乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったアニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」ネタバレ感想!

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

今回は、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」ネタバレ感想 を紹介します。

次々と訪れる破滅フラグ……。

カタリナもおちおち安心していられません。

それでは乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」ネタバレ感想  についてみていきましょう。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったアニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」ネタバレ

ジオルドとアランからの招待状


前世で漫画やアニメにどっぷり漬かっていたカタリナは、ロマンス小説を読み終えて満足そうでした。

(ああ、この素晴らしさを、誰かと語り合いたい……!)

そんなカタリナのもとに、ジオルドとアランの二人が主催するお茶会の招待状が届きます。
二人が主催するなら、人はたくさん来るはずです。
カタリナはあることを閃き、一人意気込みました。

(そこで必ず、ロマンス小説仲間を見つけてみせるわ!)

その頃、ある白髪の少女は、自分がお茶会に招待されていることに驚いていました。

「ええっ……! 私がお茶会に……?」
「勿論、二コルも一緒よ」

母親が言うと、少女の兄は頷きました。
父親は、少しずつでも外の世界に慣れなければいけない、と少女に優しく話すのでした。

女の子が絡まれている!

お茶会の準備を進めるジオルドのもとへ、アランがやってきます。
完璧な兄にも苦手なもの(蛇)があると知ったアランは、それまでジオルドに出来ないことはないと思っていたようでした。
カタリナの行動を予測することは出来ない、と話すジオルド。
それは確かに、と笑うアランに、ジオルドはどこか不満げでした。

「あの子は僕の婚約者ですからね」
「え? ああ、そうだが……?」
「自覚はないのですか……でも、絶対に渡すつもりはありませんよ」

華やかなお茶会が始まり、カタリナはお菓子を楽しんでいました。
ですが、食べ過ぎたせいでお腹を壊しかけ、青い顔で会場を後にします。

限界を迎える前にお手洗いに行けるようになったカタリナ。
しかしその道中、苦手な犬に追いかけられ、カタリナは木に登って犬を避けました。

犬もいなくなったので、あとは降りるだけ……。
そう思ったのですが、木の下には子供たちが集まっています。
白髪の少女に悪口を浴びせる子供たち。
それだけ人がいる中に降りてしまえば、木登りしていることが噂になってしまいます。
ですが、限界が近いため、カタリナは子供たちの前に飛び降りました。

「そこをどいてくださいませんか?」

必死のカタリナの顔が睨んでいるように見えたのか、子供たちは白髪の少女を置いて逃げていきました。
カタリナは一瞬、白髪の少女の美しさに目を奪われていましたが、すぐにトイレへと駆けて行きました。

ソフィア

その頃、白髪の少女の兄――二コルは、妹を探していました。
二コルを見て噂をする客人たち。
妹のことで苦労して気の毒だ、と言われ、二コルはぎゅっと拳を握るのでした。

再び会場に戻ったカタリナのもとに、さっきの少女がやってきます。
少女の美しさに見惚れていたカタリナは、『エメラルド王女とソフィア』というロマンス小説を思い出し、ソフィアに言ったエメラルド王女の台詞を呟きます。

「『まるで、絹のように綺麗な髪ね……。少しだけ触れても構わないかしら?』」

無意識に少女の髪に触れてしまい、ハッとするカタリナ。
ですが、少女もその本のことを知っていたようでした。

(やったー! ついに見つけた、ロマンス小説仲間!)

少女の名前は、ソフィア・アスカルト。ロマンス小説のソフィアと同じ名前です。
大喜びで熱く語り合おうとしたカタリナでしたが、お茶会も終わってしまい、ソフィアに家に遊びに来てほしい、と言って去って行きました。

そこへ、ソフィアの兄の二コルがやってきます。

「お兄様。私……あの方のお宅にご招待されましたわ……」

第四の破滅フラグ

数日後のクラエス邸。
お客が来たと聞いたカタリナが客間に飛んで行くと、そこにはソフィアと黒髪の少年がいました。

(なんだこの絶世の美少年はっ……!)
「初めまして。付き添いで参りました、兄の二コル・アスカルトです……」

自己紹介をするカタリナ。そこで、カタリナは気が付きました。

(来たぁー! 第四の破滅フラグだぁー!)

カタリナ脳内会議が開かれます。
二コルはジオルドとアランの幼馴染で、宰相の息子。一つ年上の無口な男性です。
ですが、前世では二コルルートをプレイしていません。
知っているのはオタク友達の「あっちゃん」が言っていた、シスコン、という情報だけです。
しかも、二コルルートのライバルは妹のソフィア。
カタリナではないため、二人と関わっても特に問題はない、ということで会議は落ち着きました。

(折角出来たロマンス小説仲間だし、そう簡単に逃してなるものか!)

新しい友達

お喋りを楽しむカタリナとソフィア。そんな二人の様子をそっと見守る二コル。

迎えが来て立ち上がるソフィアの髪に見惚れ、カタリナは髪を触っていいかと尋ねます。
驚くソフィアと二コル。

「カタリナ様は、私のこの見た目が気味悪くはないのですか……?」

白い髪と赤い目を持つソフィアは、周りから『呪われた子』と言われ、気味悪がられていました。
父を妬む人からの中傷だ、と二コルは言いますが、ソフィアはそれでも自分の見た目が気味の悪いものには変わらないと思っているようです。

「私は綺麗だと思うけど」

と言うカタリナ。ソフィアの白い髪と赤い目を褒め、手を取りました。

「良ければ、私のお友達になってくださいませんか?」

ソフィアは涙を流してそれに応えます。
帰りの馬車で、ソフィアは二コルの言っていた言葉を思い出し、笑いました。

『大丈夫だ。きっといつかは、ソフィアのことをわかってくれる、ステキな友達が現れるよ』

アスカルト邸へ

あれから数日。カタリナとソフィア、そしてメアリはすっかり仲良しになっていました。
『魔性の伯爵シリーズ』の伯爵が二コルに似ている、という話で盛り上がる三人。
伯爵は黒い髪に黒い瞳をしていて、女性だけでなく男性をも魅了する魔性の魅力を持っているそうです。
読んだことのないメアリは、本を貸してほしいと頼みます。
カタリナは別の本を借りるために、ソフィアの家に行くことになりました。

弟のキースと共にアスカルト邸へやってくると、ソフィアの両親は、カタリナがソフィアの友達になってくれたことに礼を言いました。
本を借り、帰ろうとするカタリナ。
ソフィアは貸そうと思っていた本を部屋に置き忘れたことに気づき、慌てて階段を上ります。
その姿に、前世の友達のあっちゃんを彷彿とさせるカタリナ。
きっとソフィアなら、前世の世界でも、アニメや漫画や乙女ゲームの話で盛り上がっていたに違いありません。

(はぁ、本当に素敵な友達が出来て良かった)

ソフィアを待つ間、カタリナに礼を言う二コル。
二人の両親にも言われた、というと、二コルは少し驚き、そのまま会話は止まってしまいました。

(えっ……! 何この気まずい沈黙……!)

前世の隣のおばあちゃんを思い出し、それをアレンジしてどうにか会話を続けるカタリナ。
二コルの両親やソフィアを褒めまくり、二コルは幸せ者だ、と言います。
それを不思議に思う二コル。

「俺は幸せ者だと思いますか……?」

違うのかとカタリナが尋ねると、二コルはしばし沈黙して、笑いました。

「違いません……。俺は尊敬できる素晴らしい両親と、優しく可愛らしい妹を持てて、とても幸せなんです」

(何? 笑った顔は、普段の何倍も綺麗……)

カタリナが二コルの笑顔に見惚れていると、ソフィアが帰ってきました。
隣のキースがじっと二コルを見ているのに気づいたカタリナは、キースも二コルの魔性に心を奪われたと思い、二コルを押して帰るのでした。

その帰り道、二人は馬車の中でため息をついていました。

(恐るべき、二コルの魔性の魅力……! これから先、どうキースを守っていけば……)
(まさかまたライバルが増えるなんて……一体どれだけたらし込めば気が済むんだ?)

15歳の誕生パーティー

月日が流れ、15歳になったカタリナ。
破滅エンド回避のためにこれまで力を尽くしてきたカタリナは、魔法の才能はあまり伸びませんでしたが、対策はばっちりとってきました。

パーティーへやってきたカタリナを出迎える友人達。
皆も大人になり、見た目はすっかりゲームのキャラクターそのものです。
ジオルドに誘われ、カタリナは最初のダンスをジオルドと踊ることになりました。

「カタリナ。僕は絶対に、君との婚約を解消するつもりはありませんからね」
「わかりました……。でも、ジオルド様に気になる方が出来たら言ってくださいな」
「うん。全く分かっていないことが分かりましたよ」

突然カタリナを抱き寄せるジオルド。カタリナの首筋にキスをします。

「今日はまだこのくらいにしておきますけど、いずれは全ていただきますからね……」

ジオルドが立ち去ると、キースはすぐにカタリナの首筋を拭きました。

「え? ちょっとキース、何?」
「虫がついて、汚れていたから」
「そっか、さっきのは虫かぁ!」

ジオルドのキスに気づいていなかったカタリナ。
その鈍感さを不安に思ったキースは、今後ジオルド王子と二人きりで会わないでほしい、とカタリナに念を押しました。

ついに魔法学園へ…!

今度はアランがカタリナをダンスに誘いました。
首の赤い痕について尋ねると、虫に刺されたとカタリナは答えます。
カタリナの服装を改めて見て、アランは言います。

「それにしても……今日はいつもより、その、マシだな……」

礼を言うカタリナ。使用人が、髪もドレスも下着も全部セットしてくれた、と言うと、アランは慌てて赤面しました。

その次は、二コルと踊ることになりました。
二コルの美しさに、周囲の女性は釘付けです。

「二コル様って本当にモテるんですね」
「……」

相変わらず二コルは無口です。
カタリナが間を持たせるため、気になる人はいるか尋ねると、いる、と二コルは答えました。

「え……そ、それはどこの……?」
「それは言えない。本当は想ってはいけない人だから」

禁断の恋か! と思うカタリナ。人妻なのか男性なのか考えていると、二コルはいつでもその人の幸せを願っている、と言いました。

バルコニーで休むカタリナ。
そんな彼女のもとに今度はメアリとソフィアがやってきました。

殿方だけが踊れてずるい、と嘆くメアリ。
メアリはカタリナと踊るために、男性パートも踊れるようになっていたようです。

それを聞いて、私も踊りたい、と言い出すソフィア。
女性同士のラブロマンス小説にはまっていたというソフィアに、ディープになっている、とカタリナは驚きました。

そして、男性陣が和やかに見守る中、二人と踊るカタリナ。
カタリナの15歳の誕生日パーティーは楽しく過ぎていき、ついに、魔法学園入学へのカウントダウンが始まりました。
それはつまり、恐れていた乙女ゲームが始まるということ……。

(願わくは、破滅を迎えることなく、皆とずっと一緒にいられますように……)

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったアニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」感想

とうとう子供時代が終わってしまいましたね。
カタリナが成長して嬉しいような、ちょっと寂しいような、複雑な気持ちです。

今回は新たにソフィアと二コルと友達になり、少しずつカタリナの周りが賑やかになってきました。

そして色々と鈍感なカタリナ。
観ていてとても面白いですね。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったアニメ第3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」ネタバレ感想まとめ

今回は、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第3話のネタバレ感想を紹介しました。

ゲームのスタートがいよいよ近づいてきます。

ここから先は、気が抜けませんね!

最後までご愛読ありがとうございました!

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