今回は【呪術廻戦】「葦を啣む」真希の覚醒!禪院家の幕引き!!「葦を啣む」まとめ編を紹介したいと思います。
死滅回游編の中で特に別枠として「葦を啣む」として掲載された真希の覚醒と禪院家の幕引きをまとめた記事です。
この中では私の考察を含みますのご了承ください。
では【呪術廻戦】「葦を啣む」真希の覚醒!禪院家の幕引き!!「葦を啣む」まとめ編についてみていきましょう!
【呪術廻戦】第148話「葦を啣む」ネタバレ
カス
「誰かと思ったわ。酷い面やな、それもう治らんやろ、どうすんの?真希ちゃん」と直哉が言うと、真希は「女を顔で判別できたんだな、尻しか見てねぇと思ったぜ」と返しました。
直哉は「どうすんのって聞いてんねんけど。答えろや、カス。呪術も使えん、呪霊も見えん。取柄のお顔もグズグズ。もう誰も君のこと眼中にないで。寂しいなぁ、昔みたいにまたイジメたろか?」といつものように毒舌は絶好調。
さらに「どうすんの?乙骨君と恵君の金魚のフン?なんとか言えや、カス」と続けますが、真希は何も答えずに忌庫へと向かいます。
すると女性に声をかけられて「真希、戻りなさい忘れたの?忌庫への立入りは私達に許されていないの」と言いますが、真希は「当主様がいいって言ってんだよ」と答え、手元にある鍵を見せます。
禪院家当主 伏黒恵
「禪院家当主!?俺が!?」と伏黒が驚き、真希は冷静に「ああ、直毘人の遺言だ」と返しました。
伏黒が「お断りします、面倒くさい」と言いますが真希は「いや、悪いが受けてくれ。直毘人は恵には禪院家の財産を全て譲るって言ったんだ。金に呪具、当主になれば御三家や総監部の情報も入ってくる。これからの私達の立ち回りが大きく変わる」と説明します。
それを聞いた伏黒は「じゃあ、真希さんがやって下さいよ」と返しますが真希は「今の私じゃ誰も納得しねぇしついてこねぇよ。相伝の術式を継いでること、領域を会得してること、更に悟に目をかけられてたドラが乗った恵でギリだ」と言います。
「納得とか、禪院家の人がどう思おうと関係なくないですか?さっき言ってた恩恵は当主になりさえすれば受けられるでしょ」と伏黒は返しますが、「まだ、私じゃダメなんだよ。私じゃ、真依の居場所を作ってやれない」と真希は答えます。
すると伏黒はハッした表情をし、「分かりました」と当主となることを受け入れたのでした。
真希の母親登場
女性が「戻りなさい!!・・・どうして?どうしてアナタはいつもそうなの?一度くらい産んで良かったと思わせてよ・・・真希」と言います。
この女性は、なんと真希の母親でした・・・
真希は無視をし続けながら忌庫に向かっていきます。
そして忌庫の扉を開けると父親である扇が待ち構えており、「親父・・・!!」と驚く真希。
扇は「ここに呪具はないぞ、真希。オマエ達の動向を見越して空にしておいた」と言います。
その足元には扇にやられたと思われる真依が血を流し倒れながら「なんで来たのよ、馬鹿」とつぶやきます。
発案者
直哉が「こうする気やったら始めっからそう言えや」と言うと、甚壱は「オマエが先走りすぎなんだ。直哉」と返し、「確かに伏黒恵はオマエより幾分ましだ。五条家との関係修復の契機として彼を後押しする声も少なくない。だが、全財産を伏黒恵に譲るというのは俺達も到底納得できない」と続けます。
直哉が「じゃあ、何をトロついとったん?」と聞くと、甚壱が「伏黒恵は五条家だけではなく、加茂家次代当主加茂憲紀とも有効な関係を築いている。理由もなく消せば、立場を悪くするのは我々禪院。五条悟が封印され変動する勢力争いに遅れをとることになる」と答えました。
「それは分かったけどなんで今なん」と直哉が再度聞くと、甚壱は「総監部の通達をろくに聞いていないな」と返します。
ー二、五条悟を渋谷事変共同正犯とし、呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪と決定するー
甚壱は「利用しない手はない。五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵、真希、真依を誅殺する」と言い放ちます。
それを聞いた直哉が「くっくっくっ、実の娘も殺した方が信憑性が増すもんなぁ」と笑いながら言うと、甚壱も「あぁ、それにより総監部からの信頼もより強固となる」と返します。
「でもそれでいんん?扇のオジさんは」と直哉が聞くと、「発案者は扇だ」と甚壱が答えます。
当主になれなかった理由
シーンは戻り、扇は秘伝「落花の情」を発動。
ー纏った呪力により触れたモノを迎撃する。領域対策「落花の情」を居合いに転用。万が一の交渉材料として生かした真依、真希の所持する未知の呪具。それら不測の事態に備えつつ、渾身の一振りを放つ。組屋鞣造の傑作、呪具「竜骨」。刃で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意図に合わせ峰から噴出するー
その時真希は「呪具の効力を知られてねぇアドバンテージを生かす。居合い勝負に乗ったとみせかけて二撃目・三撃目で斬る」と考えていました。
扇が「何故前当主が私ではなく、直毘人だったか知っているか?」と聞くと、真希は「テメェが子供を殺せるクソ野郎だからだろ」と返します。
居合斬りを放つ扇。
真希は竜骨の呪力を噴出させ、扇の刀をへし折る。
そして高速でで扇の背後に回り込み鋭い一閃を放ちますが、扇の攻撃を顔面で受けてしまい、血が吹き出します。
折ったはずの扇の刀身が生成されていたことに気付いた真希は「なんで折ったハズの、刀身が!?」と思考を巡らせる。
扇は「何故私が当主になれなかったか・・・それは、子供のオマエ達が、出来損ないだからだ・・・!!」と言い放ちました。
真希はドサッと音を立てながら崩れ落ちるのでした。
【呪術廻戦】第149話「葦を啣む-弍-」ネタバレ
真依が最期の力を振り絞り遺したものは、呪具だけではありませんでした。
真希の呪力は真依が全て持っていきましたが、力は全て託しました。
そして覚醒した真希は父親である禪院扇を瞬殺・・・
これから禪院家はどうなってしまうのでしょうか?
ではご覧ください。
懲罰部屋
「刀身を折り間合いを縮めたと判断し深く踏み込んだな。だから、オマエは駄目なのだ。私は剣士ではない、術師だ。出来損ないの物差しで私を測ろうなど、笑止千万。何度でも言うぞ、私が前当主に選ばれなかったのはオマエ達のせいだ。兄の術式は歴史が浅く、相伝であるか否かはそこまで争点ではなかった。術師として唯一つを除いて兄に遅れをとったことはない。唯一、子供の出来のみ。子が親の足を引くなど、あってはならない」と扇が言いながら真希と真依を引きずっています。
真依は「知らないの?この国では足の引っ張り合いが美徳なのよ」と皮肉を言い返します。
そして扇が二人を階段の下へ投げ落とし「ここは訓練と懲罰に使われる部屋だ。2級以下の呪霊を無数に飼っている」と言います。
そこには大量の呪霊がいて、ブツブツ何かを言っています。
「今は私に怯えているが、じきオマエ達を喰いに這い出てくる。天与呪縛、フィジカルギフテッド、それが何だ。我々術師は日々鍛練した肉体を更に呪力で強化して戦う。真希、オマエの力など、皆手抜かりなく持っているのだ。さらば、我が人生の汚点」と言い放ち、去りました。
真依が真希の心音を確認し「流石、しぶといわね。いつか・・・こうなるんじゃないかって思ってた」と言い「最悪」と口付けをします。
全部壊して
真希が目を覚ましたのは浜辺、そこは空想世界のような場所。
真依が「私の術式、もう大体分かってるでしょ。でも、大きい物とか複雑な物は作れないのよ。あの人に斬られた傷もあるし、これ作ったら私死ぬから。じゃあね、後は一人で頑張んなさい」と言います。
海へ向かって歩き出す真依を真希が「!?おい!真依!待て!!何言ってんだ。とにかく・・・戻ってこい」と止めようとします。
ですが真依から返ってきた言葉は「私随分前から分かってたのよ。何で呪術師にとって双子が凶兆か。何かを得るには何かを差し出さねばならない。これは”縛り”だけの話じゃないわ。痛い目みて強くなるのだって理屈は同じ。そういう利害がいちいち成立しないのよ、双子の場合ね。だって一卵性双生児は呪術では同一人物としてみなされるから、分かる?アンタは私で、私はアンタなの。アンタが血ヘド吐いて努力して強くなりたいって願ったって意味ないのよ。私は強くなんてなりたくないから。アンタが術式持ってなくたって私が持ってちゃ意味ないのよ。私がいる限り、真希、アンタは一生半端者なの」でした。
真希が「分かったから・・・!!戻れよ!!」と駆け寄っていきますが、真依は「これだけは置いてくわ、他は捨てなさい。呪力もなにもかも私が持っていってあげるから・・・一つだけ、約束して。全部、壊して」と植物のようなものを渡す.
そして「全部だからね、お姉ちゃん」と最後に言った時の真依と、それを聞いていた真希は幼少期の頃の姿に戻っていました。
真希が目を覚ますと手には呪具のようなものを握っていました。
「真依、起きて。真依、起きて」と声をかけ続けましたが、返事はありませんでした。
真希覚醒
その頃扇は、呪霊の消滅反応に気が付きます。
「体が覚えている。忘れるよう努めたあの、恐怖」と考えながら、甚爾を思い出し、真希の姿に重ねていました。
とてつもない恐怖を感じた扇は術式解放「焦眉之赳」を発動し、「いいだろう、今一度この手で骨の髄まで焼き尽くしてくれる!!来い!!出来損ない!!!」と叫びます。
真希は真依が最後の力を振り絞り構築した呪具で扇の頭を真っ二つ。
なんと瞬殺してしまいました。
そして「真依、始めるよ」とつぶやきました。
【呪術廻戦】第150話「葦を啣む-参- 」ネタバレ
躯倶留隊
禪院家に鐘が鳴り響きます。
蘭太が走ってやってきて「甚壱さん、真希が乱心しました。扇さんを殺害、現在、駆倶留隊が処理にあたっています」と伝えます。
甚壱は「・・・扇が」と驚き、直哉は「殺されたんか・・・?」とつぶやきます。
駆倶留隊の隊長である信朗が「扇さんだって寝込みや便所で襲われりゃ不覚を取ることもあらぁな。真希にだってそれくらいはできるだろ、俺が着く前に引っ捕らえろ。モタモタして後で甚壱にドヤされんのは隊長の俺なんだからよ。あ、殺すなよシメは俺がやる」と部下たちに告げました。
ー「駆倶留隊」術式を持たない禪院家男児は入隊を義務づけられており、炳の下部組織として日夜武芸を叩き込まれる。真希も高専入学前まで籍を置いていたー
駆倶留隊が真希を発見し「いたぞ、噸の間だ!!正体不明の呪具を二振り目視で確認!!囲め、囲めぇ!!!」とすぐに真希を取り囲みます。
その時真希は直哉の「どうすんの?」という言葉を思い出し「どうしたかったんだろうな」と考え、次に真依の「なんで一緒に落ちぶれてきれなかったの?」という言葉を思い出し「そうだな、きっとそれが、私達の正解だったんだろうな。ごめん、ごめんな真依」と心の中で謝りました。
そして真依との約束「全部 壊して」を思い出し、襲いかかる駆倶留隊をどんどん倒していく真希。
炳
少し遅れて「うーい、首尾はどうたい?」と信朗が到着した頃、既にその場にいた駆倶留隊は全員真希に倒されていました。
地面から巨大な手がせり上がり真希が捕えられます。
それを見た信朗は「長寿郎さんの術式、炳のお出ましか」と考えていました。
ー「炳」高専資格条件で準1級以上の実力を認められた者達で構成される禪院家最強の術師軍団ー
真希はすぐに巨大な手から脱出し、長寿郎と信朗を同時に捌きにかかります。
信朗が「長寿郎さんのアレをくらってなんで動ける・・・!!」と驚いていると、長寿郎とともに素手で首を切られました。
二人は「速い・・・!」此奴本当にあの真希か!?」と信じられない様子。
蘭太が巨大な目の術式で真希の動きを止めます。
甚壱が「そのまま止めてろ、蘭太」と言いますが、蘭太は真希の動きを止めきれません。
すぐに蘭太の術式は解かれ、甚壱が蘭太のほうを振り返りますが「構うな、甚壱さん。今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ。気づいているだろ、真希は今あの人と同じに成ったんだ。今ここで、殺るんだ」と目や鼻から血を噴射させながら言います。
甚壱が術式絵巨大な拳を出現させて、殴りかかります。
もう目すら開けられない様子の蘭太が「やりましたね、甚壱さん」と言いますが、煙の中から出てきたのは甚壱の首を持った真希でした。
そこへ、炳筆頭である直哉がやっと到着しました。
「非道いなぁ。人の心とかないんか?」と言うと、真希は「あぁ、アイツが持ってっちまったからな」と答えました。
【呪術廻戦】第151話「葦を啣む-肆-」ネタバレ
今回は直哉の回想シーンから始まります。
幼少期にバカにしながら甚爾を見に行き驚愕した様子が描かれています。
甚爾の強さというものは幼い直哉から見ても桁違いだったのでしょうね。
アッチ側
幼少期の直哉が「俺は天才なんやって。皆言っとる。父ちゃんの次の当主は俺やって。禪院家には落ちこぼれがいるんやって。男のくせいに呪力が1ミリもないんやって。どんなショボくれた人なんやろ、どんな惨めな顔しとんのやろ」と目を輝かせていました。
ですがそのあと、甚爾の顔を見て驚愕します。
そこにいたのは”アッチ側”の人間。
投射呪法
真希と直哉は激しい戦いを繰り広げている。
直哉は投射呪法を使い、真希に高速攻撃を仕掛けます。
「オマエは!甚爾君やない!!」と考えながら、真希を投射呪法で圧倒。
攻撃を受けた真希は床にめり込みながらも「6、7、8,、13、14」と数を数えています
直哉は「雑魚の罪は強さを知らんこと。誰も甚爾君を理解してへんかった。多分悟君を除いて。オマエやない、アッチ側に立つんは、俺や」と心の中でつぶやきながら、五条と甚爾の姿を思い描きながらかなりのスピード攻撃を続けていきます。
ー投射呪法は過度に物理法則や軌道を無視した動きは作れない。同じく速度も術式発動時の加速度には上限がある。逆に絶えず術式を重ねれば重ねる程出せる速度は上がっていくー
「もう止まらん!!あの時みたいなヘマはせん!!」と脹相に敗れた時を思い返しながら「力は重さと速さ!最高速度でブチ抜いたる!!」とスピードをさらに加速していきます。
不知火型
起き上がった真希が突然「不知火型」を披露します。
ー真依の命と引き換えに得たのは、呪力から完全に脱却した鋼の肉体。しかし、扇戦での負傷失血、炳との連戦で、既に亜音速を超えている直哉に対し長期戦は不利と真希は判断したー
直哉が「真っ向勝負っちゅーわけかい」と察し、真希は「抱いてやるよ」と言いました。
ですが直哉は真希に触れるだけで誘いには乗らず、すごいスピードで通り過ぎていきます。
ー投射呪法発動中の掌に触れたモノも1/24秒で動きを作らねばならず、失敗すれば1秒フリーズする。失敗すれば1秒。直哉は依然、トップスピードを維持しているー
直哉が「アバラ砕けてでも俺の攻撃を受けて動きを止めるつもりやったんやろ。そんなみえみえの誘いに乗るかい。やっぱオマエは偽物や!!」と真希に突っ込もうとします。
すると真希は「24回だろ。ジジイもオマエも速いだけじゃねぇ、違和感があった。1秒に24回動きを刻んでた。この体になってようやく見えたよ」と言い、直哉をとてつもない力で殴ります。
そして「悪い、もう一回言ってくれ」と顔面崩壊した直也に向かって言い捨てます。
【呪術廻戦】第152話「葦を啣む-跋」ネタバレ
真依の命と引き換えに覚醒した真希の回です。
禪院家壊滅に向かいますが、壊すことはできるのでしょうか?
では、ご覧ください。
真希は母親の元へ
直哉を倒した真希は、厨房にいる母親の元へ向かいます。
母親は真希に気付き「いやっ・・・来ないで!!」「どぉしてアナタは!!」とパニックになります。
真希は「母さんお願い、聞いて」と近寄り「あの時なんで「戻れ」って言ったの?」と聞きます。
あの時とは忌庫に入る前の発言のことだと思われます。
すると母親は「・・・?・・・??なんの話?」と答え、「・・・いや!!いやぁっ!!いやよ!!」と拒絶し続け、娘からの問いに答えることはありませんでした。
真希はそれを黙って聞いていました。
その直後「い”っーー」と聞こえたかと思うと、ピッと少し血が飛びました。
直哉死す
真希にやられたはずの直哉が生きていました。
「ツメが甘いんじゃクソ女ァ・・・!」などと言いながら、禪院家を這いつくばって移動。
障子のある部屋に入り倒れ込みます。
そこへ首元から血を流した真希の母親が入ってきました。
手には包丁を持ち、直哉はそれに気付き呪力を練ろうとしますがもう捻出できません。
そのまま背後から深く包丁を刺されて「ドブカス・・・がぁ!!!」といい息絶えます。
その時真希の母親は、真希と真依の幼少期を思い出していました。
お花畑のような場所で三人が仲良くいるところです。
そして「産んで・・・よかった」とつぶやいたのでした。
禪院家壊滅
その後真希は真依の亡骸を抱えながら禪院家をあとにします。
すると道中で西宮に会いました。
「だから私は・・・行くなって・・・!!」と言い泣き崩れます。
真希が真依の遺体を渡して「あとは頼む」とうと、西宮は「これからどうするの真希ちゃん」と聞きます。
真希は何も答えずにその場をあとにしました。
ーその日、禪院家に不在だった「炳」6名「躯倶留隊」21名が間もなく非業の死を遂げる。現場に残穢は確認されず、遺体の傷口からは凶器の呪具のものとみられる呪力が微かに検出された。後日五条家および加茂家から呪術界総幹部に対し、禪院家の御三家除名が提議され、総監はこれを保留としているー
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