンペストからでは距離的に到底間に合いません。

などと可能性を考慮していると、まとも新手の軍勢から奇襲を受け始めます。

一体どこから来ているのか検討もつかないヤムザは焦りを見せます。

「ゲルド始めろ。」

奇襲を仕掛けていたのはリムルを説得していたベニマル達でした。ベニマルの合図でリムル陣営は一斉に距離をとっていきます。

その動きに、追えば罠を仕掛けてくると踏んだクレイマン軍はその場にとどまることを選択しますが・・・

ゲルドがエクストラスキル「土操作」を発動させ、クレイマン軍は大穴に落とされてしまいました。

飛翔能力を持った一部の者達は、危うく難を逃れ全滅を避けています。

ですが、ベニマルの采配はこれで終わりではありません。空中には、ガビルを筆頭にリムル陣営の飛翔戦力が待ち構えていました。

「大人しく落っこちておれば、痛い思いをせずに済んだであろうに。」

難を逃れていた者も、一人残らず叩き落としてしまいました。

見事にはまったベニマルの采配、勝負は決したと言える状況です。敵方に挽回の策はないでしょう。

同行しているユーラザニアの三獣士「アルビス」は、ベニマルの采配に感心しています。自分ではここまで的確に兵を動かせないからです。

ベニマルからすれば、リムルを説得してまで仕掛けたので勝って当然です。だからこそ油断や失敗はできません。

などと話しているとアルビスはベニマルに跪きました。

獣人の指揮権はテンペストに委ねているので、総大将はベニマルであるという考えのようです。

ベニマルはこれを承諾し、アルビスを副官に任命します。

これで本格的に指揮権を持ったベニマルは次の作戦について考えだします。戦場にはまだ幾らか強者の気配が残っています。

脅威を取り除くべく、タイミングを見てゲルド達をまた投入しよう、と考えていましたが、ここは獣人達の国です。テンペストの人間にばかり任せっきりなのはプライドが許さないようで、自分達に譲ってくれ、と三獣士達は懇願します。

軍の指揮は総大将であるベニマルに任せるので、自分達は今回の悪事を企てた敵軍中心の討伐へ向かう、と言います。

ここでベニマルは三獣士の意図がようやくわかりました。

自分達の国の戦争であるにも関わらず、ベニマルに総大将を素直に渡したのは自分達が出陣して今回の件の黒幕を自身らの手によって討ちたかったからなのです。

まぁどのみち出陣させようと考えていたのですが、謀られたような気持ちです。

「命令だ。好きに暴れて来い!」

ベニマルの掛け声と同時に三獣士は戦場へ飛び出していきました。

(C)伏瀬
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【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」感想

今回は、ついにワルプルギス・クレイマンとの戦争が始まりました。

テンペスト陣営が奇襲できた理由は恐らくリムルが転移させたのだと思われます。ワルプルギス出発前に転移術式を使いまくったと言っていたのはこのことだったのでしょう。

ワルプルギスも進行中ですが、是非ともリムルにはクレイマンへ是非とも鉄槌をくだしてほしいですね!

まとめ:【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ感想

今回は【転生したらスライムだった件】第78話「魔王達の宴」ネタバレ感想を紹介しました。

ついに始まったワルプルギスにて続々と魔王達が登場してきました。

実力でいうと化け物揃いの環境の中、リムルはどう動いていくのでしょうか?

また、戦争も始まったばかりですが、ベニマルの采配によってほぼ勝ち戦のようですね。

ですが、まだ始まったばかりです。どう転ぶのか楽しみに待ちましょう!

最後までご愛読ありがとうございました!

 

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