今回は【呪術廻船】ストーリ展開ごとの考察!0巻から渋谷事変まで完全考察!未回収部分も!【幼魚と逆罰編】について考察していきたいと思います。
この中では私の考察を含みますので、ご了承ください。
ストーリーごとの解説は別であげていますので、そちらを参照ください。
今回は【幼魚と逆罰編】を考察していきますが、それぞれの編ごとに考察していきたいと思います。
今になるとここが伏線か!など分かりやすく考察していきたいと思います。
それでは【呪術廻船】ストーリ展開ごとの考察!0巻から渋谷事変まで完全考察!未回収部分も!【幼魚と逆罰編】についてみていきましょう。

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【呪術廻船】ストーリ展開ごとの考察!【幼魚と逆罰編】
静かに忍び寄る黒い影
吉野順平の悲劇的な結末は避けられないものだった!?
真人の謀略によって呪詛師に作り変えられ、虎杖と対峙することになった与信順平。
しかし、彼は虎杖と和解を思わせるやり取りとした直後に、真人の手によって改造人間に変えられてしまい、その場で命を落とします。

多くのファンがショックを受けた悲劇的な結末ですが、なぜ順平はここで死ななければならなかったのでしょう?彼が生き残る道は考えられなかったのでしょうか?
このことを考えるうえで注目したいのが、「呪術廻戦」の物語に通底する”縛り”の概念です。
「身に余る私益をむさぼれば報いを受ける」(第2巻11話)
一見するとただの道徳概念の話にも見えますが、そうではありません。宿儺をよく見て見ると、彼はこの原則に非常に忠実に実行しているからです。
献上した指のお礼に菜々子・美々子の話を聞いたり、漏瑚の願いをかけた勝負に応じたりと、宿儺が意外に律儀な面を見せるのも、この”縛り”の原則に従ったものなのでしょう。
”縛り”とは宿儺をもってしても抗うことのできないものなのです。
では、呪力も術式も備わっていなかったにもかかわらず、真人にそれを後天的に与えられ、さらにはその能力を個人的な復讐といった私益に利用した順平が、その報いを受けずに生き残ることは不可能だったのではないでしょうか。
順平の物語の裏には”縛り”が人間に課す厳しいルールがあったのかもしれません。
吉野順平の最後の言葉「ゆ・・・うじ・・なん・・で?」の秘密
「ゆ・・・うじ・・なん・・で?」(第4巻第27話)
改造人間に変えられた吉野順平は、虎杖悠仁にすがりつくようにしながらこんな言葉を残して息を引き取ります。
この発言は以前よりファンの間で考察対象となっており、順平がと虎杖を「悠仁」とよぶのはこれが最初で最後だったために、彼は逃走や脹相のおうに存在しに学園生活の記憶を見ていたのではないかと噂されていました。
しかし、この仮説の屋台骨となるのは、虎杖には「存在しない帰国を見せる」能力があるという説でしたが、これはすでに作中描写でもほぼ否定されており、芥見先生も東堂と脹相に起きた同様の現象が全く意味合いの異なるものであることを明かしています。
となればここでの順平のセルフのその言葉以上の意味が含まれていないと考えるのが妥当な考察と言えそうです。
ここで興味深いのが、このセリフが順平と虎杖を引き合わせたえいが「ミミズ人間2」の元ネタ「ムカデ人間2」の台詞と酷似しているという点です。
「ムカデ人間2」は母親の下で暮らす中年男性が映画「ムカデ人間」に影響を受けて、人体をつなぎ合わせた巨大なムカデ人間を生み出すというスポラッターホラー映画です。
最後は男子がムカデ人間たちから、ムカデのペットを肛門に入れられ、それに怒ってムカデ人間を殺害してしまうというラストを迎えます。
映画の「人体改造」という要素の他、「ムカデ」を「宿儺の指」、「ムカデ人間」を高校の生徒に置き換えると、順平の物語との関連が感じられます。
準ぺうの言葉も「ムカデ人間2」のオマージュと、とらえるのが適切ではないでしょうか。
(C)芥見下々
※本記事で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。
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まとめ:【呪術廻船】ストーリ展開ごとの考察!0巻から渋谷事変まで完全考察!未回収部分も!【幼魚と逆罰編】
今回は【呪術廻船】ストーリ展開ごとの考察!0巻から渋谷事変まで完全考察!未回収部分も!【幼魚と逆罰編】について考察してみました。
他のストーリー考察も是非ご覧ください。
最後までご愛読ありがとうございました^^
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