【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ感想

転スラ

今回は【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ感想を紹介します。

前回ワルプルギスがクレイマンの発案により行われると、魔王ラミリスから報せをうけたリムルですが、リムル達はワルプルギスに向けてどう行動するのでしょうか?

また、他の魔王達の思惑も気になるところです。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

では【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ感想についてみていきましょう

 

【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ

魔王達の宴(ワルプルギス)とは?

人魔会談も無事に終わり、ラミリスにワルプルギスについて説明をお求めます。

「元はただのお茶会だったのよ。アタシとギィとミリムだけの集まり。」

 

それが段々新しく魔王になった者達も参加するようになり、揉め事があれば多数決で決めたりする場になったとラミリスは言います。それを千年前に人間が「ワルプルギス」と呼ぶようになったというのが始まりです。

 

当時は大戦で混乱してた頃で、人間からしたら魔王が集まって何か話し合ってるなんてそれだけで不吉だったんじゃない?とラミリスは言います。

大戦があったのか?と過去の話を聞いているリムルに、ラミリスは

「そ、五百年周期で発生する天魔大戦。」

さらっと重要な情報を告げます。

千年前にワルプルギスの呼称が知れ渡って、その時期に五百年周期で発生する大戦があったということです。

「おい、それって近々大戦が・・・」

「ってそんな過去のことは一旦おいといて。」

さらっと流してしまいます。今は今回のワルプルギスのほうが重要だと考えているからです。

魔王達の宴(ワルプルギス)への参戦

「リムルあんた、ワルプルギスに参加するつもりなの?」

ラミリスは深刻な表情で問いかけます。

リムルの思惑としては、ワルプルギスにはクレイマンも参加するのでこちらから出向くのも面白い、ということのようです。

この発言に対し、リムルの部下達は心配の表情を浮かべます。

クレイマン以外にも敵がいないとは限らないし、リムル本人の身を危険にさらす必要はないと考えているからです。

さらにクレイマンがワルプルギスに参加するのなら、クレイマンが城を空けるということを意味します。攻め入るこれ以上ない好機です。

周囲の発言に、それはそうなんだけど・・・と理解を示しますが、リムルにはもう一つワルプルギスに参加したい理由があるようです。

そう、魔王ミリムのことです。

ミリムの不可解な動向の裏にはクレイマンの影が見え隠れしています。ですが、それが操られているのか、自身の意思なのか、はわかっていません。

リムル陣営はミリムが裏切るなど絶対にありえないと思っているようですが、相手は海千山千の魔王です。その心を読みきるのは不可能であると、ソウエイは言います。

「いいえ!根拠はありませんがあれは絶対本気で懐いていました!!」

シオンらしいというか、潔く言い切ります。

ここでいくら話しても真相はわかりません。なのでミリム自信に直接問いただすしかないという結論で皆納得します。

この一連の会話を聞きラミリスも納得し、リムルの参加を認めさせる!と言い切ります。

「従者は二人までだよ!誰を連れて行くか決めておいてよね!」

そう言いラミリスは魔王ギィに連絡を取りにいきました。

その様子を見ながらリムルは物思いにふけっています。

「やっと顔を拝めそうだよシズさん。貴女を苦しめた男、魔王レオン・クロムウェルのな」

レオン・クロムウェルとギイ・クリムゾン

魔王ギィ・クリムゾンの城に魔王レオン・クロムウェルが来訪します。

「久しいな、息災だったか?よくぞ俺の呼びかけに応じてくれた。礼を言うぞ我が友レオン・・・」

と、ギィはレオンの頬に口付けをしようとしますが、レオンは男と付き合う趣味はないと一蹴します。

「お前が望むのなら。オレは女になってもいいのだがな。」とギィは言います。性別を変えられるのでしょうか?

二人は場所を移し、本題に入ります。

「それで、私を呼びつけるとはどういう用件だ?最初の魔王にして原初の悪魔の一柱、ギィ・クリムゾンよ」

ギィはディアブロと同じ原初の悪魔にして、初めての魔王である、と判明します。

用件は、直に開催されるワルプルギスにレオンを無理にでも誘おうということです。理由は今回のワルプルギスが面白いことになりそうだと考えているからのようです。

今回のワルプルギス、提案者は新参の魔王クレイマンなのですが、なぜか賛同者にミリムの名前がありました。

ギィとミリムは共に最古の魔王です。そんなミリムをクレイマンが懐柔しようとしたところで上手くいくはずがありません。ですが、ミリムが自分の意思で加担しているのなら話は別です。

もし二人に何らかのつながりがあれば、クレイマンからしょっちゅう嫌がらせを受けているレオンは、ミリムをけしかけられ獣王国ユーラザニアのように自分の領地も消し飛ぶということも有り得ます。

「本人の意思にしろ、操られているにしろ、カリオンの二の舞は御免こうむる」

この一連のやりとりからレオンはワルプルギスへの参加を決定します。

ここで、レオンは疑問に思います。ミリムの真意が読めないのか?と。

ですが、残念ながらバカの考えは読めない。オレの数少ない弱点なのだ。とギィは言います。

しかし、レオンからするとラミリスのほうが苦手なようで、何度も絞め殺してやろうと思ったと吐露します。

それを聞いたギィは、それまで和やかだった空気を一変させます。

 

「やめておけ、ラミリスを殺すならオレはお前の敵になる。」

レオンもそうなるのがわかっていたようで、本気で言ったわけではない、と受け流しますが。

負けると分かっている喧嘩を売ることはありません。ギィと渡り合えるのはそれこそミリムか暴風竜ヴェルドラくらいのものです。

暴風竜ヴェルドラの兄妹

「そのお話、とても興味深いですわ」

暴風竜ヴェルドラの姉、「白氷竜ヴェルザード」が自信の弟を話題がでて会話に参加します。

ヴェルドラは二年ほど前に消滅している、と思っていたギィはレオンから最近になって目覚めたという情報を聞きます。

ギィはその情報が確かなのか?と信憑性を問います。

この情報はレオンの放っている西側諸国の間者からの情報で間違いありません。

そうなってくるとヴェルドラの封印「無限牢獄」を解いた者がいて、ヴェルドラが暴れまわっていないのが不思議です。

ここでレオンは自分の仮説を話します。

「何者かがヴェルドラごと亜空間に移動させ、そして最近解除に成功した。暴れださないのは何者かに恩義を感じているとする」と言います。

なかなかぶっ飛んだ仮説で、勇者の封印を解けるといことは、魔王に匹敵する力を持っていることを意味します。

このレオンの仮説はほとんど正解で、恐るべき洞察力を持っていることが伺えます。

ヴェルドラの消滅と同時期にジュラの大森林に新たな勢力が台頭し始めたのも根拠の一つであり、この仮説があっているとすると、リムルにはヴェルドラがついていることを意味します。

ただの仮説で話半分で聞いてくれ、とレオンは言いますが、ギィはその仮説を全面的に支持すると、共感します。

直近でラミリスから、リムルの参加を打診されたギィはリムルに益々興味を持ちます。

「クレイマンが喧嘩を売った相手は調子に乗って魔王を名乗った阿呆か、それとも・・・」

いずれにしろ真相が気になるところです。       

(C)伏瀬
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【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」感想

今回はリムル陣営のワルプルギス参戦の決定と魔王陣営の思惑がわかってきた会でした。

ついにシズさんを召還した男、魔王レオンとリムルの対面が実現しそうです。

また、ヴェルドラの兄妹である白氷竜ヴェルザードも登場しました。これからどんどん大物の登場が予想でき、とてもわくわくします。

今後の展開に期待です!

まとめ:【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ感想

今回は【転生したらスライムだった件】第76話「魔王と竜種」ネタバレ感想を紹介しました。

リムルのワルプルギス参戦、ギィやレオンの動きが徐々に明らかになってきたのではないでしょうか?

謎に包まれていた部分が徐々に明らかになっています。

次回は、ついにリムルがワルプルギスへと乗り込みます。

魔王達の会談どうなっていくのか、どきどきです!

最後までご愛読ありがとうございました!

 

 

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