今回は【マッシュル】第9第72話~第80話まで新刊先読み!【完全無料】について紹介いたいと思います。
前回はイノセントゼロは遁走。しかし、イノセントゼロは巨大な魔獣をマッシュと手負いの校長に残していきました。
果たしてマッシュはこの危機を乗り切ることができるでしょうか!?
目がはなせない展開が続きます。
では【マッシュル】第9第72話~第80話まで新刊先読み!【完全無料】についてみていきましょう!
- 【マッシュル-MASHLE-】第72話「マッシュ・バーンデッドと大きな綱」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第73話「マッシュ・バーンデッドと楽しい夏」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第74話「マッシュ・バーンデッドと猛勉強」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第75話「マッシュ・バーンデッドと最終試問」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第76話「マッシュ・バーンデッドと耐え切れ砂の槍」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第77話「マッシュ・バーンデッドと次の試験」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第78話「マッシュ・バーンデッドと三魔対争神覚者最終試験」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第79話「マッシュ・バーンデッドと実力主義魔法学校」ネタバレ感想
- 【マッシュル-MASHLE-】第80話「マッシュ・バーンデッドとみんなでトランプ」ネタバレ感想
- まとめ:【マッシュル】第9第72話~第80話まで新刊先読み!【完全無料】
【マッシュル-MASHLE-】第72話「マッシュ・バーンデッドと大きな綱」ネタバレ感想
巨大な魔物を出現させたイノセントゼロ。
校長は「この状態の亡者は一瞬で町一つをを滅ぼす力を持つ……」と言います。
イノセントゼロは「あれだけの大口を叩くのだ。止めてみろ。マッシュ・バーンデッド。魔法を持たぬ貴様にできればの話だがな…」と言い放ちます。
そうしてイノセントゼロは時空の穴へと入り去っていきました。
校長(……… 力に対して力をぶつけてきおったか…しかも圧倒的な…)
そして、無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)がいなくなった瞬間
カチッ
と、止まっていた闘技場内の時間が動き始めてしまいます!
「今まで眠っていたような… ん?一体どうなって …アレを見ろ」
生徒達は巨大な化物の姿を見てパニックです。「なんだあの怪物…!!」「こっちに向かって来てるぞ!!この学校を壊す気か!?」
学校へと迫る化物が、立ち止まります。そして、右腕だけで山を吹き飛ばしてしまいます。
「なんだ あの力は……!?」とパニックです。
弾き飛ばされた無数の岩が、闘技場に振ってきます!!落ちてくる!
その時…「おにいちゃぁーん」 想像のアンナだ!!
「グラビオル」ランスの魔法です。岩は落ちてきませんでした。
ランス「オレはいつもお前に力をもらってばかりだな…アンナ…」
ドットはツッコみます「さっきのカットインなに?こわっ…」そして「くそ…!!エクスプロム!!」ドットも、巨大な化物に攻撃を仕掛けます。
しかし…パシュン
ドットの攻撃が当たることなく魔法陣のような守りで、ドットの魔法は相殺されてしまいます!
ドット(何かバリアみたいなの出てきたんですけど…どゆこと…)
カルド・ゲヘナが言います。「あれは魔法無効化の結界…結界を張る術者が別にいるはずだ…そいつを仕留めなければ あいつに魔法は効かない…今すぐ探して仕留めるしかない…」
皆は術者を見つけるため走り出します。
ドット(くそ…そんな術者隠れているに決まってる…もうすんでの所まできてるのにやべぇぞ このままじゃ…)
生徒たちはパニックです。「まだ死にたくないよ!!」「助けてくれ!!」
しかし、化物は不気味に生徒達の元へと近寄ります。
「この学校はお終いだ…!!」みんながそう思った瞬間…
ガチィン
「なんだ…!?」「止まったぞ!?」
ズサササ
「!! !!なんか引きずられてるぞ」
化物の身体に巻き付けられた鎖が後ろに引かれていきます。何が起こったのでしょうか。
「おい… アレ」「マッシュ・バーンデッドじゃねぇか!!」
そこには化物の歩みを止めようと鎖を掴んでいるマッシュの姿が!!
「綱引きしとる!!」「あの化物とわたりあってるぞ!!」感動と言うよりドン引きの生徒たち。
生徒たちはまだ大切なことに気が付きません。「…… でもいいのかよ…」「アイツ魔法が使えないんだろ……」「そんな奴がこの学校のトップなんて…」「認められないだろ…」「この世界において魔法が使えない者は 居ちゃいけないだろ……」「そうだそうだ……そもそもなんで…」
マッシュの存在を認めないかのような発言が続きます。
その時
「ウオオオオオオオオオオオオ」
と、化物がけたたましい叫び声を上げます。
恐ろしさでフリーズする生徒たち。でもマッシュは、化け物を闘技場に近づけまいと綱引きをしています。
そんなマッシュの姿を見て、一人の生徒がつぶやきます。
「そんなこと関係あるのか…?魔法が使えるとか 使えないとか…あいつは今 オレたちや学校を守るために必死に…」
その言葉に、みんなは一斉にマッシュを見ます。そして「がんばれ……」と、一人の生徒がマッシュを応援する言葉を口にします。
「がんばれ」「がんばれ」
どんどんみんながマッシュを応援していきます!
フィンはこの光景を驚きを持ちながら見ていました。(……… 想像もできなかった…学校では怒られてばっかだったマッシュくんが…退学になりそうだったマッシュくんが…魔法が使えないマッシュくんが…)
フィン(この魔法が全ての世界で、常識を覆してる!!)
「がんばれ!!」「負けるな!!」「がんばれ!!」「がんばれ!!マッシュ・バーンデッド」
みんながマッシュを応援しています!!
フィン「がんばれ…!マッシュくーん!!」
そしてその瞬間
「フン」
マッシュが化物を空へと投げ飛ばし、そのまま鎖を掴んで地面へと叩きつけてしまう!というところで72話は終わりです。
【マッシュル-MASHLE-】第73話「マッシュ・バーンデッドと楽しい夏」ネタバレ感想
一人の魔法使いが森の中で何者かからか逃げています。背後にオーター・マドルが現れて、魔法でその魔法使いをとらえます。
そこに、カルド・ゲヘナが到着します。
魔法使いは「助けて…」と命乞いします。その魔法使いは化け物を操っていた術者でした。
オーターがカルド・ゲヘナに言います。「貴様もマッシュ・バーンデッドに肩入れしたようだな…多少力を見せたところで評価を改めるなど 貴様も落ちたな私は奴を認めない…」
カルド・ゲヘナ「……フフッ僕も彼を完全に認めてる訳ではないよ・まあでも…彼の力だけは本物だ……そこだけは認めなければいけない時が来るかもね」
そういってカルドは去っていきます。
あれから数が経ちました。イノセント・ゼロがイーストン学校を襲撃したことは話題となっていました。混乱を避けるため、表面上は神覚者たちの功績になりました。魔法局は今回の事件により警備の増強などの対応に追われています。マッシュだけが真実を知っていました。
そして当のマッシュは…みんなと海に来ていました。
「やっぱ夏といえば海でしょ」とドット。皆で和気あいあいとしています。ただ、レモンちゃん以外は海に来たことがない様子。レモンちゃんはしばし考えますが…考えることを放棄します。
「でも良いのかな。こんな状況で海なんて来て」とフィンは心配そうです。ですがみんなからこんな時こそスイカ割りだ、と元気づけられます。
「はい 魔スイカです」そういって、ドットがスイカを取り出します。
しかし次の瞬間…魔スイカがマッシュの顔に飛びつきます。「わおっ」とマッシュ。魔スイカは足の先をマッシュの首に刺します。どうやら魔スイカはとても獰猛な生き物。隙を与えれば、血を抜かれて死ぬこともあるようです。
「怖い怖い怖い…なんでそんなもの持ってきてるの!!」とフィンが言うと、「何言ってんだ…生きるということは命の取り合いだろ」とよくわからない理論を言い出すドット。
マッシュは、バカッと頭を地面に叩きつけ、魔スイカを割ります。
そのあと食べようとするマッシュたちですが、
「アリガ…トウ…アリ…ガ…トウ…」割れた魔スイカはまだウネウネと動き、なぜかお礼を言っています!?
た…たべづらい…そして、魔スイカを食べて海に行くマッシュたち。マッシュとドットは波打ち際で水を掛け合ってはしゃいでいます。
その様子を少し離れた砂浜から見ていたフィン、ランス、レモンの3人は、少し深刻な表情を浮かべています。
「……まさかマッシュくんがイノセント・ゼロの子供だったなんて…」「マッシュの立場を考えると何かしらの責任追求は免れないだろうな」「何も悪いことしてないのに…」
「マッシュくんの理想とする平穏とは真逆にことが運んでいってますね…」みんなはマッシュを心配します。
その時「マッシュにとっては ここからが正念場じゃのう」と背後で声が。なんと校長です!ココナッツジュースを飲む校長がいました!
何故ここにと聞くと「夏だから」と応える校長。怪我は大丈夫なのかと聞くと…ゴパッ…と突然、吐血する校長!そこまでして!?とツッコむフィンたち。「夏って一年に一度しかないから」と呑気な校長がいます。「とはいえ!!」とツッコみが入ります。
校長「君らも知っている通りイノセント・ゼロを倒さなければマッシュ・バーンデッドに平穏は訪れない。固有魔法最強クラスの時間魔法に加え、ワシの空間魔法、更に禁忌魔法により魔力を増大させている…無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)は魔法界史上一の魔法使いであると言っていいだろう」
さらに校長は続けます。「それだけじゃない奴を囲う5兄弟はそれぞれこの世界のトップクラスの魔法使いじゃ……ワシに準じるか それ以上か…」
そんな強い敵が…と心配するフィンたち。
校長「まさか無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)がこんなに力をつけていたなんてのう…勝てる見込みは0に近い…。普通に考えればな。じゃがワシは その普通を覆す不確定要素こそがマッシュ・バーンデッドだと信じておる…体を鍛えたことで手に入った瞬発力、堅さ、精神、そして…理不尽なパワー……この理不尽な力こそが必ずや最強の魔法を打ち砕くカギとなる…」
マッシュとドットの校長たちの方へ寄っていきます。
レモンちゃんはそれでもマッシュを心配します。するとマッシュはレモンに「大丈夫だよ」と言います。
「確率は勝つか負けるかの2分の1。つまり50%。しかも筋肉は負けることがないから確率は100%ですよ」と言って両腕を曲げて筋肉を見せます
色々と思うところがある仲間ですが、レモンちゃんはそういうところも好きなようです(笑)
(ワシの成しえなかった世界を…実現してくれ…)と校長は思います。校長が「期待しているぞ」と言うと、マッシュは「まかせてください。敵ボコボコにして 世界平和にして…それで必ずみんなと一緒にこの学校を卒業するんで」と言います。
一瞬なごむ場。しかしランスの次の言葉で危うくなります。
「けど普通にそろそろ学期末テストあるけどお前大丈夫なのか「赤点一つで即退学だぞ」
「あっ…ああああああああああああああ」とマッシュが焦るところで73話は終わりです。
【マッシュル-MASHLE-】第74話「マッシュ・バーンデッドと猛勉強」ネタバレ感想
マッシュには学期末試験があります。
レモンちゃん「じゃあ マッシュくんの今の実力を測るためにした模擬テストを返します。えーっと 魔法言語が30点、魔法史が10点、魔法薬学が3点…魔法数学が10て」
模擬テストの点数を聞いていたマッシュがブルブルと震え始めてしまいます。「ううううううううう…あああああああああ」
やはり筆記は全然できていません。マッシュは「ああああ」とすでにもういっちゃってます。
「……帰りたい…」と言って頭を抱えるマッシュ。
ドットは「みんなでサポートする」と言ってくれますが…ドットは勉強ができるのでしょうか?
「できるよ」とドット。
ドット「勉強って一番分かりやすい目標達成のための努力の形だからさ。努力の練習だと思って 毎日少しずつ勉強してるよ。それに学歴あって損することないし大人になって後悔したくないから」
これにはマッシュもびっくり。「ううううううううう…あああああああああ」とまた錯乱し始めます。
ドット「まあこのオレがちゃんと教えてあげるからよ」満面の笑み。
マッシュは複雑です。「くっ…教えてくだ… さ…い」
ランスが仕切ってくれます。「よしじゃあやるぞ。魔法数学はとりあえず基礎からだ。応用は完全に捨て確実に点を取りにいく。大事なのは解法暗記と それをどう適用させていくかだ…その」
どんどんとみんなによるテスト勉強は進んでいきます。
すると、マッシュは段々と様子がおかしくなっていきます。もはや口から血を吹き出し、涙を流し始めてしまいます。そして…
バゴーン
マッシュの頭が爆発!!
みんなは何事かと驚きます。
レモンとドットがマッシュに駆け寄ります。
「ううううううううう…あああああああああ」
頭がチリチリになったマッシュが、またブルブルと震え始めます。
「できない…。全くもってできる気がしない…これからも」
「いやできないとかないから」「できなきゃ退学だぞ」と、完全に戦意を喪失しているマッシュに、ドットとランスが容赦無い言葉を投げかけています。
「鬼…… 悪魔…」とつぶやきながら再び机に向き合い、勉強を始めるマッシュ。
そうして6時間も勉強した後、マッシュがちらっと視線を外すと、その先には鬼の形相でマッシュを見ているレモン、ランス、ドットの姿がありました。
再びノートに視線を戻すマッシュ。そして、静かに目を閉じて…
バリーン
窓を突き破り、なんとマッシュが脱走しました!
「逃げ出したぞ!!」「マッシュくん…!!」
ランス「まて… 追うな。結果はどうであれ苦手なことから逃げだすなどそれまでの男だということだ。やる気のない奴に教えるほど。オレもヒマじゃない」
ランスの言葉にフィンは黙ってしまいます。しかしそれでもすぐにマッシュの後を追いかけます。
フィン「僕やっぱり見てくるよ」(どこ行ったんだろ マッシュくん…)
すると…いました!(地面に埋まってる…!!)
そこには、首から下が地面に埋まっているマッシュの姿がありました。
「このまま 土に還りたい」というマッシュ。フィンが声をかけるとピクッとします。
マッシュ「ごめん フィンくん…僕勉強だけは…」
フィン「マッシュくんらしくないよ負けそうな相手でも後先考えず立ち向かっちゃうのがマッシュくんでしょ?一緒に卒業したいよ 僕マッシュくんと一緒に頑張ろう。ね?」
マッシュはフィンの言葉に同意します。
「ありがとう フィンくん。フィンくんの言うとおりだよ。情けないとこ見せちゃったね……」
そういって、マッシュが土から出てきます。
マッシュ「僕頑張る。ごめんなさい 抜けだして」
フィンと共に戻ったマッシュはレモンとランス、ドットの3人に頭を下げます。
マッシュが「もう一度教えて下さい」と言います。ランスは「どうしよっかなー」ととぼけて言いますが、ランスが早く試験勉強を始めるように促します。
なぜかそこから無視されるドット…。
こうしてマッシュは、苦手な勉強を仲間と一緒に頑張ったのでした!
試験当日、テストが始まります。
「それではテストを始めます」
テストが進むにつれ、すごい顔になっていくマッシュ。
リンゴ―ンと終了の鐘がなり、テストは終わります。
ただならぬマッシュを見て、もうダメなのかと思うドット。
そしてテスト返却日です。
「次 マッシュ・バーンデッド」と、マッシュのテストが返却されます。
「アナタはこの学校の授業に対して常に反抗的な態度をとっていましたね…そのうえ普段の成績も悪い」
先生はそう言いながらマッシュに答案をかえします。
「退学も時間の問題と言いたいとこですが…たまには真面目に頑張れるようですね…決して褒められた点数ではないですが」
なんと45点から50点代のテストが!!!
「…まぁ こんなもんですわ」と余裕そうなマッシュ。
「調子に乗るな」とランスから言われます。
マッシュは試験中何度も何度も、友達に助けられたのです。
「あ ここフィンくんに教わったとこだ」
そしていろんな人の助けがあって今があることが良く分かったのでした。
というところで74話は終わりです。
【マッシュル-MASHLE-】第75話「マッシュ・バーンデッドと最終試問」ネタバレ感想
イノセントゼロの襲撃も終わりました。
神覚者試験が再開されます。ドットとランスとマッシュは最終試験に挑むことになりました。
こんな状況で再開かーと話すドットとランス。その時「よくぞここまで来た…」と校長のアナウンスがありました。
「これより神覚者による最終試験前の口頭試問を行う。当然不合格ならば最終試験には進めん心してかかるよう」
つまりはまず面接が行われるということです。マッシュもとんちんかんに面接の練習をしています。
呼ばれた者は案内に従って移動するようにと言われ、現れたのは使役魔物の008番。額に008と書かれている魔物がいました。
マッシュから面接が始まりまるので、試験会場に向かって歩き始めます。「それにしても噂は聞いておりますよなんでも魔法不全者だとか…」「そうなんですよフフ…」「大変ですね、周りからのあたりも強いでしょう」「言うほどつらくはないですね、体鍛えてるんで」
気づけばマッシュたちは誰もいない広いところにいます。すると魔物が言います。
「過酷な状況を飄々と話されるんですね、その態度実にカンに触ります」
魔物が巨大化してマッシュに襲い掛かります!マッシュは、知らぬ間に失礼なことを言ってしまったのかとショックを受けますが、そうでもないようです。
魔物「いえいえ、それとは関係なく私はあなたを潰すようにいわれているのです。知ってますか?我々使役魔物の存在を。我々はご主人様に手が出せないよう呪いがかかっているのですが、その代わり圧倒的な力を手にし魔法使いに従属するのです。魔法不全者のアナタにはこの試験降りてもらいます。」
魔物は次々と攻撃をします。しかしマッシュは…抵抗しません。
なぜ?と聞く魔物に、マッシュが答えます。
「なんか…本心じゃない気がしたから。呪いをかけられてるっていうのも気になるし。もし君が僕と同じような立場で仕方なく僕と戦うなら僕は君を傷つけたくないな」
マッシュの言葉を聞く魔物。人間は使役魔物にひどい言葉ばかりをかけてきた。「奴隷」「知能の低い獣」「有難く思え」
魔物(こいつ、人間なのに私に優しく…)
魔物はまた元のかわいらしい姿に戻ります。
そこにオーターが割って入ります。「何をしている、少しは仕事を果たしたのか」
どうやらオーターが主人の様子。謝る魔物。マッシュは魔物を守ります。
「いいんだよ、ムリしなくて。そもそも僕に目的があるのはアナタ本人でしょ」
魔物はオーターの強さをマッシュに伝え、戦ってはいけないと言います。数年前、魔人族が攻め入ったときもオーターは軽く一掃。その数6体。
魔物「人間の能力の優劣は才能で決まります。頭の良さ運動能力しかり魔法もそうです。人は努力でその才能を開花させます。ですが実際にそれをなしうるのはその才能に恵まれた人だけ。オーター様は事実この魔法界の上に立つ才能を持っているのです」
マッシュは「へぇ~」とどこ吹く風。ファーン
オーターはマッシュを認めるわけにはいかない、と言います。
「規律は一つの乱れから瓦解していく。ウォールバーグさんや他の連中でも対イノセントゼロとしてお前を推す人間がいるが…はっきり言って必要ない。私一人で充分だ。それを今から証明する」
マッシュは「アナタを潰さねば僕は一生市民権を得られそうにないですね」と言って拳を構えました。
【マッシュル-MASHLE-】第76話「マッシュ・バーンデッドと耐え切れ砂の槍」ネタバレ感想
オーターは「3分で貴様を塵にしてやる」と言い、マッシュに襲い掛かります。マッシュが避けるとそこには穴が開いています…。
彼の砂の魔法の要は砂の汎用性で圧倒的な密度で固められた砂は時には鉄を削ります。岩をも尾砕きその柔軟性は規則性がなく回避ができません。
マッシュの筋肉は回避不能を可能にして高密度に圧縮された筋繊維はまるで鉄でつくられたばねのように爆発的な力を発揮します。筋力とは力。背筋力が400kgある人がいるとすればその人のパンチ力は推定2~5トン。そして今回も筋肉は魔法を圧倒する…「はず」でした。
オーター相手でなければ。
オーターが言います。「キサマのような人間は大多数の人間の為に切り捨てられるべき存在だ。学校では多少認められたみたいだが世間はそうはいかない。そもそも差別とは生存戦略だ。歴史がキサマの存在を否定しているのだ。大勢の為に目を瞑れと。」
さらに続けます。「そこのドワーフもそうだ。我々人間が快適に過ごすために使役される存在。」
そうして魔物を捕まえます。吐血する魔物。「自分の役目を果たせなかった使役魔物には規則に従って罰を与えなければならない。マッシュ・バーンデッド、今からお前が攻撃を避けるたびそのドワーフに攻撃がいく。これはオマエのおろかな言動を模している。切り捨てないと言うことが合理性に欠けることを自覚しろ。いいな?」
魔物はマッシュの言葉を思い出します。「もし君と僕が同じ立場で仕方なく僕と戦うなら僕は君を傷つけたくない」
魔物はマッシュに言います。「大丈夫ですから、僕は…」
マッシュは目を見開きます。オーターは「いくぞ」と言い…マッシュを一突き。
オーター「避けない選択をとったか…」
魔物「マッシュくん、だめです、オーター様は本当にあなたを殺すつもりです」
オーターはさきほどの攻撃で大体がつかめています。質量とスピードを上げれば肉に変わらないマッシュの身体はもう持たないでしょう…
マッシュに攻撃するオーター。使役魔物も叫びます。オーターにはある違和感が。(なにかがおかしい…靴と血…だけ…?確実に仕留めたハズ…)
背後にはマッシュが!!
魔物(恐ろしいものをみてしまった…オーター様が最後の攻撃を放った直後、マッシュくんは圧倒的な瞬発力を用い超高速でローブを脱ぎ去った!ローブは自分が脱がれたことにも気づいていない…だからあたかも人がいるように…いや、どゆこと)
オーター「バカな…」
マッシュは言います。「そもそもそんなアンフェアなルール…受けるわけないじゃないですか」
そうして困惑するオーターにマッシュがかかと落としをお見舞いする…というところで76話は終わりです。
【マッシュル-MASHLE-】第77話「マッシュ・バーンデッドと次の試験」ネタバレ感想
マッシュの踵落としが決まった!かに思えましたが、オーターは砂でガードをしていました。さらにオーターはその砂を操り、マッシュの右足(蹴りを入れた方)を捕らます。
そのままマッシュは両手と両足も捕らえられてしまいます。絶体絶命のマッシュ!
オーターは「終わりだ」と言って砂をドリルのように密度を上げて攻撃しようとしました。
その瞬間、008の叫び声がします。「マッシュくん!!」
かと思えば、血が床へと飛び散りました。
マッシュの血ではありません。何者かがマッシュを守っての血です。マッシュは状況が呑み込めません。
オーターはと言えば、マッシュがいつの間に砂の拘束を解いていたのかに驚いています。
「くあ~~~」とあくびをしながらレナトス・リボルが現れました!!
どういうことなのか分からないマッシュやオーター。
レナトスは、「あれ?なにしにきたんだっけオレ」ととても呑気そうです。
しかし…どうやらレナトスは本当に何のために来たのか思い出せない様子。
レナトス「あっ…やべえ……(なにしにきたか)思い出しそう…応援頼む出そう…」
マッシュもその場の雰囲気に流され応援します。「えっガンバレーガンバレー」
レナトスは「今集中してるから黙れ」と言います。
さらにレナトスは続けます。「お前に次の神覚者最終試験………三魔対争神覚者最終試験への参加が許可された」
「三魔対争神覚者最終試験?」マッシュは訳が分かりません。
オーターは驚いています。
レナトス「現状魔法学校には3つのエリート校があるイーストン魔法学校、セント・アルズ聖魔学校、ヴァルキス魔学校。各校それぞれで優秀な神覚者候補を出し最終試験でその候補が競い一人の神覚者を決める」
ビックリするマッシュ。「!?状況が変わった!!」
レナトス「ヴァルキス魔学校にイノセント・ゼロの兄弟が学生として紛れ込んでいる可能性がある…。そしてヴァルキス魔学校は元々超実力至上主義で、魔法の強さのみを評価されるエリート校だ。そのヴァルキスを従えているのが悪の親玉の手下だってこった…」
マッシュは段々と浮かない顔になっていきます。
レナトス「そして奴らの目的はこの最終試験で与えられる神覚者としての証である始まりの杖だ。この杖は祭典として形式的に渡されるものだがその実膨大な魔力が込められているその魔力を使って……………ム?」
レナトスはマッシュの脳内がパンク状態なのに気が付きます。しかし、そんなマッシュに構うことなく、話を続けます。
「まぁ神覚者最終試験は神に捧げる国の重要な祭事だ。憶測で止める訳にもいかない。世界にこれ以上の混乱を与えるのは避けたいしな…。つまりお前はその目的を死守するために大会に乗じて闇の魔法学校を潰すんだよ。もちろん険しい戦いになる。ヴァルキス校の代表3人は今までとケタ違いの強さだろう。特にトップのドミナ・ブローライブは魔法界学生最強…。その実力はオレら神覚者と同等かそれ以上か…。恐らくそいつはイノセント・ゼロの実の息子だからな…」
すでにマッシュはパンクしており、片言しか話せません。「ボクヤミノマホウガッコウコロスボクヤミノマホウガッコウコロ…」
レナトス「そんでその大会を勝ち抜きゃ、晴れて試験に合格し神覚者として世界に認められる。これが最後の試験…それでいいよな、オーター?」
オーターはまだ不服そうですが、「フン、私は私で行動する…あとは好きにしろ」と言って去っていきます。
やけに素直に去ったことにマッシュは不思議がります。
レナトス「オーターにも思うところがあるんだろう。ドミナは中等部の頃から黒い噂が絶えなくてな…昔オーターの後輩でレインの前任の神覚者が一人、再起不能にまでおいやられる事件が起きたその時の相手が当時中等部だったドミナだったという噂がある…。中等部の学生が神覚者に勝るなど信じられないがドミナならありうる…歴代の学生で一番の魔法使いだと思っていい…」
008号は心配そうです。マッシュは余裕そうに(?)言います。「オクラ・ブルーライト…なんて強敵なんだ…」
レナトス「まあ気負うなセント・アルズ校に去年レインと競った候補者がいる。そいつにも協力してもらうようコチラから言っておく」
マッシュは「レインくんと…まあたのもしいですね」と言いました。
しかし…その協力者は血を流して倒れ込んでいました。
そしてそばには不敵に笑うドミナの姿があったのです。
「あのレインと張り合ったって、この程度なんですね…」
【マッシュル-MASHLE-】第78話「マッシュ・バーンデッドと三魔対争神覚者最終試験」ネタバレ感想
セント・アルズ校を襲撃するドミナ・ブローライブ。神覚者最終候補者のラーヴァ・アリシャとマーボル・エタンが対峙する。
ドミナは言います。「アナタたちは神覚者にふさわしくない。より精錬された催しであるべきなのです。アナタ達は不純物…言わばこれは…浄化です」
ドミナの言葉に、ラーヴァとマーボルが杖を構えます。しかし次の瞬間、二人の身体から血が吹き出しました。さらに、ラーヴァは自分の手で首を締め始めます。「アガ…」ラーヴァとマーボルは何が起こっているのか分からないまま倒れこみました。
「私の学校になんの用だね」と言うのはキングルスです。キングルスは「ドミナ・ブローライブ返答によってはこの場で粛清させてもらう!!」と戦闘態勢をとる。
ドミナは一言、「君が去年の試験でレイン・エイムズと渡りあったキングルスか…」と言う。
キングルスはドミナに攻撃をしかける。
「ガーディアンセコンズ、トリオフォート」
3対の巨大な騎士がドミナを取り囲みます。
さらに、「エイム、アイロンマレット」とキングルスが唱えると、ドミナに向かって、一斉にハンマーのような武器が振り下ろされます。
しかし…ドミナの寸前でピタリと止まっています。キングルスが焦ります。(…バカな私のセコンズがいとも簡単に)
ドミナ「人の幸福とはなんだと思いますか…?」
そして消えたかと思ったドミナがキングルスの背後にまわり、キングルスの胸を突き刺します。
ドミナ「私は思うのです。人にとっての真の幸せとは、承認にあると。認められなければその社会には必要ないということ…いらないもの…、そう正しくアナタたちのことです」
(我々は……セント・アルズのトップ3だぞ…それが…一人に……)ドサ…と倒れこむキングルス。
ドミナ「アナタたちの居場所はこの世にはないみたいですね」
最終試験当日。イーストン大講堂講堂内。アナウンスが流れます。
「神は我々に与えた知能という悪魔の力を、魔法という神秘の力を、魔法が全てのこの世界で…。魔法を使いこなす者が、神に最も近い存在とあがめられる、そして今…神に目覚めし魔法使いが決定する!!三魔校対争、神覚者選定最終試験を開始します!入場!!イーストン校、ヴァルキス校」
それぞれが入場します。しかし「セント・アルズ校」というアナウンスが流れても…候補者が入場することはありません。
どういうことかと思えば、セント・アルズ校から手紙が届いてると実況の女性が気が付きます。その手紙を読む女性。
「なんとセント・アズル校の候補者は辞退するそうです!!」
ざわめく生徒たち。「フフ……セント・アルズの諸君は怖気付いてしまったようだね」とドミナが言います。フィンも心配そうです。
ドミナ「イーストンの諸君準備はできていますか?次はアナタ達ですよ」
しかしマッシュたちはと言うと…各々シュークリームやアフターヌーンティーを楽しんでいました。
マッシュが言います。「準備?なにそれ」
【マッシュル-MASHLE-】第79話「マッシュ・バーンデッドと実力主義魔法学校」ネタバレ感想
魔法界の3つのエリート校。
温柔敦厚…魔法だけでなく人格をも重んじるイーストン
絶対正義…正しい道理規範を破るものに厳格な制裁を与えるセントアルズ
実力至上主義…魔法を極めんがために過程を重視しないヴァルキス
神覚者排出数について。過去100年での統計です。
イーストン11名
セントアルズ4名
ヴァルキス85名
3校の中でも大きく序列は存在するようです…。
セント・アルズの欠場が知らされます。さらに、実況が言います。「この手紙には続きがあります…ナニナニ…我々セント・アルズ校の出場枠を…ヴァルキス校に譲渡します」
講堂内では驚きの声が。
「彼らは正しい…」と、ドミナ・ブローライブが言います。
ドミナ「神覚者に相応しくないと自覚し辞退したのでしょう?その枠ありがたく貰い受けます」
そしてさらに3人のヴァルキスの生徒が現れます。
「真に魔法を極めた者神覚者…それに相応しいのは人格を重んじるイーストンではない…式や大義を重んじるセント・アルズでもない…魔法の実力のみを評価される超実力至上主義の我々ヴァルキス校だ……」
そしてドミナがとんでもないことを言います。「以上6人が我々ヴァルキス校から今大会に出場する候補者です」
これにはみんながどよめきます。
ドットが言います「ヤバくね?これ。学校別で対立してっと…実質6対3みたいなもんじゃねぇか!!」
フィンもマッシュのことを心配しています。(まずいいくらマッシュくんでも複数で潰しに来られたら……)
しかし当のマッシュは計算ができず、困っています。「ん?全員で9人だったとこから3人いなくなってまた3人増えたってことは…全部で…18人?」
答えは9人で、マッシュのアホさにみんながさらにどよめきます。
「まぁ何十人でもボコボコにしますが…」と強気のマッシュですが、ドミナに「強気だね」と返されます。
マッシュル「僕も本当は争いなんてしたくないんだけどじいちゃんや友達のために仕方なく」
ドミナ「大切な人のためか…僕も同じだよ…だが強気な君も僕には勝つことはできない。なぜなら僕たちは生まれた時から優劣が決しているからね…だってそうだろ?兄より優れた弟はこの世には存在しないからね。魔法も使えないようじゃ尚更ね」
マッシュは意味が分かりません。「??僕の家族はじいちゃんだけなんで兄弟はいませんが」
ドットが説明します。「おまっイノセントゼロの子供じゃんそれ関係じゃね?」
その時、「待ってくれ…私はセント・アルズのキングルス…イーストンの人間に伝えたいことがある…ゴホッ…ゴホッ…」と男子生徒が入ってきます。
「大丈夫ですか…!?」と言ってマッシュが、キングストンを抱き抱えます。
キングストン「ハァ…ハァ…イーストンの候補者の一人か…ゴホッ…我々セント・アルズは奴らに負け、その上家族に呪いをかけられてしまった…出場枠を譲ったのも本意ではない…我々は学校としての誇りより家族を優先してしまった…私たちが不甲斐ないばかりに…すまない…本当にすまない」
キングストンが悲しそうにマッシュを見ます。
キングストン「どうか奴らに勝ってくれ……奴らは人の上に立つべき人間ではない…頼む…」
ヴァルキスの生徒の一人が言います。「ウソ言っちゃいけないなぁ。そいつは大ホラ吹きだだいたい学校の誇りとか謝りたいとか…上っ面かきも良いとこだね……そもそも家族を天秤にかけられて目的を諦めるなんて甘すぎてオレならしねぇなぁ…覚悟ねぇザコが夢見てんじゃねぇ~よぉ」
そしてキングストンの身体を魔法で貫きます。マッシュはやってやるとばかりにヴァルキスの生徒たちの方へ走り出します。
しかし…なんとドットとランスの2人は魔法で閉じ込められてしまいました!「閉じ込められた!?」「どうなってやがる!?」
ヴァルキスの生徒は「一人ずつ引き離して6人全員で血まつりに上げてやるよ」と言って、一斉にマッシュに攻撃をしかけます。
マッシュが6対1でピンチです!そして敵の攻撃の煙が晴れた時…なんと人形が転がっていました!!!!人形はマッシュを護るように転がっていました。この人形は!!
「6対1とはフェアじゃないね」
一体誰なのか…?
「ねぇ母さん」
そこにはなんとアベル・ウォーカー、アビス・レイザー、さらにマーガレット・マカロンの3人が立っていました。
マッシュは「また人形に話しかけてる…」と冷静にアベルを見ていました。
【マッシュル-MASHLE-】第80話「マッシュ・バーンデッドとみんなでトランプ」ネタバレ感想
「イーストン側にも僕たち3人が加勢しよう……」とアベル。
アベル「僕たちは神覚者になる資格はないが彼らを学校側としてサポートする。あまりフェアじゃないからね」
もちろんヴァルキスの候補生が絡みます。しかしマカロンは余裕そうに言います。
「フフッ…アタシたちはただのマッシュ・バーンデッドfam(ファム)よ」
「違うよ」とすぐに否定するマッシュ。「famではないよ知りあいくらい」と言っちゃうマッシュ。
ヴァルキス校の候補者が、マーガレット・マカロンが邪魔だと言って襲い掛かります。
しかしドミナが制止します。「待てガルフ」
なんとすでにマーガレットの魔法は発動しており、相手の体から火が!
マカロン「これが私たちファミリーの絆よ」
マッシュ「ファミリーではない」
そしてマカロンも肩に傷がついたことに気が付きます。「あら…いつの間に…」
再びドミナがガルフを制止します。「彼とやればお前といえどただじゃすまない。噂には聞いていたけど…少しは楽しませてくれそうね…まぁ僕なら別だけど…いいよ君たちの参加認めてあげる…フフ」
ドミナは余裕そうに笑っています。
「ハイハイ勝手に進めないでくださいねー」実況している女性が言います。
アビスは、ヴァルキス校の2人の候補者の顔をじっと見ています。
実況「イーストン側の追加参加の件は魔法局側にも確認をとります!!試合は明後日別場所で行います、それではこれにて神覚者最終試験の開会式を終わります」
今日ではなかったのです!
みんなが出ていく中、マッシュがアベルに声をかけます。「なんで敵だったアナタが僕達を助けてくれたんですか?」
アベルは「君たちには借りがあるからね、それだけだよ」と言います。何かを貸してたっけ?と要領を得ないマッシュにアビスが「お金なんかよりもっと良いものですよ」と言います。それでもなおマッシュは「シュークリーム?」と頓珍漢なことを言っています。
その後のマッシュたちは…なぜかトランプをしていました。(マカロンはいない)
アベル「やはり戦いの前の親睦を深めるにはババ抜きに限る…さあ引きなよ」
しかし、ドットが引こうとしたカードがよくなかったのか、アビスはドットの喉元に刃を当てます。…怖い。
仕方なく、ジョーカーのカードに手をかけるドット。アビスの剣が収められます。
しかし、安心したドットが元のカードを取ろうかとすると…、再びアビスが喉元に刃を当てます。
(楽しくねぇー!)ドットはしゃーなしでジョーカーを引きます。
しかしドットが引いたジョーカーはすぐにマッシュが持って行ってくれます。すごく顔に出るマッシュ。
ドットはちょろすぎ♪と考え、ジョーカーでないカードを確実に取ろうとしますが、マッシュはカードを引かせまいと力を入れます。
ドット(なにーーー!?小2か!?こいつはぁーーー!!)
するとお兄ちゃんのランスがいさめてくれます。「おいマッシュ。それはよくないぞ。同級生としてズルをするような奴に育って欲しくないオレは」
「……はい」シュンとするマッシュ。
アビス「それにしても最終試験相当厳しい戦いになりそうですね…あのヴァルキスの6人…相当の実力者ですよ…ヴァルキスの生徒はそもそも実力主義のため質が高いそれに加え闇の力を感じる…特にあの2人は要注意です…眼帯のレヴィ・ローズクォーツは魔法局長の息子。元イーストンの学生です…」
これには皆驚きます。
アビス「彼は素行に問題がありましてね…イーストンで教師と口論になりその場で半殺しにして退学に…教師も魔法局警備隊OBの実力者だったのですが…一年時から神童と呼ばれた彼の実力は本物…まさかヴァルキスに編入していたとは…それと何よりリーダーのドミナとかいう男。レヴィを従えているってことは相当の実力が必要なはず…得体が知れないですね。長い歴史で負け越しているヴァルキス相手に全く油断ができない戦いになりそうです…」
ピリリとした雰囲気。しかしマッシュは余裕です。
「じゃあとりあえずダウトしようか」
他の皆も同調します。「そうだね」「だなとりあえずダウトするか」
ドミナがイノセント・ゼロと話をしていた。「お父さま…今しばしお待ちください…必ずやお父様の願い叶えてみせます…私たちはそのために生まれてきたのですから。なあ…セル?」
セルは倒れています。「ひとつも役に立てない君はなんで生まれてきたんだい?」
苦しそうにせき込むセル。
ドミナ「私は私より強い方に承認されたい…ですがそれは全く叶わない。この世はアナタのようなゴミばかりだから…ねぇ?」
そうドミナが言うと、セルの顔から血が噴き出します。セルは「ぐああああ」とうめきます。
ドミナ「弱い君の代わりに僕が皆殺しにしてくるよ」
試合開始まであと2日です。
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まとめ:【マッシュル】第9第72話~第80話まで新刊先読み!【完全無料】
今回は【マッシュル】第9第72話~第80話まで新刊先読み!【完全無料】について紹介しました!
そうかー!セル、帰ってたんだ!←そこ!?
改心してマッシュと仲間フラグはないんでしょうか!?
とにかくトランプ楽しそう!
次回はまだ試験前のひととき…かな!?
次回もお楽しみに!
最後までご愛読ありがとうございました^^
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