【はたらく細胞】アニメ第3話「インフルエンザ」 ~看護師目線でみた感想~

はたらく細胞

【はたらく細胞】アニメ第3話「インフルエンザ」 ~看護師目線でみた感想~ を紹介したいと思います。

※この中には私の個人的考察も含みますのでご了承ください※

私は現在看護師として働いております。

そんな私が看護師目線からみた「はたらく細胞 第3話 インフルエンザ」の感想をご紹介したいと思います。

今回は毎年、冬の季節になると流行するインフルエンザについてのお話です。

インフルエンザは毎年流行し、インフルエンザが原因で学級閉鎖になることは珍しくなく、誰もが1度は経験したことがあると思います。

そんな誰もが耳にしたことのある【はたらく細胞】アニメ第3話「インフルエンザ」 ~看護師目線でみた感想~について今回はみていきましょう。

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【はたらく細胞】アニメ第3話「インフルエンザ」 ~看護師目線でみた感想~ネタバレ

今回の主人公はナイーブT細胞です。

この表情からもわかるように今回の主人公のナイーブT細胞は、臆病で怖がりです。

細菌に出会うといつも逃げてばかりで今回も白血球に助けられます。

ナイーブT細胞は、抗原を一度も認識したことのない未熟なT細胞のことです。

つまり、キラーT細胞になる前の未熟なT細胞でまだ細菌と戦ったことがありません。

今回の体内は静かで薄暗く、気味悪い雰囲気です。明らかにいつもの平和な体内の様子と異なります。

この時、体内ではいったい何が起こっていたのでしょう。

 

なんと、正常な細胞がインフルエンザウイルスに感染し、ゾンビのような姿になってしまっていたのです。

どんどん感染した細胞は増えており、白血球さんは悪戦苦闘しています。

そんなときに現れたのがマクロファージさん。

以前にさらっと紹介しましたが、白血球よりも強力な細菌駆除能力がある細胞です。

笑顔でインフルエンザウイルスを駆除します。

マクロファージさんは、インフルエンザウイルスの型がB型であることを認識し、樹状細胞を通して各機関に連絡します。

その指令を聞いてキラーT細胞が駆けつけます。

キラーT細胞は一度も細菌やウイルスと戦ったことのないナイーブT細胞をみて先輩風を吹かせます。

ナイーブT細胞は臆病でキラーT細胞に鼓舞されても泣きながら逃げてしまいます。

号泣しているナイーブT細胞を見つけて優しく声をかけたのが樹状細胞でした。

樹状細胞は、体内に侵入してきた細菌やウイルスを抗原として提示しつつ、他の免疫系の細胞に伝える役割を持っています。

自分の弱さや不甲斐ない姿が悔しくてナイーブT細胞は大号泣します。

そんなナイーブT細胞に樹状細胞は

「最初から強い人なんていないんだよ」

と優しく励まし、先輩たちの昔の写真を見せてくれます。

先輩たちも昔はナイーブT細胞で毎日泣きながら訓練に励んでいたのです。

先輩達が厳しく当たるのも昔の自分と重ねていたからだったのです。

白血球がパトロールして敵を見つけ、マクロファージが敵の情報を伝える。

そのおかげでヘルパーT細胞は指示を出せてキラーT細胞が攻撃してくれる。

皆が協力してチームワークで体内を守っていることを伝えます。

これは樹状細胞の役割の1つであるナイーブT細胞を活性化させるはたらきです。

そのことに気づいたナイーブT細胞は、進化をとげ、変身します。

 

その頃、体内ではインフルエンザウイルスが暴れまわり、大変な事態になっています。

インフルエンザウイルスが増殖していたのです。

インフルエンザウイルスは、体内では8時間後に約100個、1日で100万個にも増殖すると言われています。

体内では、体温が上がり、”体内温度上昇中”の警報が出て細胞達はパニック状態です。

そこにやってきたのは、あのナイーブ細胞が活性化したエフェクターT細胞です。

以前のような弱々しい姿の面影はもうどこにもありません。

さらに、B細胞がかけつけます。

B細胞は細菌やウイルスなどの抗原に対して抗体という武器を作り、戦うリンパ球の一種です。

こうして免疫細胞達の活躍にて発熱やくしゃみ・咳を起こします。

風邪を引くと、発熱するのはウイルスをやっつけようとして体温を上げる生体防御反応のひとつでもあると言われてます。

そのため、一説では風邪を引いても自覚症状が軽度であったり、微熱程度であれば、解熱剤は使用しない方が早く治るという考え方もあります。

発熱の次には発汗が起こり、解熱していきます。

1週間後、インフルエンザウイルスは体内から姿を消しました。

インフルエンザは消滅した!と思っていましたが、なんと次はA型インフルエンザが発見されます。

A型インフルエンザは変異型が多く、世界的な大流行を起こしやすいと言われております。

B型インフルエンザの抗体は持っていましたが、A型インフルエンザの抗体は持っていないため、攻撃がききません。

そのため、毎年少数ではありますが、A型・B型共に感染して苦しむ人がいます。

 

(C)清水茜
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まとめ:【はたらく細胞】アニメ第3話「インフルエンザ」 ~看護師目線でみた感想~

今回はインフルエンザについての知識が身に付きましたね。

身近なインフルエンザに感染したときには、体内でこういったことが起こっているとわかると本当に人間の体のしくみは面白いと改めて思います。

勉強すればするほど、人間の体はよくできているものだと実感してどんどん知りたくなります。

これがアニメでわかるとは、本当により楽しく学べて幸せなことだと思います。

 

次回もお楽しみに♪

 

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