【怪獣8号】第3巻!18話から第26話まで無料で一気読み【2021最新】

怪獣8号

今回は【怪獣8号】第3巻第18話から第26話まで無料一気読み【最新】を紹介します。 

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

前回はついに怪獣8号ことカフカが怪獣9号との戦いが始まる!というところでお預けになっていました。

果たしてみなの前で返信したカフカは無事に済むのでしょうか!?

では【怪獣8号】第3巻第18話から第26話まで無料一気読み【最新】についてみていきましょう!

怪獣8号 第18話 ネタバレ

怪獣はカフカに「お前が例の、怪獣8号!!」と言う。

カフカはレノを安全な場所に置く。「すまねーな、市川。もう少しかかりそうだ。大丈夫、落ち着いて一つずつ丁寧に傷の止血操作するんだ。…って俺に教わることじゃねーか!」カフカはワハハと笑う。

レノは一言、「先輩…気を付けて…」と言う。レノはカフカが強いのは知っている。しかし、嫌な予感がするのだ。

怪獣は、怪獣8号(カフカ)がなぜ自分の邪魔をするのかが分からない。怪獣はカフカに「君、思ってたよりずっと強い怪獣だったんだね。手駒にほしいな、君の死骸」と言い、カフカの胸部に何発か撃ちこむ。

ゴプ…と吐血するカフカ。レノは心配でならない。

怪獣は「なるほど、タフだね…君を殺すには」と、ボコボコと音を立てながらさらに変形して言う「このくらいは必要だね。」

怪獣の戦力に圧倒される2人。レノ「先輩、逃げて…」

カフカは怒りをにじませながら怪獣に言う。「そうか…お前はこんなもんを、アイツらの体に何発も撃ち込んだんだな」

ドパァと怪獣がカフカに攻撃する。カフカが…ガアアアアア!!!!と叫ぶと、怪獣の攻撃は相殺される。訳が分からない怪獣に間合いを詰めて、カフカは怪獣の胸部腹部にパンチを繰り出す。

さすがに危険を察知した怪獣は、死骸の壁で修復を試みるが、死骸の壁を壊してカフカが攻撃を仕掛ける。

そして―…ドンドンドンとカフカは怪獣を攻撃していく。

怪獣は(何かがおかしい、受けたダメージの修復が遅い)と思い退却しようとするが、カフカがそれを許さない。離脱する隙も与えないからだ。

カフカは「核は胴体にあるんだろ、ぶち抜くから歯食いしばれ」と言い、怪獣を圧倒する。かろうじて形はとどめた怪獣。しかし核が完全に露出している。核さえ破壊できればカフカの勝利である。

カフカが怪獣に近づく。そしてカフカは「終わりだ―…」と言う。

しかしその瞬間後方で音がする。ジャリ…

カフカが後ろを振り向くと、隊員たちに銃を向けられている。そして隊員たちは「人型怪獣発見」と、怪獣8号(カフカ)の存在を上に報告するのであった。

怪獣8号 第19話 ネタバレ

ときは遡り、カフカとキコルが、レノと伊春がいなくなったことを知る場面にである。カフカはレノ達を見つけに行くと言う。

キコルは「通信不能でバイタルも感知できないのにどうやって見つけるの?」とカフカに問うが、カフカは例の人型なのなら自分は感知できるはずだと言う。

カフカは怪獣に変身しながら、キコルに「この場は頼んだ」と言って助けに飛んでいく。

キコル「こんな場で変身するなんて…」

その後、斑鳩小隊から通信が入る。「こちら斑鳩小隊D分隊。地区F東南エリアにて人型怪獣発見!特徴から…怪獣8号だと思われます」

驚くキコル。そして保科が了解し、討伐分隊が送られる。キコルは「あのバカ…!」とカフカを案じる。

場面変わってカフカたち。カフカは隊員たちから銃を向けられている。「擬態空間が壊れてしまったか、けどおかげで隙ができた」と、人型怪獣が言う。

「しまった…!」とカフカ。人型怪獣は「君の特徴は把握した。次は君を殺す」と言う。

逃すまいとするカフカ。しかし、人型怪獣は人差し指をス…と隊員たちに向ける。隊員たちを庇うカフカ。隊員は怪獣(カフカ)が自分たちを庇ったことに驚く。

人型怪獣は「怪獣の癖に人間のようなことをするやつだ。また会おう。怪獣8号」と言って離脱する。

人型怪獣を逃がしてしまったカフカも、仕方がないので離脱する。ドオオオン、と土煙を出して、上空へと逃げるカフカ。

空中から救助が来たことを目にして安堵する。(よし、そっか人目のないところで戻らねーと)と思い、路地に入り変身を解こうとした…が…

ザ…「漆黒の肉体に鬼のような髑髏面…ようやくしっぽ掴んだで、怪獣8号」

なんと保科と遭遇してしまう!!

保科が通信で隊員たちに報告する。「こちら保科。地区Fにて怪獣8号とコンタクト」

そして、カフカに向きなおり、「ウチの隊員が世話になったようやな」と言う。

キコルは保科とカフカが接触したことに驚き不安を隠せない。レノは、(違うんだ、その人は…!)と声に出したいが重症のために声が出せない…

一瞬でカフカの間合いに入る保科。はやい!!

さらに人間とは思えない速さでカフカに何度も切りかかる。

カフカ(この人、小型と戦いなれてる)

保科は「硬った、2~3発は当たってるハズやねんけどな、本気でいかなあかんな」と言う。

カフカは、(これが怪獣を殺すときの保科副隊長…!)とその戦力の高さを改めて実感する。

保科はリミッター解除許可を申請し、申請は受理される。解放戦力は92%…

保科はカフカに「討伐する」と言い、攻撃をさらにしかけようと態勢を整える。

怪獣8号 第20話 ネタバレ

保科はカフカに「討伐する」と言う。困惑するカフカ…なぜならもしカフカが保科を攻撃したら?先ほどの人型怪獣のように木っ端みじんになってしまうかもしれないからだ。

カフカ(どうする…拳を保科副隊長に向けるわけには…)

カフカが考えていると、胸部からドッと血が噴き出す。「刃通ったな」と保科。

しかし保科は、加減してしのげるような相手ではない。防衛隊のスーツは怪獣の筋繊維や細胞を組み込んだ生体兵器。

解放戦力が高いほどそれらと深く同調して引き出すことができる。つまり、解放戦力が高い保科の場合…その能力値はとんでもないことになる。

保科はそれとも別の領域なのだろうか。なぜなら保科の動きは、ニンゲンの動きではないからだ。ドパドパと素早く動きながらカフカに切り込んでいく保科。

カフカ(攻撃が速すぎて硬質化が追いつかない、動きだけならさっきの人型よりずっと速え)

保科は「刀伐術1式『空討ち』」と言い、カフカの腕を切る。

カフカは避けたはずなのに避けることができなかった。保科はカフカのどこに核があるかを確認した。カフカはさきほどから復元を繰り返している。しかし復元は体力を消耗する。

カフカは(何度も攻撃をくらうのはマズイ!!一発勝負に賭けるしかねぇ!!)と思う。

保科は保科で、かなり本気でやっているにもかかわらず、カフカが的確に刀を避けて軌道を外してくることに驚いていた。

保科(こいつおそらく…フォルティチュード8.0以上、『大怪獣』に分類される個体や)

しかし保科は同時に違和感を覚える。(けどなんや…さっきからおぼえる違和感は…)

保科はさらにギアトップを入れる。「刀伐術5式」

ビュウ!!見えない刃の二連撃!!と思いきや、二連撃を囮にした三連撃だ!!

「霞討ち」その瞬間保科は(討った)と確信した。しかし…胸を突き刺した刃はそれ以上動かない!!

カフカ(危なかった…!思っていた以上の威力!!けど、核を見た以上ここを狙ってくると思ってた!!)

カフカがグッと拳を握る…「あかん…」保科が思ったそのとき…

バギン

カフカは保科ではなく、保科の持っていた刀にパンチをあて、刀を飛ばす。態勢を整え直す保科。しかし次の瞬間、もう怪獣8号はいなかった。カフカは逃げ切れたのだ。

保科は隊員たちに「怪獣8号、逃亡」と報告する。

怪獣8号 第21話 ネタバレ

キコルは余獣たちの死骸の上に座り、隊員たちの通信を一人聞いている。考えるのはカフカのこと。目の前で変わるのを見て怪獣だということを改めて実感した。

キコルはこのままカフカを信じていいものかを考えている。とそこにガシャンと音がする。振り返ると…カフカがいた。

カフカはキコルに「ただいま」と言う。表情が明るくなるキコル。

カフカは続けて「すまん、心配かけた」と言うが、キコルは「心配なんかしてないし!!」と顔を真っ赤にさせながら叫ぶ。

グラ…と倒れそうなカフカ。キコルはすぐにカフカを支える。カフカはキコルに「悪い、逃しちまった、お前を痛めつけた奴」と言う。

目を見開くキコル。「私は別にいいわよ、自分で殺すから」

カフカがよろよろと歩き出そうとする。キコルがどこに行くつもりか尋ねると、レノ達のところだと言う。「あんたが行って何ができるのよ」とキコルからガシッと掴まれるカフカ。

キコルは、防衛隊は怪獣の修復力を技術転用し始めているからレノ達も大丈夫だと言う。「そんなことより」とキコルが言う。

「自分の心配しなさいよ!隊員に見つかった上、あの保科副隊長と接触したのよ!?何か掴まれても不思議じゃないんだから!」

怪獣8号に逃げられた保科がへこんで考え事をしていた。後ろから話かけるミナ。

「強かったか、怪獣8号は」

保科はダサいとこ見られた、とバツが悪そうだがぽつりと「おそらく『大怪獣』ですね」と言う。福岡に出現した以来の5年ぶりである。この数か月8号の被害者が出ているわけでもない。つまり見境なく人を襲うタイプでもない―…

保科(なぜ8号は僕を狙わず武器を砕いた?戦闘中からずっと妙やった、動きや反応。怪獣と言うよりはむしろ、人間と戦ってるような―…)

ミナは保科に引き継ぐから休むようにと言う。ミナは保科に「どんなタイプであれ怪獣は討伐するのみだ」と言う。

保科は(その通りやな)と思いなおし、ミナ「了」と言う。

そこに斑鳩(いかるが)から連絡が入る。「2人を襲ったのは試験会場に現れたものと同一の人型と思われるのですが、その怪獣が発見時、人間の姿をしていたと」

人間に化ける怪獣…

保科は解体作業所を訪れる。作業員の中の「行方不明になった男」を探すためだ。作業員から反対に質問されるが保科はこたえられないと返答する。「ご協力お願いします」とだけ言って頭を下げる保科。

なぜなら「人に化ける怪獣」は世間に公表されていなかったからだ。それは東方司令部の判断である。人に化ける怪獣は潜んでいる間は派手な行動は起こしていない。公表した場合、怪獣を刺激する可能性が高い。

また、「誰が怪獣で人に化けているのか」が民衆の間に広がり、パニックやいじめ、暴動の原因になるからだ。ともかく一刻も早く、行方不明の作業員を見つけなければいけない。

保科(しかし妙やな。人に化けた怪獣が戸籍上人間として存在している。一体どうなっとるんや)

行方不明になった男(怪獣)はヨロヨロと車道を歩いていた。邪魔だ、どけと眼鏡をかけた男性が車から降りてくる。怪獣はス…と人差し指を男に向ける。

が、ス…「やめておこう」と攻撃をやめる。これ以上目立つのは得策ではない。

車のガラスにうつった姿を見る怪獣(姿は作業員の男)。「あーけど、念のため顔、変えとくか」

怪獣は眼鏡の男を…バグンと食し…ボコボコと言う音とともに今度は眼鏡の男の姿になった。

男は34歳一人暮らしのようだ。怪獣には都合が良い。怪獣は車を運転し始める。

車のラジオが流れている。「速報です。今回の事件を受けて防衛隊は、試験会場及び相模原に現れた人型怪獣を長期討伐対象とみなし、コードネーム怪獣9号と認定しました」

怪獣9号がつぶやく。「どうやって殺そうか、怪獣8号」男から顔が怪獣になっていた。

「いかんいかん、またなじむまでどこかで潜伏してないとだなあ」怪獣は、また眼鏡の男の顔に戻り、無表情に言い放つのであった。

怪獣8号 第22話 ネタバレ

病室では「怪獣9号」のニュースが流れていた。パチ…と目を覚ますレノ。「あ、目覚ましたわよ」レノのベッドのそばにはカフカとキコルがいた。

カフカは「よっ目覚めたか相棒」と笑って言う。レノは目を見開き、また目を閉じて「先輩、無事で良かった」という。カフカは「そりゃこっちのセリフだろ、バカ」と言い、レノの頭部にチョップする。


レノは「ありがとうございました、僕と伊春くんを助けてくれて」とカフカに礼を言うが、カフカは「あ」と声を出す。

後方には伊春がいる。伊春は「なんでオッサンに礼言うんだ?」と不思議がっている。レノは「伊春くんもいたの!?」とびっくりする。

伊春は「助けてくれたのは怪獣8号だろ?」と言うので、キコルはたじたじと「ほら増殖器官に気づいてくれたから!!」とフォローする。「たしかにな」と納得する伊春。

伊春は「なんで助けてくれたんだろな、あの怪獣」と言う。「ムッチャクチャ強くてよー9号の頭パカ―ンと飛ばしちまって、怪獣なのにめちゃカッコよかったんだぜ。お前らにも見せてやりたかった―…」

伊春のことばを聞いて照れるカフカ。伊春は「なんでオッサンが照れてんだよ」とツッコむ。ドスドスとキコルがカフカの背中を殴る。「照れてる?こいつはもともとこんなバカ面してるわよ!!」

「確かにそっか」と伊春も納得し、その場は丸く収まる。病室の外からキコルが電話をしている。電話の相手はハルイチだ。レノの退院は2週間後なので、何やら「準備」を進めているらしい。

2週間後―「古橋・市川退院祝」と書いたケーキが渡される。

隊員全員から「隊員おめでとうー!!」と声をかけられる。初任務の慰労会だ。レノたちが退院するのを皆は待ってくれていたのだ。

宴が始まる。すると、従業員一同が正座をして並んだ。しかも従業員たちが持っているのはA6ランクの黒毛和牛。霜降りコースである。あまりの接待にびっくりするレノ、カフカ、伊春

カフカはどういうことかとハルイチに問い詰める。ハルイチは「一番リーズナブルなコースを頼んだんだけど…」と言うと、横から責任者らしき人物が「何をおっしゃいますか!!」と大きな声で言う。「出雲様が幹事をされている会で、恥ずかしいものはお出しできません!!お代は通常でいいので…」

何がなにやらわからないカフカ。キコルが「何あんた知らないの?対怪獣兵器の国内最大手、出雲テックスの御曹司よ」と言う。実はハルイチは防衛隊のスーツを作っている会社の御曹司だった。めちゃくちゃお金持ちなのだとキコルに説明される。

保科が乾杯の挨拶をする。「というわけで初任務ご苦労やった。同期まとまっての非番なんてそうそうない機会や。大いに楽しんでくれ。乾杯」

楽しく騒ぐ隊員たち。レノは保科に「こんな楽しそうなみんな初めて見ました」と言う。改めて保科に礼を言うレノに、保科は「甘いな、レノ」と邪悪な笑みをうかべる。

保科「こっからが本番や」

なんと、あちこちでみんなが任務の話をしだして、言い合いを始める…!「スタンドプレーが多い」「基本に忠実にあるべき、我流はよくない」「スーツの性能がよくない」「通信の電波が悪かった」

レノは(初任務を経て足りないものが見えてきたんだ。そうだよな、俺だけじゃない。みんな、強くなりたいんだ)と感じる。

しかしレノが思う以上にみんなはヒートアップ。殴り合いのけんかがいたるところで始まる。これも毎年の風物詩のようだ。

保科は「さてと」と立ち上がる。「静まれ~ほなそろそろ、アレ発表しよか」

アレとは?

保科が言う。「作戦中のお前の発見で被害が大幅に抑えられたことが評価された。

正隊員昇格や。今日内定が出た。正式なお達しは後日やが、改めて…防衛隊第3部隊へようこそ」

レノと顔を見合わせるカフカ。カフカはレノの肩を抱き、「よっしゃーーーー!!!!」と歓喜する。

怪獣8号 第23話 ネタバレ

前回、保科から正隊員に昇格することになったと聞かされたカフカ。ミナに呼ばれ、2人だけで正隊員の任命が行われる。

ミナは「日比野カフカ。本日本時刻をもって、候補生改め正式に防衛隊員に任ずる」と言う。カフカはそれに敬礼し「全身全霊で戦うことを宣誓します」と誓い、「それでは失礼します」と部屋から出ようとする。

ミナはカフカに「浮かれるなよ」と言う。さらに続けて「私の隣で戦うにはまだまだ遠いぞ」と言った。

カフカは(やっぱりミナも覚えているんだ…!)と喜び、「ああ、見てろよミナ」と呼び捨てで答えてしまう。フッとミナは笑い、「上官呼び捨て罪だ。腕立て50回やってから行け」と手厳しい。

さらにミナは、怪獣8号や9号の件で本部に行かねばならず、しばらく基地から離れることをカフカに伝える。そのため、正隊員の細かい手続きは保科に聞くようにとカフカに言う。

「それから…」とミナはさらに続ける。「君を正隊員に推したのも保科だ。もちろん先の戦闘での活躍あってのことだがな。期待に応えてやれ」カフカは(副隊長が推してくれた…!)と喜ぶ。

就寝前、カフカはまた自習していた。しかしそろそろやめなければいけない時間だ。部屋に戻ろうとすると…トレーニングルームから光が漏れているのに気づく。

カフカ「誰だよ、電気消し忘れた奴…」

カフカはゾッとする。なぜならそこには殺気に満ちた保科がトレーニングをしていたからだ。ただのイメージトレーニングではない。8号と戦った時の再現をしていた!!

思わずしりもちをついてしまうカフカ。保科はカフカの存在に気づき、「なんやカフカか。お前またこんな遅おまでやっとったな」と言う。

カフカが「副隊長こそ何をしているんすか」と聞くと、保科は「8号対策や」と言う。

保科「次遭遇したら一発でぶった切れるようにな。そもそも初手をしくったんや。つい実力を探ってもうた。ハナから全力で行っとけば首飛ばせたんや。それから最後。5式やのぉて6式使ってたら核ごと八つ裂きにできた」

保科の言葉にカフカは恐怖を隠せない。しかしカフカの秘密をしらない保科は「ビビりすぎや」と呑気に答える。

保科は「アレは普通の隊員の手に負えん。おそらく9号も近しい力を持っている。僕がやらなあかん」と言う。

カフカは保科の言葉を聞いて、(ああやっぱスゲーなこの人は。市民だけじゃなくて隊員のことも守ろうとしているんだ)と保科の漢気に感動する。

カフカ「副隊長。ミナから聞きました。期待してくれてるって。戦力になれるように頑張ります!」

すると保科は「1%のやつが戦力になるなんて思ってへんわ!!チョーシ乗んなボケェ!!」とカフカを後ろから羽交い絞めにする。「けどまあ、1%くらいは期待しといたる」

保科からの労いの言葉を聞いて、ますますやる気になるカフカだった。

その夜…立川基地上空8000mでは、怪獣たちが降下を始めていた…

怪獣8号 第24話 ネタバレ

保科は夜の執務室で、一人で仕事をしていた。「怪獣8号。奴に感じた人間のような違和感。加えて人語を操り人に化ける9号…怪獣に何が起きてる…?」

カフカは保科の言葉を思い出し、夜空を眺めていた。「1%くらいは期待しといたるわ」と保科は言った。カフカはパンと両頬をたたく。(応えてえ)

そして「よし!ようやく第一歩。さ、明日のために戻ってねよ。休むのも仕事!」と言い、屋上から部屋へ戻ろうとする。そのとき上空からオオオオオオ…とまるで流れ星のように何かが落ちてきた。

「え?」と振り返るカフカ。すると、ドドドドドドドドド。たくさんの何かが基地に着地した。ゴォッ凄まじい風圧だ。就寝中の隊員たちも一気に起床する。

保科はすぐに「何事や!?オペレーションルーム!!」と言い、オペレーションルームから報告を要求する。

「基地敷地内に数十体の怪獣出現!!現状から判断するにおそらく、怪獣による上空からの襲撃です!!

推定強度64…62…63…!!各個体が全て本獣クラスです!!」

怪獣たちが基地を攻撃し始める。ゴァァァという爆音が聞こえる。保科はすぐに全隊員に通達する。

「夜間警備隊は総員戦闘態勢に以降!!非番の隊員にも緊急出勤をかけろ各自戦闘準備にかかれ!!可能な限り演習場に引き込め!絶対に基地の外にだすな!!」

しかしそう通達したものの、保科は気づいていた。外の被害報告はまだない。つまり…怪獣たちの狙いは防衛隊基地である可能性が高い!!

屋上から怪獣の襲撃を目にしたカフカは驚いていた。基地が火の海だ。しかも翼竜系怪獣である。そこでカフカはある「事実」に思い当たる。すぐさま保科に連絡する。

「副隊長!!翼竜系怪獣は毎年10体前後報告されてるんですけど、そのすべてに共通している特徴があります。すべて単独行動。にも拘わらずコイツらは群れて現れた」

保科はプライドの高い翼竜系を束ねることができる力と知性を有するリーダーが存在していると思い当たる。保科はカフカに言う。「となると考えられることは一つや。超強力なリーダーがおる」

保科の前に、翼竜系怪獣を引き連れた、リーダーらしき人型怪獣が現れる。

人型の怪獣は、保科を見て「隊員(ターゲット)発見」と言う。保科が戦わなければいけない。保科は一言「切るでカフカ」と言って、カフカとの通信を終えた。

怪獣8号 第25話 ネタバレ

通信を切る前の保科の言葉が気になるカフカ。「超強力なリーダーがおる」

保科はその「超強力なリーダー」と対峙していた。人型の怪獣が保科に問う。「この基地で一番強いのは誰だ」この人型怪獣もやはり人の言葉を話している…!

保科は「隊長おらんしまあ、僕やな」とほほ笑んで言う。

人型怪獣は「そうか、なら決まった。お前が俺の獲物だ」と言い、瞬時に保科に攻撃を仕掛ける。

オペレーションルームから通信が入る。「本獣推定フォルティチュード出ました!!8.3!?クラス『大怪獣』です!!」

保科はすぐに斑鳩と通信する。「お前が対余獣の指揮をとれ、最優先は民間への被害拡大阻止および本庁舎の機能維持や。コイツは僕が―…」と、人型の本獣はすでに保科の背後に回り込んで次の攻撃を仕掛けようとしている。

ドゴォォン

すさまじい衝撃。基地のガラスが粉々に割れる。保科は「コイツは―僕が殺らなあかん」と言う。

人型怪獣は「よぉし、それじゃ本格的に殲滅開始だ」と言い、超音波で他の怪獣たちに命令を下す。余獣たちは人型の超音波に反応する。やはり狙いは基地なのか…!

人型の拳が保科を襲う。ドコォンと言う音とともに、周りの建物は吹っ飛ぶ。まさしく隕石のような威力である。一発でもくらったら保科は死んでしまうだろう。

ボボボボ…!2人の攻防が続く。本獣の攻撃をよけ続ける保科。隙を見て保科も攻撃をしているが、怪獣の体が固く、保科の攻撃が通らない。

そのころ本庁舎東では斑鳩たちがが余獣たちを迎え撃っていた。しかし銃を撃つものの…余獣たちは無傷である。

カフカはスーツに着替えながら、隊員たちに通信する。「正面はダメです!!背中を狙ってください!!そいつは’03年に記録されている怪獣と同類です!!」

カフカの声を聞き、安堵するレノ。カフカに通信がつながらなかったので、心配していたようだ。

カフカ「すまん、副隊長と話してた。とにかく背中だ。背中を狙え。飛行時狙われやすい正面側は体皮が硬く核も背中側に寄った位置にあったはず!!逆に背中は体重削減のため必要最低限の硬さしか備えてない!」

斑鳩はカフカの説明を聞き、「でかした」と言い、2手に分かれて正面に気を引きつつ背面を撃つよう隊員たちに言う。

ハルイチと葵が討伐に向かう。ハルイチが一匹の余獣の背後に回り込み、背中を撃とうとした、そのとき…グォ!!別の余獣がハルイチを襲う。

信じられないことに、怪獣たちが連携している…!

怪獣たちの連携によって、背後をとることができない隊員たち…どうすればいいのか…そのとき、キコルからの通信が入る。「もう一つ手があるわよ」

「私が圧倒的なパワーで正面からブチ抜けばいいのよ!」

キコルはすごい速さで怪獣の正面から斧で怪獣を攻撃した。怪獣は真っ二つに裂けた。カフカたちは驚きの表情を見せ、キコルは満足な表情で笑みを浮かべていた。

怪獣8号 第26話 ネタバレ

怪獣たちが基地を襲撃する前。キコルはミナと保科と話をしていた。キコルに専用武器が渡されるという内容である。

しかし専用武器は隊長格からのはず…すると保科は「状況を鑑みての判断」だと言う。

ミナも「今年は怪獣の強度、数ともに異常だ。そこで基地ナンバー3の戦闘力を持つお前を主力の一角にすることにした。四ノ宮、これからは隊長副隊長に次ぐ第3の戦力として怪獣を殲滅しろ」とキコルに言った。

場面が変わって、前回の続きである。「正面が硬い」と言われていた怪獣を、キコルが専用武器である斧で文字通り真っ二つにした。

キコル「プロトタイプとしては威力はまあまあね。難を挙げるなら…無骨すぎて私には似合わないことかしら。さて、怪獣ども。私のいる戦場でこれ以上好き勝手させないわよ。」

キコルはさらに余獣に切り込む。キコルの武器の怪獣素材は一昨年品川で討伐された本獣のユニ器官だ。トリガーで通電することができ、衝撃波を発する。キコルはその性質を応用し、動作中後方に衝撃波を発生させ、一気に加速させる。

隊式斧術1式、落雷

さらに応用戦術。衝突時に前方に衝撃波を与えれば…

2式水切、加撃

次々と余獣を蹴散らすキコルに隊員たちは驚く。レノはため息をつき、「何が私に合わないだよ、アグレッシブで高圧的なお前の性格にピッタリ合ってるっての」と思う。

キコルは「さーさー次!」と言うと、上から余獣が攻撃をしかけようとする。そのときパンパン!!味方の援護射撃。翼竜は翼を凍らせ落下する。氷結弾である。援護したのは…レノだ。

レノは「油断するな!!上からも来るぞ!!」と言う。翼竜たちが飛ぼうとするのを「飛ばせるかよ」と言い、どんどんと氷結弾を撃ち込んでいく。

キコルは(このレベルの怪獣にここまでやるとは…)とレノの戦力に感心する。キコルはさらに怪獣に「3式半月」で攻撃して倒す。

キコルはレノに言う。「援護させてあげる。ついてこれるならだけど。援軍になって敵をかき乱すわよ」レノも「上等だ」とキコルに返す。

斑鳩が隊員たちに報告する。「四ノ宮文体が怪獣たちの連携を乱す!!作戦続行だ、2手にわかれて背面を撃て!!」

報告を聞き、保科は(四ノ宮が機能しているようやな)と安心する。しかし問題は…保科と対峙する人型怪獣である。

その攻撃力の高さ。スピード。さらに…この人型怪獣は戦いを楽しんでいる。

保科は小此木に3番ゲートを解放するように言う。「戦いを楽しむ」というのは明らかに怪獣の範疇を超えた感情である。

3番ゲートを開けたものの、ゲートは人型怪獣によって破壊されてしまう。保科は「開けた意味ないやん!!その扉高いねんぞ!!」と文句を言う。

人型怪獣は「お前、誇っていいぞ。こんなに俺と殴り合える奴、怪獣にもそうそういねえ。是非とも喰って糧にしたいねえ」と言う。

そして保科にパンチ。保科はそのパンチを腕でガードしたものの、まともにくらってしまう!!

怪獣は一言、「お前ホントにやるな」と言う。人型怪獣の腕がなんとすっぱり切れている。保科にやられたのだ。

保科は「すまん、小此木ちゃん、緊急につき申請省略や。ここ(演習場)なら本気だしても隊員巻き込む心配もないやろ」

保科の戦力が全解放される。92%だ。

そして保科は人型怪獣に「ほな討伐はじめよか」と言い放つ。

 
(C)松本直也
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まとめ:怪獣8号 第26話 ネタバレ感想

今回は怪獣8号 第26話ネタバレ感想を紹介しました。

斧とキコル、合わないようで合ってますよね!!

そして、保科たちのバトルも激化します。

戦力を全開放した保科…このバトルの行方は!?

次も期待していてくださいね!!

最後までご愛読ありがとうございました!

 

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