【怪獣8号】第5巻第36話から第44話まで!一押し漫画ネタバレ!【最新】

怪獣8号

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この中では私の考察を含みますので、ご了承ください!

少年ジャンプ+にて連載中の怪獣8号!

早くも人気が出てきていますね!そんな怪獣8号の記事を感想込みで紹介します^^

前回は四ノ宮長官から攻撃を受けるカフカ。

カフカは防戦一方ですが、攻撃をよけきれません。

 

 

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怪獣8号 概要

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かつて憧れた世界とは遠い場所で働く男におとずれる予想もしない出来事…!

その男、怪獣になりかつて憧れた場所を再び目指す…!

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怪獣8号 第36話 ネタバレ

「人間」であることを証明したいカフカだが、四ノ宮長官の攻撃が直撃する。「日比野カフカ!!」とキコルが叫ぶ。カフカは怪獣の姿になり、四ノ宮長官のパンチを受け止めていた。

「よかっ…」と言いかけるキコルだが、すぐにカフカの様子がいつもと異なることに気が付く。四ノ宮長官は「ようやく、姿を現したな怪獣」とカフカに言う。

怪獣になったカフカだが、ビシッ…と顔面にヒビが入る。そして「ガアアアアア」という雄叫びを上げ続ける。カフカの雄叫びにより、部屋のガラスにもヒビが入ってしまう。

キコルは先ほどの違和感が続いていており、(やっぱりだ、何かおかしい…!!)とカフカに対して感じる。

カフカは体の自由が利かなかった。人間と証明するどころか、体の自由が利かない自分は怪獣そのものであると焦る。

すると、リンクした横で声が聞こえる。

「…ロス、コ…ス、カイジュウ…、コロス」

その声に反応するかのように体が動く。四ノ宮長官に攻撃をしかける。長官は「よけきれた」と思いきや、怪獣8号の変則的な、自己破壊攻撃によって攻撃を受けてしまう。

四ノ宮長官は、怪獣8号が再生前提の自己破壊攻撃をしたことに気づく。四ノ宮長官は「人間の常識で考えては足元をすくわれるということか」とつぶやく。

そしてギチ…カフカは怪獣8号に「やめ…」と言いかけるが、怪獣8号は聞くわけもなく、四ノ宮長官にパンチラッシュを始める。

「パパ…」と父親を心配するキコル。長官は、2号のシールドがあったため即死は免れた。反対に怪獣8号に攻撃をしかける長官。

隊式格闘術2式・発破

ソニックブームによって打撃範囲を拡張していた、怪獣2号が多用した攻撃方法である。

四ノ宮長官は核を探す。そこに再生を終えた怪獣8号が向かってくる。肉体を囮に、核から再生を果たしたのだ。

カフカは中で(なんて戦い方しやがる、こっちの身が持たねえ…!!)と感じていた。

激しくぶつかりあう怪獣8号と長官。最硬度のシェルターにバアアアンとヒビが入る。多少の被害は仕方ないだろう。なぜなら時を超えて2号と8号が激突しているのだから。

ドンドンドンとぶつかり合う2人。キコルは(単騎で識別怪獣クラスと互角に渡り合っている…)と驚愕する。そこに副長官がキコルに声をかける。

「しかし妙だな、殺すなら人間形態の時に初撃で仕留めておけば良かったのだ、それなのにあの男…あえて8号に負荷をかけて試しているように見える、どういうつもりかは知らんがな」

キコルは、長官にカフカから命を助けられたのを報告したこと、そして温情ある処置を頼んだことを思い出す。(まさか、パパ…!!日比野カフカに生き延びるチャンスを…?)

2人は激突し合っている。しかし、ズン。激しい攻撃に長官が耐えられなくなってきた。8号の強度が、長官の想定を超え始めてしまったのだ。8号はまだ長官を攻撃しようとしている。

怪獣に翻弄されるしかないカフカ…

怪獣8号 第37話 ネタバレ

内部の怪獣8号により、暴走するカフカ。長官はカフカから攻撃を受け始める。カフカは(なんとかして暴走を止めないと)と思うものの、どうすることもできない。

長官は、怪獣8号の猛攻にシールド出力全開で挑むが、怪獣8号の攻撃を止めることはできない。とうとう長官を壁に打ち付ける怪獣8号。

ふとキコルを見ると…キコルが不安そうな顔で2人の戦闘を見ていた。カフカは(ざけんな!!キコルの目の前で父親殺してたまるかよ!!)と思うものの、怪獣8号への制御ができず、怪獣8号はさらに四ノ宮長官を床にたたきつけ始める。ドドドドドドドドド

目を見開くカフカとキコル。キコルはいつぞやの自分の言葉を思い出す。「もしあんたが人間に害する怪獣だとわかった時には―私が殺すから」

キコルは(私は、私はあいつを…それでも信じたい―…!!)と思う。

「怪獣なんかに負けてんじゃないわよ、バカカフカァ!!」叫ぶキコル。

その瞬間、怪獣8号の内部では…怪獣がカフカを食べようとしていた。

「え」と言うカフカ。(俺はいつだってこうだ。肝心なところで失敗する)

ばくん、とカフカを食べる怪獣8号。カフカは(ちくしょう、ちくしょう…)と言いながら、怪獣8号の深淵に落ちていく。

怪獣8号の暴走を見た長官。長官は「期待したがこれまでか―…」とつぶやく。

カフカは、怪獣8号の深淵に落ちながら、ミナの言葉を思い出す。

その瞬間、カフカは目を見ひらく。決意をするカフカ。カフカは…自分で胸部を「刳り貫くほど」強い力で殴った。すると、バァァァァン!内部の出来事にシンクロし、怪獣8号は自らの胸部を拳が入り込むほどに殴った。

カフカの行動に目を見開き驚く長官とキコル。そして、カフカは…怪獣の面の下から「カフカ」の顔を出し、「俺は怪獣8号じゃない、日比谷カフカだ」と言うのだった。

怪獣8号 第38話 ネタバレ

カフカは「怪獣8号じゃない、日比野カフカだ」と言い、倒れる。長官は皆に「武器をおさめろ、鳴海」と言う。「鳴海」と呼ばれた男はマスクをとり、「一向に援護の合図を送らないからそのまま死ぬ気かと思いましたよ」と言った。

長官は「バカを言うな。想定以上だったのは認めるがな。」と言い、「医療班、すぐに怪獣8号を収容しろ。核が損傷している可能性がある」と通信する。鳴海が「コイツをどうするつもりですか?」と聞く。

上層部の会議が開けれる。長官は「8号は目下兵器化せずに戦力にする」と言う。反対の声が上がる。危険だ、と…。四ノ宮長官はカフカの言葉を思い出し、皆に言う。

「私は制御可能だと判断した。事実奴は第3部隊と数ヶ月任務をともにしている。兵器化してもあれほどの力を生み出せるか定かでない。6号のように適合者不在で封印される可能性もある。大怪獣が群発している今、戦力は最大効率で運用する。…前例はこの国の防衛に比べれば些末なことだ。」

副長官が口を開く。「忘れたわけではあるまいな、10年前の6号を中心とした群発災害を。200人以上の隊員と3人の隊長が犠牲になった。――君の妻もな」

長官「現在日本で大怪獣と戦えるレベルの隊員は30人足らず。単騎でとなれば10人と満たない。識別怪獣クラスとなればその数はさらに減る。想定をはるかに超える数の怪獣が群発した場合、国は容易に滅びるのだ。奴の桁外れの力を運用できれば我々の希望となりうる」

しかし上層部は「それでも反対だ」と意見を曲げない。カフカはどうなるのか…カフカは夢を見ていた。ミナが泣いている。ミイコを怪獣に殺されたからだ。カフカは思い出す。(ミナをこんなに泣かした怪獣を許せねーと思った。だからもし自分が身も心も怪獣になっちまうんだったら、人間として死のうと思ったんだ)

ベッドで眠るカフカ。目を覚ます。「生きて…る?」隣からは「目覚めたか」の声が。長官がいる。「そう構えるな」という長官に、カフカは「よかった―――…!」と言う。

カフカ「もし長官になにかあったら、キコルに会わせる顔がなかった」

カフカはさらに「生かしてもらったということは、人間として認められたってことですか?」と聞く。長官は、もしカフカの心臓が人間の心臓であったなら死んでいたはずなので、怪獣だと言い放つ。

長官「が、敵かどうかは保留しておく。日比野カフカ。現状お前を生かすことに反対するものがほとんどだが、生き残る為にお前の有用性を示せ」

カフカは、長官が自分の名前を呼んでくれたことに喜ぶが、すぐに兵器として生かされているだけかと落胆する。カフカは長官に言う。

「俺は今でも自分を防衛隊員だと思ってます。絶対に防衛隊員としても認めさせます」

場面は国分市にかわる。ハイタワーレジデンス国立23階。脱皮を終えた怪獣9号がいる。怪獣9号は、「人間の手に堕ちた怪獣の力を、怪獣のもとに取り戻すことにしよう」と言った。

怪獣8号 第39話 ネタバレ

ミナから報告が入る。「日比野カフカ、処分保留」顔をほころばせるキコル。

(けど―喜んでもいられない―…私ももっと強くならなきゃ。いざって時アイツを止めてあげられない)

そこに声がして部屋に誰かが入ってくる。「待たせたな、四ノ宮隊員」かなりの身長、体も大きい。

「隊長室に案内しよう」 第1防衛隊副隊長、長谷川エイジだ。

隊長室に向けて歩き出す2人。長谷川「亜白第3防衛隊隊長から達しがあったと思うが、立川基地復興までの間、お前は第1部隊で預かることになった。」

キコルは「はい!」と答える。(第1部隊―…怪獣大国日本の最強の基幹部隊…私のいたアメリカにもその名は轟いていた。腕を磨くにはうってつけの場所だわ。)

コンコンと扉をノックする長谷川。「入ります」

キコル(日本最強部隊の隊長、学び取れるものは全て学び取らせてもらうわよ…!)

長谷川がキコルに言う。「紹介しよう、日本防衛隊第1部隊隊長、鳴海げ―…」

鳴海は廃人のようにゲームをしていた。

「あと少しでプラチナランク。あと少しでプラチナランク…」一度ドアを閉める長谷川。キコルに「ちょっとここで待っていろ」と言い、部屋の中に再度1人で入る。

鳴海が「よおし5キル4アシスト文句なしのプラチナランク!」と叫ぶと、長谷川はゲーム機を蹴る。「ああ!僕のBS5!鬼か、長谷川ァ!」

長谷川は鳴海に「14時に来るから部屋を片付けておけと言ってたよな?」と言う。それを受けて鳴海は「ああ、聞いてるよ。だがそれを受けて実行するかはボクの自由だ、違うかね?」と言う。「もっともらしく言うな、めんどくさいだけだろ」と、長谷川は鳴海ごと蹴り飛ばす。ガンドムが損傷したらしい。鳴海が「ああっボクの100分の1ガンドムっ!!」

鳴海が「だいたいボクの部屋をどう使おうがボクの勝手だろ!?」と目をむいて言うと、長谷川は「お前のものではない。防衛隊の所有物だ。」と言う。完全に取り残されるキコル。

鳴海「そもそもこの部屋が散らかって困るのは君なんだから君が片付けるべきではないか!?ボクに押し付けるんじゃな―」

長谷川は「そうか、ならお言葉に甘えて」と言いながら、ひょいと鳴海を持ち上げる。「やれ」部下たちが鳴海の所有物を片付けてくれる。鳴海は「あああ!勝手に触るな!!自分でやるから!自分でやるから!!」と叫ぶ。

鳴海を持ったまま、すたすたとキコルのところまで歩いてくる長谷川。長谷川はキコルに「隊長の鳴海だ、よろしく頼む」と言う。

キコル(どうしよう、全く尊敬の念が湧いてこない)

鳴海が「ほーう、君が噂の功さんの娘か」と言う。キコルは(ダメダメ!それでもコイツ…この人は上官なんだから!)と思いなおす。

キコル「第3防衛隊所属、四ノ宮キコルであります。第1部隊にお世話になります。なんなりとご命令ください!」

鳴海は「まあそうかしこまるな…堅苦しい挨拶はいらん、第1部隊の隊長としてボクが君に望むものは1つだけだ」と言う。「一つとは…」とキコルが問いかけたときにジリリリリと出撃のサイレンが鳴る。

鳴海「お、出撃だ。ちょうどいい。僕らの戦いからそれがなんなのか学ぶといい。特等席での見学を許可しよう」

川崎区新台場で怪獣が侵攻中。第1部隊が討伐にあたっており、どんどんと弾幕が発射されていく。怪獣の進路は完全に第1部隊によって支配されている。

キコル(それを可能にしているのは隊員一人ひとりのスペックの高さ。おそらく隊員全員が解放戦力40%以上…小隊長クラス以上の実力者!!)

予定討伐ポイントに怪獣が誘導されたようだ。鳴海が「それじゃ行きますか」と言う。

鳴海「四ノ宮キコル。礼儀も身なりも勤勉さも品位もボクは君に求めない。要求は一つだ。」

髪をかき上げ、戦闘モードに入る鳴海。上空から怪獣の懐に飛び込むと、専用武器でどんどんと怪獣を攻撃していき…瞬く間に怪獣を制圧する。

鳴海「圧倒的な『実力』を示せ、行儀のいい無能ならいらん」

キコルが青筋を立てながら「面白いじゃない」と言う。

 

怪獣8号 第40話 ネタバレ

前回の続き。キコルは鳴海に「行儀のいい無能ならいらん」と言われる。
イラっとするキコル。「面白いじゃない」

しかし、前回の戦いで評価されたのは…ミナだった。功労者である鳴海は新聞の端に小さく載っているのみ。それに怒る鳴海。

「ちょおおおおい!なんか亜白が倒したみたいな絵面になってるじゃないかァ!ほら見て四ノ宮!案の定亜白トレンド入ってるし!倒したのボクやろがい!なあ!!」

さらにエゴサし始める鳴海。鳴海は「発言がイタイ」「隊長には品格も必要」などと好き勝手言われていてめちゃくちゃ怒っている。しかもフォロワーも減っていた。

キコルは「さっきから呼び出しが鳴っていますよ」と鳴海に言うが、鳴海は「いいんだ」と返す。

鳴海「どうせ功さんと長谷川がいかつい顔2つ並べて小難しいことをしゃべっているだけの会議だ。何でこのボクが昼間っからそんな地獄のようなむさ苦しい場所に行かねばならん?」

鳴海の発言に蹴りを入れる長谷川。「仕事だからだ」すでにキコルは呆れていてため息をつく。長谷川は鳴海を引っ張る。「さっさと行くぞ」

鳴海は「待て!一体何だと言うのだ!そんな大事な話なのか」と聞くと、長谷川は「怪獣8号についてだ」と言う。

カフカはベッドの脇で筋力トレーニングをしていた。(なんもできねーまんま5日も経っちまった)と焦りがつのる。長官は「有用性を示せ」と言った。カフカは思う。(何をすればいい?どんなことでもやってやる。信じてくれる仲間のためにも!!)

そのとき、ドアが開く。武装した隊員たちが入って来る。「怪獣8号、ついてこい」カフカは(きた…!)と思った。

長官室。カフカは鳴海と並べて立たされている。同室には長谷川とキコルもいる。カフカは意味が分からない。(え、え?ちょと待って。この人って第1部隊の鳴海弦だよね、なんで!?)

四ノ宮長官が口を開ける。「日比野カフカ、お前を第1部隊に編成する」驚くカフカだが、長官はさらに続ける。

「史上最強級の怪獣と日本最強の対怪獣戦力を合わせいかなる災害をも打倒する最強の部隊を作り上げる。お前にチャンスをやる。次の討伐でその力を示し皆を納得させろ」

カフカは(8号として必要とされるのは不本意だけど…まずは生き延びてこそ)と考え、「はい。やってみま―」と言いかける。しかし鳴海は一言。「お断りします

これにはカフカも驚き「え」と言う。キコルも驚き、長谷川は頭を抱えている。鳴海は言う。「最強の部隊はボクがいれば事足ります。では失礼―」鳴海は帰ろうとさえする。

長官「足りぬ。人に擬態し姿をくらませた9号、怪獣を指揮し防衛隊を意図的に攻撃した10号。奴らは明らかに今までの怪獣とは違う。我々は日々進歩し、数々の怪獣災害を乗り越えてきた。だが怪獣は依然未知の進化を続けている。大災害は全てが対処可能だと我々が慢心した時その常識を大きく覆す形で起こる。我々もまた進化せねばならんのだ、鳴海」

鳴海は大きくため息をつく。そして言う。「功さんのボクの信頼はその程度のものですか。8号は兵器化してボクが使うのが最も効果的だ。」

一触即発の雰囲気。すると、カフカが口を開ける。「鳴海隊長。俺はまだ死ねません。やり残したことがある。それを果たすまでは…だからしがみつかせてもらいます。」

カフカは敬礼する。「第1部隊にお世話になります」

ため息をつく鳴海。「お前の思いも境遇も決意表明も興味ない。結果と実力を示せ。もしまた暴走するようなことがあれば即座に処分してボクのスーツにする」そういい、一人でさっさと部屋を出ていってしまう。

カフカは鳴海の後姿に敬礼しながら「ありがとうございます!!」と言った。

エピソード5 「怪獣兵器」

怪獣8号 第41話 ネタバレ

ガタガタと揺れる地面。しかし民衆は「最近地震多いよね」と余裕そうだ。しかし今回はいつもとは少し違う。ビシビシと地面にヒビが入る。民衆はパニックだ。そして…東京都品川区の一地域が陥没する。どうなっているのか…すると、穴から何者かが出てくる。

いや、大量にいる!!目撃したものはたまらず「うわああああああ!!!」と叫ぶ。

キコルは第1防衛隊で訓練をしていた。キコルは(時間が惜しい)と感じていた。鳴海の部屋に入る。「鳴海隊長、今日こそ個別訓練付き合ってくださ…」

すると土下座している鳴海。何か分からず「え…!?」状態のキコル。鳴海が言う。

「四ノ宮…金を貸してくれ」

「は?」というキコル。どうやら鳴海は先週もらったばかりの給料がもうないらしい。しかし背後に見えるYAMAZONの箱…。

そんなことを部下に頼むなと怒るキコル。

ジリリリリと警報が鳴る。長谷川が二人に言う。「出撃だ。」

鳴海は「やれやれ、大事な交渉の途中だってのに…第一部隊出勤だ、蹴散らすぞ」とすでに戦闘モードだ。

街では昆虫のような怪獣が襲ってきていて大パニックだ。防衛隊は、ヘリコプターで住民に避難を促す。とりのこされた幼い兄妹がいる。

妹は足をケガしてしまいもう動けない。兄は「きっと第一部隊が来てくれる、鳴海ならあんな怪獣一発だ。だから大丈夫」と言う。しかし、醜悪な怪獣が非力な兄妹に襲い掛かる。

兄は(鳴海がきてくれる、鳴海が来てくれる、鳴海がきてくれ)と念じながらぎゅっと目を瞑る。

鳴海の一撃。兄は「鳴海!」と喜ぶ。

鳴海「こらガキ。隊長様を呼び捨てにした罰だ。生きて帰ってお母さんのスマホで鳴海隊長かっこいいって10回つぶやけ」

うん!と少年。そして鳴海は戦況を確認する。どの小隊もうまくやっており、制圧完了までいった小隊もある。鳴海は言う。

「まずは全体の状況を把握。市民の安全確保が最優先だ。標的は状況に応じて始末するか討伐区に誘い込め。」

「了」と隊員たち。

「四ノ宮キコルそれから怪獣8号。討伐区域に入った怪獣を根こそぎ始末だ。区域内の住民避難は済んでいるから遠慮なく…結果を出せ」

怪獣8号 第42話 ネタバレ

鳴海は「四ノ宮、怪獣8号、結果を出せ」と言う。カフカは(長官がくれたチャンスだ、必ず応える)と意気込む。

「討伐地区東部に怪獣誘導完了、討伐部隊対応願います」と通信が入る。キコルは「まずは私ね」と言って去っていく。

「四ノ宮キコル、出ます」

鳴海は「東雲小隊、予定どおり四ノ宮の援護もしもの時は後詰を任せる」と指示。東雲は「りょーか」と言いかけるが…

キコルはすでに標的を撃破している!!

キコルは(足りない、保科副隊長はもっと速かった…亜白隊長の一撃はもっと重かった)と次々と討伐。

「さすがキコル!」とカフカ。東雲が「悪くない」と言いかけると、東雲の背後にいた怪獣を討伐するキコル。

キコル「東雲小隊長、油断なさらず」

東雲は青筋を立てながら「四ノ宮キコルだっけ?あんたいい性格してんじゃん仲良くなれそうだわ」と戦闘モードに入る。

第一部隊の隊員は「おいおい、これが1年目ってマジですかい」とキコルを見てに驚く。長谷川も「お前の1年目より強いんじゃないか?鳴海」と言うが、鳴海は「は?は?ボクあんなもんじゃなかったし」と張り合う。

しかし妙だ。蟻型の怪獣が地上に出現することが滅多にないのに…。なんのためなのだろうか?怪獣本来の性質と違う行動、立川基地の件と似ているなからこそ、「狙いを持った厄介な司令塔」がいるかもしれないと鳴海は思う。

「討伐地区西部に怪獣複数誘導完了、討伐部隊対応願います」という通信が。カフカは頬を叩き覚悟を決める。

防衛隊318仮説拠点司令部。司令官が「さて、怪獣8号対怪獣戦闘能力のお手並み拝見といこうか」と言う。そこには四ノ宮長官もいる。

「日比野カフカ出ます!」

カフカが怪獣と出くわす。部分変身で倒そうとするがうまくいかない。部分変身では足りないが、以前の四ノ宮長官との試練を思い出し躊躇するカフカ。

敵が酸を吐く。(迷っている場合じゃねえ、今は生き延びてあいつの隣に道をつなぐ!!)

変身しようとするカフカ。しかし…パァァァァン

「討伐区域内に新たに強力な怪獣反応!本獣発生の恐れあり」という通信が入る。発生ポイント…カフカの直下!?

カフカの足元が揺れる。そして中から出てきたのは…怪獣9号!?

怪獣8号 第43話 ネタバレ

カフカが驚く。そこには怪獣9号がいた。

怪獣9号は、怪獣8号の反応があったから出てきたようだ。カフカに尋ねる。「もしかして君が怪獣8号?ま、試せば分かるか」そういい、カフカの左胸を撃ち抜く。

長谷川はどうするのかと鳴海に聞く。「このままだと怪獣8号を失うぞ!」鳴海は「識別クラスだ、僕が行く…」と言い、カフカの応援に行こうとするが…

鳴海の前にも…怪獣9号!?分裂なのか、増殖なのか、もしくは最初から2対いたのか…とにかくこうなれば鳴海はカフカの元へいくことができない。

さらに倒したはずの怪獣が次々と蘇生される。次々と小隊の状況が反転したことが報告される。しかし…エリアが広い。第3部隊の報告範囲よりも、はるかに広がっているのだ。

長谷川が言う。「現れただけで戦況がガラッと変わっちまった。これが…怪獣9号か…!」

再び場面はカフカと怪獣9号。怪獣9号が言う。

「種は撒き終わったかな。それじゃあ怪獣8号、君を殺して強大な怪獣の力をもらう」

変身できないカフカに怪獣9号の攻撃はあまりに凄まじい。防戦を強いられるカフカ。カフカは(やっぱりこいつは危険だ。ここで倒…)と思うがどうしても変身できない。

カフカ(ここで倒しておかねーと、なのに、なんで…)

ボコボコと攻撃する準備をする怪獣9号。ピンチだ。「さよならだ、怪獣8号」

その瞬間、空中から…

キコルが飛んできて…

怪獣9号を真っ二つにした

怪獣9号「あー?」

カフカ「キ、キコル」

怪獣9号は蘇生してむくりと起き上がる。「君は…誰だっけ?」

キコル「覚えてなくて結構よ、どうせ今日殺すから」

怪獣8号 第44話 ネタバレ

長官たちはキコルたちの様子をモニターで見ている。

副長官「動くなよ、功。仮に8号が暴走した場合自ら出撃するつもりなのだろう。その覚悟は買うが、ナンバーズの使用は体を削る。立て続けに使えば命にかかわるぞ」

長官「分かっている、それにこれは…次世代が乗り越えなければならない試練だ」

再び場面は戦場。キコルがカフカに状況を聞く。「変身は?」カフカは「ダメだ、何回も試しているけど失敗しちまう」と答える。

キコルはカフカの状況に9号が関連しているのかもしれないと考える。9号の攻撃。2人は避けながら通信で話す。

キコル「私が目標を大破して動きを止める。もし9号が変身を妨害しているなら、復元までに一瞬のスキができるはず。悔しいけど奴を倒すのにあんたの力がいるわ。」

カフカは「了」と返事をする。2手に分かれるキコルたち。9号はそれを見て「ずるい」と言う。

9号は「じゃあこうしよう」と言って…分裂した!!!キコルは9号の動きが予測できない。そして…キコルは9号の銃に腹部を撃たれる。

カフカは叫ぶ。「キコル!!」9号は「まずは一人目…」と言うが、なんとキコルが突進してきた!9号は訳が分からない。

キコル(何もできないまま、失うのはもうごめんだ。今度こそ、私が助ける)

キコルの戦闘を見る長官たち。キコルの成長に驚く。副長官が「若き日の彼女を見ているようだ」と長官に言う。

キコルの幼少期。第2部体調である、四ノ宮ヒカルの活躍をテレビで見ている。目が輝いているキコル。ヒカルは最強兵器の一つであるナンバーズ4を纏い、戦場をかけていた。クラスメイトたちがキコルに次々と聞く。「これってキコルちゃんのママだよね!?」「すっげー!」「やべー」「最強じゃん」キコルは目を輝かせ、嬉しそうに「うん!私のママ!」と言っていた。

夜。屋敷に「ただいま~」と帰る女性の声。ヒカリだ。こら、ママは疲れているから…と言いかける功だが、ヒカリは元気だ。キコルとはしゃぐ。

「みんなけがはなかった?」と聞くヒカリ。うん、と答えると、「それはよかった!」と笑顔でヒカリが答える。

キコルはヒカリの腕の不調を見抜く。どうやらその日の戦闘で腕を痛めたようだ。

キコル「ママ、私が防衛隊に入ってママを助けてあげる」

ヒカリが功を見る。フフ…と笑うヒカリ。

ヒカリ「それじゃあキコルがピンチのときにはママが助けてあげるね!」

しかし…約束むなしくヒカリは怪獣6号による災害により命を落としてしまう。被害を最小限に抑えるために、ヒカリは犠牲になったのだ…。

幼きキコル。葬式で号泣する。(嘘つき、嘘つき…私の嘘つき…!!助けるって言ったのに…ごめんママ…ごめん…)

キコルが父親に声を掛けようとする。「パ…」しかし、功は涙をこらえ震えていた。父親を見て涙をぬぐうキコル。

キコル(ママごめん、ママのことは助けられなかったけど、その代わり私が一番強くなってママの代わりにみんなを助けるから!!)

キコル「私のいる戦場で仲間は死なせない!!」

 
(C)松本直也
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まとめ:【怪獣8号】第5巻第36話から第44話まで!一押し漫画完全無料!【最新】

今回は【怪獣8号】第5巻第36話から第44話まで!一押し漫画完全無料!【最新】について紹介しました。

この先どうなるの楽しみな展開が続きますよね!アニメ化もちかいのではないでしょうか!?

最後までご愛読ありがとうございました^^

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