【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」ネタバレ感想

転スラ

今回は【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」ネタバレ感想を紹介します。

いよいよ目前となっている魔王達の宴(ワルプルギス)ですがリムルはお供を誰にするのでしょうか?

クレイマンとの戦争も間近で、街の防衛や戦争にも戦力が必要になり、どこに誰が参加するのか気になるところです。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

では【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」ネタバレ感想についてみていきましょう。

 

【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」ネタバレ

町の守護

「る・・・留守番・・・だと!?」

どうやらリムルは、ワルプルギスにシオンとランガを同行させるようです。それを聞いたヴェルドラは自分が選ばれると考えていたようで酷くショックを受けています。

「なぜだリムルよ!我ならば他の魔王どもにも引けをとらぬぞ!」

確かにヴェルドラなら実力面において、問題ありません。では、どうして?という疑問がわきます。

理由は、クレイマン戦にはテンペストの全軍で出動するつもりだからです。町の防衛を任せられるのはヴェルドラしかいません。

「頼んだぞ親友」

「リムルのやつめ、そんな言葉で我が言う事を聞くとでも・・・」

 

と、なんだかんだ言いつつ、すぐにヴェルドラは町に強固な結界をはります。町の守護はこれで安泰です。

ラミリスのお供

リムルとラミリス一行は樹一族(トレント)の集落を歩いています。

「でも本当にいいのリムル?師匠が留守番でさ」

いつの間にかヴェルドラに懐いたラミリスは、ヴェルドラのことを師匠と慕っています。おそらく、漫画をヴェルドラに借りた影響です。

なんなら自分の従者として付いて来てもらうのもあり、と考えているようですが、強いやつ侍らせて威張りたいだけだろ、とリムルに一蹴されてしまいます。

従者は二人までと決まっていて、ラミリスの従者の枠も埋まっています。

ベレッタとトレイニーです。

「ラミリス様のためならば、ジュラの大森林を離れ時空の果てまでもお供いたします!」

森の管理者であるにも関わらず、ラミリスに対し甘くなりすぎる様子です。ですが、実力、忠誠心ともに護衛として適任です。

「さて、護衛はここまででいいよゼギオン。」

森の中でリムルの護衛に来ていた「ゼギオン」と「アピト」。

蜂のような魔物はリムルを労い、蜂蜜を渡します。

「転位術式使いまくってたから疲れてたんだよね、んーうまい!」

蜂蜜をもらい癒されたリムルはなにやら作業を始めます。

「ちょ・・・ちょっとリムルさん?今のって「軍団蜂」(アーミーワスプ)じゃあ・・・?」

そういやそんなこと言ってた気がする、と流すリムルと対象的にラミリスは驚いた様子です。

ゼギオンとアピトは町が出来たばかりの頃、森でボロボロになっていたからリムルが保護していました。

もう一匹のほうもまさか・・・とラミリスの言動から察するとゼギオンとアピトはとても貴重な魔物なのでしょう。

一方ラミリスの話を流していたリムルはトレイニーの寄り代を作っていました。

精神生命体であるトレイニーは本体である大霊樹から精神体を離脱させて行動することが可能です。しかし、あくまでも本体は樹木なので離れすぎれば接続が切れてしまう可能性もあります。

そこで、ラミリスのお供として行動できるように、大霊樹で作った人形とベレッタの聖魔核を参考に作った宝珠を心臓として組み込みます。そうすることでトレイニーは本体ごと移動できるようになりました。

これで準備を終えたリムルは、町に戻る最中ミリムの領地の民を案じています。

現在ミリムの領地にはクレイマンの軍が駐屯しています。滞在を許しているということは、友好的な関係とも考えられますが、ミリムの暴走を盾に協力を余儀なくされている可能性もあります。

思念伝達でクレイマン軍の指揮官を見たミュウランが

「この者の名前はヤムザ、悪徳を極めた下種です。」

と言っていました。

ヤムザというものが、最低限の良識を持っていることを願い、帰路につくのでした。

忘れられた竜の都

ワルプルギス三日前にミリム領地にて。

「す、すみません。ですがそれはミリム様のものでして・・・」

クレイマン軍総司令官「氷結魔剣士ヤムザ」とミリムの領地の領民「ヘルメス」が食料について話しています。

ミリムからの勅令書により、領民はクレイマン軍の支援を行っています。

不穏な気配を感じ、神官長である「ミッドレイ」が割って入ります。

クレイマン軍に提供した食料で倉庫が三つ空になっていて、これ以上の援助は厳しい様子です。民が食うに困るとミリムが悲しまれます、と穏便な対応をするミッドレイに、

「魔王ミリムが勝手に動いたのだ。その尻拭いをしてやっている我が軍に対し貴様らは礼を尽くすのが当然だろうが!!」

とヤムザは言い放ちます。この様子では領民は渋々従っているようです。

その主張にミッドレイは、重ねて失礼した、つい自分達の事しか考えていなかった。と流し弁明します。

ヤムザの狙いはカッとなってくれると御しやすいと考えての行動でミッドレイ達領民へ高圧的な姿勢をとっています。

協力する機会を差し上げよう、と尚も続けます。

ユーラザニアの残党狩りは我らで十分だから物資の運搬をしてもらおう、と命令し、

「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!食料を奪われた上に人手まで取られるのは・・・」

ヘルメスが異論を唱えようとしたその瞬間、ヤムザはヘルメスの腕を切り飛ばします。

「黙れよ、三下め。見せしめに殺してやってもいいのだぞ?」

この野郎、調子に乗りやがっ・・

ヘルメスの我慢も限界と思われた直後、ミッドレイがヘルメスを蹴り飛ばしました。

これにはヤムザも驚いた表情を見せます。

「いやはや、何度もすみませんなヤムザ殿。この馬鹿には良く言い聞かせておきますので、ここはワシの顔に免じてどうか。」

この対応にはヤムザも刃を収めざるを得ません。明日の朝には出立するから速やかに準備せよ、と言い残し去っていきました。

その後、ミッドレイの治療によりヘルメスは切り飛ばされた腕を治してもらいます。

「ミリム様の民を傷つけるとは・・・」

ミッドレイは激怒していますが、ヘルメスからすると回し蹴りも大概だったようです。もちろん庇ってくれたのはわかっているようですが。

ミリムのために用意しているご馳走に手をつけられたのが事の経緯のようですが、そこにあるのはただの野菜盛りでした。

あの野菜盛りが嫌でミリムが帰ってこないのでは?とヘルメスは本気で思っている様子です。テンペストの食事をものすごく気に入っていた原因の一端がこれかもしれません。

全面戦争間近!?

「わかった、では許可は出すけど・・・くれぐれも状況を見極めるようにな。無理はするなよ。」

作戦中のベニマルから連絡を受けていたリムル。

内容はクレイマンの城を攻めるというものでした。それもシュナまで加わってリムルを説得しています。

その話を聞いたヴェルドラは自分も参戦できる!と考えたようですが、

「お前は留守番だぞ。」

見透かされまたも留守番を言い渡されてしまいます。

リムルも陥落させるかはともかく、フレイに連れ去られたカリオンが囚われている可能性がありますし、敵の本拠地の調査は必要だと考えていました。それに、シュナの気持ちもわかります。

そのため、渋々ではありますが許可を出したようです。

ワルプルギスへの迎えを待つ間、ヴェルドラに魔王について聞きます。ヴェルドラは過去に何度か魔王と戦った経験があるようです。

まず、二千年近く前に吸血鬼族の都の都を滅ぼした話になります。そこを統べる女吸血鬼が魔王の一柱でした。

「ヤツめ滅茶苦茶にぶち切れておってな。良い遊び相手になってくれたものよ。」

都を滅ぼされたらぶち切れるのは当然だと思いますが、ヴェルドラは気にしていない様子で楽しそうに笑っています。

現在、吸血鬼族の魔王は代替わりしており、「ヴァレンタイン」という男になっているので、その当時の魔王とは会うことはないかもしれません。

他にも巨人族の魔王ダグリュールとは何度か喧嘩したか勝負はついていない、と語ります。ヴェルドラは遊び相手と言っていますが、ヴェルドラの力量を考えると恐ろしい実力の持ち主です。

「そういえば師匠ってギィとは戦ったことないの?」

ふと疑問に思ったラミリスは問いかけます。

その質問に、あんな何もないところには行く必要はない、明らかな動揺を見せ、誤魔化しました。

その反応えを見たラミリスも察したのか、ギィは強いからと納得しています。

「ギィはこのアタシと同格、最古の魔王の一人だからね!」

と胸を張るラミリスですが、それを見たリムルはギィが大した事ないように思えてしまい、絶対油断しないよう気をつけよう、と胸にとめます。

そうこうしていると、どこからともなく扉が現れました。空間を繋げる扉で中から「ミザリー」と呼ばれるディアブロと同等の悪魔が現れます。

 

「どうぞこの門を通りワルプルギス、その会場へお進みください。」

ミリムにレオン、クレイマン、ヴェルドラと渡り合えるようなやつらに悪魔公(デーモンロード)を従える魔王、文字通り魔窟のようなところです。

 

「よし。行くか。」

そう言いリムルはランガとシオンをお供に進んでいきました。

 

(C)伏瀬
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【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」感想

今回は会戦前の各陣営の様子が描かれていました。

個人的にもリムルの護衛を予想していて、実力的にハクロウ、ベニマルあたりかな?と考えていたのですが、まさかシオンとランガになるとは思いませんでした。

シオンは秘書でランガはリムルの影に潜んでいるから、ということでしょうか?もちろん、二人とも実力は申し分ありません。

また、クレイマン軍との戦争の話も着々と進んでいます。シュナまで加わって、リムルを説得していたので、よほどリムル陣営はミリムの件で怒っているかが伺えます。

これからどきどきの展開が続くことは間違いないので、期待して待ちましょう!

 

まとめ:【転生したらスライムだった件】第77話「会戦前夜」ネタバレ感想

今回は、いよいよワルプルギスに乗り込むリムルとクレイマン軍サイドの様子が描かれていました。

ヴェルドラの話からも分かるとおり、他の魔王たちの実力も化け物クラスと思われます。

そこに乗り込んでいくリムルはいったいどうなるのでしょうか?

また、クレイマン軍との戦争も間近となっており、こちらもどきどきの展開となりそうです。

次回以降も楽しみです!

 

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