今回は【呪術廻戦】0巻 第3話「弱者に罰を」ネタバレ感想について紹介していきたいと思います。
この中では私の考察を含みますのでご了承ください。
劇場版0巻でもこの辺りから盛り上がりを見せるのではないでしょうか!?
そして乙骨が同級生の絆を確かめながら、里香の解呪にむけて努力していますが、里香の解呪は果たされるのでしょうか!?
では【呪術廻戦】0巻 第3話「弱者に罰を」ネタバレ感想についてみていきましょう。
概要
呪い。辛酸・後悔・恥辱。目に見えない人間の感情から生まれる禍々しき力は、人を死へと導く。平凡な高校生であった虎杖。とある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、呪いを廻る世界へ巻き込まれていく。彼の運命はいかに?
【呪術廻戦】0巻 3話「弱者に罰を」ネタバレ感想
3話では呪詛師夏油が、百鬼夜行を起こします。
東京と京都にそれぞれ1000体ずつの呪霊を放つ。
夏油の真の目的は、特級過呪怨霊である「折本里香」
乙骨と夏油の戦いはここから始まります。
百鬼夜行
夏油が「えーと、おたくの娘さんが霊に取り憑かれていると」「そういうわけだね?サトウさん」と言うと「あ、はい、いや私は斉藤です」と女性は答えます。
「いや、あなたはサトウさんです。私がそう言ってるんだからサトウの方がいい」と笑顔で返します。
その女性の娘が「お母さん、帰ろうよ」と言いますが、母親は「でもアンタ最近まともに寝れてないでしょ」と返します。
すると夏油が次々に娘の状態を言い当てていく。
娘は「なんでそのことを」と驚くと夏油は「動かないで」と言い、玉のようなものに呪いを吸収しました。
体が軽くなった娘はさらに驚き、母親は「なんてお礼を申し上げていいのやら」と頭を下げます。
夏油は「困った時はお互い様です。またいつでも頼ってください」と返し、母娘が去っていくと「呪術も扱えない猿どもめ」と本性を露に・・・隣にいた仲間らしき女性が「素が出てますよ、夏油様。幹部が揃いました。ミーティングへ」と言い、会議室へ向かおうとします。
そこへ慌てた様子の男性が「夏油、夏油を出せ!」「夏油!貴様ァ!」などと声を荒げながらやってきました。
「とぼけるな!早く儂の呪いを祓え!」と駆け寄ってくると夏油は「これはこれは金森さん、そんなに慌ててどうされました?」と聞きます。
金森が「オマエにいくら払ったと思っている!!!」と言うと、夏油が「いくら?」と女性に聞き「ざっと一億とんで500万ですね」と答える。
夏油は「あーあ、もう限界かな。猿にはねそれぞれの役割があります。金を集める猿と呪いを集める猿。アナタは前者。お金がないなら用済みです」と言い、呪いを放ち殺害していまいます。
それを見ていた女性が「穢らわしい。本当に同じ人間ですか?」と言います。
「だから言ってるだろう、非術師は猿だ」「時がきたよ、家族たち。猿の時代に幕をおろし、呪術師の楽園を築こう」「まずは手始めに呪術界の要、呪術高専を落とす」と言い、集まった部下たちとのミーティングが始まる。
高専に夏油一派現る
その頃呪術高専では、乙骨が「ちょっと嫌な感じが・・・」と何かを感じ取ってる様子。
それを聞いた真希たちは「気のせいだ」と返し、狗巻は「おかか」と言い、パンダは「憂太の呪力感知超ザルじゃん」と相手にしない。
呪術高専の夜蛾学長が「未だ夏油の動向は掴めん。やはりオマエの杞憂じゃないのか?」と五条に問いかけるが、「学長、それは残念ながらありえないです。直接現場を確認しました。僕が傑の呪力の残穢を間違えるわけないでしょ」と答えます。
すると夜蛾学長は何かを察した様子で「ガッデム」と言い、「噂をすればだ。校内の準一級以上の術師を正面ロータリーに集めろ」と指示します。
「珍しいな、憂太の勘が当たった」と真希が言うと、目の前に夏油とその仲間たちが現れる。
夏油は一瞬で乙骨の前へ行き「はじめまして乙骨くん、私は夏油傑」と挨拶をする。
あまりの速さに絶句する真希たち。
夏油が「君はとても素晴らしい力を持っているね。私はね大いなる力は大いなる目的のために使うべきだと考える。今の世界に疑問はないかい?一般社会の秩序を守るため、呪術師が暗躍する世界さ。つまりね、強者が弱者に適応する矛盾が成立してしまっているんだ。万物の霊長が自ら進化の歩みを止めているわけさ。そろそろ生存戦略を見直すべきだよ。だからね、君にも手伝ってほしいわけ」と言うと、乙骨は「?」「何をですか?」と聞きます。
「非術師を皆殺しにして呪術師だけの世界を作るんだ」と告げます。
そこへ五条が現れ「僕の生徒にイカれた思想を吹き込まないでもらおうか。まずその子達から離れろ、傑」と言うと、夏油は「今年の一年は粒揃いだと聞いたが、成程。君の受け持ちか。特級被呪者、突然変異呪骸、呪言師の末裔、そして禪院家の落ちこぼれ」と言い放ちます。
「テメェ!」と真希がキレると「発言には気をつけろ。君のような猿は私の世界には要らないんだから」と言います。
それを聞いた乙骨が「ごめんなさい。夏油さんが言ってることはまだよくわかりません。でも友達を侮辱する人の手伝いは僕には出来ない」と伝えると、夏油は「すまない。君を不快にさせるつもりはなかった」と謝ります。
「じゃあ一体どういうつもりでここに来た?」と五条が問い詰めると「宣戦布告さ」と夏油は言う。
「お集まりの皆様、耳の穴をかっぽじってよーく聞いて頂こう。来る12月24日!!日没と同時に!!!我々は百鬼夜行を行う!!!場所は呪いの坩堝、東京新宿!呪術の聖地、京都!各地に千の呪いを放つ!下す命令は勿論殴殺だ!地獄絵図を描きたくなければ死力を尽くして止めにこい!思う存分呪いあおうじゃないか!」と宣言します。
菜々子が「あー夏油様、お店閉まっちゃう」と叫ぶと夏油は「もうそんな時間か、すまないね悟。彼女たちが竹下通りのクレープを食べたいと聞かなくてね。お暇させてもらうよ」と言う。
五条は「このまま行かせてやるとでも?」と言いますが、夏油が「やめとけよ。かわいい生徒が私の間合いだよ」と呪いを繰り出し脅す。
「それでは皆さん、戦場で」と言い残し、夏油一派はその場をあとにします。
総力戦
高専関係者で会議が行われ、伊地知が夏油について説明をする。
「夏油傑、呪霊操術を操る特級呪詛師です。主従制約のない自然発生した呪いなどを取り込み操ります。設立した宗教団体を呼び水に信者から呪いを集めていたようです。元々所持していた呪いもあるはずですし、数2000というのもハッタリではないかもしれません。」
それを聞いていた夜蛾学長が「だとしても統計的にそのほとんどが二級以下に雑魚。術師だってどんなに多く見積もっても50そこらだろ」と言いますが、五条は「そこが逆に怖いところですね。アイツが素直に負け戦を仕掛けるとは思えない」と気付きます。
夜蛾学長が「OB、OG、それから御三家、アイヌの呪術連にも強力を要請しろ。総力戦だ。と言っていると、別の場所で夏油が「総力戦だ、完全に祓ーうとか息巻いてんだろうなあの脳筋学長」と的中させていた。
12月24日百鬼夜行当日
百鬼夜行当日、12月24日がやってきました。
夏油が「お互い本気で殺り合ったら、こっちの勝率は3割ってとこかな。呪術連まで出てきたら2割にも満たないだろうね。だが、勝率を9割9分まで引き上げる手段が1つだけあるんだよ。乙骨憂太を殺して特級過呪怨霊、折本里香を手に入れる。学生時代の嘘をまだ信じているとは、めでたい連中だ。主従制約があろうとなかろうと、首を私とすげ替えてしまえば呪いなんていくらでも取り込めるんだ。勝率の高い戦で高専が乙骨というカードをきることはない、下手を打てば敵も味方も全滅だからね。百鬼夜行の真の目的は乙骨を孤立無援に追い込むこと。さぁ、新時代の幕開けだ」と呪術高専の入り口まで来ています。
教室にいる乙骨が「なーんか、とんでもないことになっちゃったなー」と言うと「何してんだ、今週は休講だろ」と真希が現れて言います。
乙骨は「いや、なんか落ち着かなくて、寮の人達も全然いないし」と返すと、真希が「2年は前から京都に遠征中だったからな。棘は3・4年と新宿でバックアップ。パンダは学長のお気に入りだからな、多分棘と一緒だろ」と答える。
真希が「聞けよ。気になってんだろ、なんで私が落ちこぼれか」と言うと乙骨は少し困りながら「いや、うん、はい」と返します。
真希は「ウチ禪院家はな、御三家って呼ばれるエリート呪術師の家系なんだよ。オマエ、呪術師に必要な最低限の素質って分かるか?呪いが見えることだ。一般人でも死に際とか特殊な状況で見えることがあるけどな。私はこのダセェ眼鏡がねぇと呪いが見えねぇ。私の呪具は初めから呪力がこもってるモンで私がどうこうしてるわけじゃねぇ。」と説明し、おかげで家出られたけどな。飯は不味いし部屋は狭ぇし、知らねぇオッサンがうろついてっし、本っ当最悪だったわ」と言う。
それを聞いた乙骨が「真希さんは、どうして呪術師を続けるの?」と問いかけると、真希は「私は性格悪ぃかんな。一級術師として出戻って、家の連中に吠え面かかせてやるんだ。そんで内から禪院家ブッ潰してやる」と答えます。
乙骨が笑っているのを見て真希が「んだよ」と言うと、乙骨は「真希さんらしいと思って」「僕は、真希さんみたいになりたい。強く真っすぐ、生きたいんだ。僕に手伝えることがあったらなんでも言ってよ、禪院家ぶっ壊そーなんて」と伝えます。
照れたような表情の真希が「バーカ、一人でやるから意味があんだよ。部屋戻るわ」と教室から出て、一人になってから「馬鹿か私は。認められた気になってんじゃねーよ」とつぶやく。
二度目の完全顕現
「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」と夏油が帳を下ろします。
帳が下りたことにすぐに気付く乙骨は焦ります。
その頃東京新宿では大量の呪いが沸いていました。
五条が「一人面倒くさそうな奴がいるな」とつぶやきます。
夏油の仲間の男性が「成程、アノ包帯カ」女性が「えぇ、他は私達で引き受けます」「何度も言いますが」と伝えようとするが、男性は「分カッテル。俺ラハ足止メデショ。ノラリクラリ、夏油ノ仕事ガ終ワルマデ遊ビマショ」と話しています。
夏油が真希を見て「君がいたか」と言うと、「いちゃ悪いかよ。てめぇこそなんでここにいる」と立ちはだかります。
すると夏油は「悪いが猿と話す時間はない」と呪いを繰り出していきます。
「あの目立ちたがりが前線に出てこない?京都の方か?ならなにかしら連絡があるだろ」と考えていると伊地知が五条に報告があると駆け寄り、「こんな時にとは思いますが早い方がいいかと。以前調査を依頼された乙骨の件です」と耳打ちをする。
伊地知からの報告を聞いた五条が「パンダ、棘、質問禁止。今から二人を呪術高専に送る。夏油は今高専にいる、絶対多分間違いない。勘が当たれば最悪憂太と真希二人死ぬ。僕もあの異人を片づけたらすぐ行く。二人を守れ、悪いが死守だ」と告げ、パンダと狗巻は了承、五条がすぐに二人を夏油のもとへ飛ばします。
夏油一派の女性が「気付かれた!?」と驚くと、男性が「ダカラ影武者ノ一人デモ用意シテオケバト」と言いますが「下手なダミーは逆効果。夏油様様がおっしゃってたでしょ」と返し、「美々子、菜々子、予定をくり上げます、開戦よ」と指示。
男性が「アンタノ相手ハ、俺ダヨ、特級」と言うと、五条は「悪いけど、今忙しいんだ」と言い放ちます。
パンダと狗巻が呪術高専に到着してすぐに、既に帳が下りているのに気付きます。
「俺が帳を破る。あとは最短でいくぞ」とパンダが言い、帳を破りにいきます。
夏油が「おっと、誰かが帳に穴を開けたな。何事もそう思い通りにはいかないもんだね。侵入地点からここまで5分ってとこか。無視するべきか片づけておくべきか、迷うね」と考えていると、帳を突き破ったパンダが現れます。
パンダが殴りかかりますが夏油は避けて、パンダが真希の安否を確認した一瞬の隙に蹴りを浴びせる。
パンダが「コイツ、体術もいけるクチか」と感じていると、上から狗巻が現れ「「堕ちろ」」と唱えます。
巨大な穴がでるほどの圧力で夏油を潰したと思ったが、その後すぐに穴から呪いと共に出現。
狗巻とパンダを倒した夏油が「素晴らしい、素晴らしいよ。私は今、猛烈に感動している。乙骨を助けに馳せ参じたのだろう!?呪術師が呪術師を、自己を犠牲にしてまで慈しみ敬う。私の望む世界が今目の前にある」と涙を流しながら語ります。
夏油にやられた真希を乙骨が発見します。
「本当はね、君にも生きていてほしいんだ、乙骨。でも、全ては呪術界の未来のためだ」と語りかけます。
そして辺りを見渡した乙骨は真希だけではなく、パンダと狗巻もやられていることに気付きます。
そして「来い!!!里香!!!」と折本里香二度目の完全顕現を引き起こしていくのでした。
キャラクター一覧
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【呪術廻戦】0巻 第3話「弱者に罰を」感想
今回は夏油の歪んだ思想、目的が明らかになりましたね。
そして折本里香の二度目の完全顕現で幕を閉じた第3話。
乙骨にコントロールはできるのでしょうか?
真希、狗巻、パンダの安否はいかに・・・?
まとめ:【呪術廻戦】0巻 第3話「弱者に罰を」ネタバレ感想
夏油の歪んだ思想を聞きながらも、それに対して「まだよくわからない」と答えながらも、「友達を侮辱する人の手伝いはできない」というシーンがとても好きです。
乙骨の優しい心が描かれていますね。
ファンブックでは五条より夏油の方がモテると明かされていましたが、夏油は器用に人を洗脳させたり、操ることが得意だからかもしれませんね。
0巻で改めて感じました。
次で0巻最終回です。
次回もお楽しみに!
最後までご愛読ありがとうごさいました。
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