【アオのハコ】第3巻ネタバレ最速感想最速早バレ!第17話~25話まで!

アオのハコ

今回は【アオのハコ】第3巻ネタバレ最速感想最速早バレ!第17話~25話まで!を紹介します。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

1巻が出たばかりですが、早く2巻を読みたいですよね!!なので、2巻の内容を最速でオススメしたいと思います。

では【アオのハコ】第3巻ネタバレ最速感想最速早バレ!第17話~25話まで!についてみていきましょう。

【アオのハコ】第17話「問題ないです」ネタバレ感想

部活中の雛。またミスだ。体調が悪いのかと監督が聞く。「いやー実はドラマ見てたら寝不足で…」と答える雛。

その様子を見る大喜と匡。大喜は「調子悪そうだな、めずらしい。いくら緊張していてもいつも演技は完璧なのに」と言いながら雛に手を振る。

しかし…フイと顔をそらす雛。大喜は「え、あれめちゃくちゃ調子悪いって!」と言う。

匡は「もしくはお前に怒ってるかだな」と意味深だ。大喜は謝ったんだけど…と言う。

雛は大喜と雛のことを考え、この距離が良いだろうと考えていた。2人が同居しているなら雛は「お役目ご免」。むしろ邪魔になってしまうだろう…。

雛は友だちに「お花摘みにいこー!」と元気だ。(しばらく親友はお休みしよう)

まだミスをする雛。友人は、少し休憩するように言う。しかし雛は笑顔で言う。「大丈夫大丈夫!」

一旦休憩行くね!と言って去っていく。みんな期待してくれてるのに…と雛。手を洗った先にあったブサイクイノシシのイラストになごむ雛。そこに教頭先生が声をかけてくる。

教頭「見ましたよ!新聞のインタビュー記事。新体操の実力だけでなく受け答えまですばらしい。最近はどうだい?演技の方は。いやー自己管理がしっかりしてるなあ。さすが蝶野弘彦選手の娘さんだ。なんたって日本代表だもんな!お父様はご来校されないのかな?ぜひ今度ご挨拶もね!」

話しておきます、と笑顔の雛。教頭は去っていく。残された雛は…期待、父親の功績、全中4位がすべてプレッシャーになる…

雛(私はそんなすごい人じゃないのに、普通の高校1年生なのに。こんな時はバカまっすぐで前に進むしか考えてないような奴と軽愚痴をたたきたい)

ちょうど大喜が見える。いろんなことを思い出し、ぎゅーっと胸を掴む雛。体育館から去る。(私は一人で何とかしないと)

再び部活の雛。今度は調子が戻ったようだ。ミスがない。とにかく県予選は通過しないと。そのあとの全国大会までに調整すればどうにかなる。

歩いている雛に、体育館から男子生徒が出てきてぶつかる。「え」足をぐねり、しりもちをつく雛。男子生徒は謝るが…

痛い…

(どうしよう…ひねった?テーピングすれば…どうしよう…でももし痛みに気を取られたら…今は調子悪いのに…どうしよう)

そこに大喜が来る。「立てるか。とりあえず保健室行くぞ」

一人で行ける、千夏に見られたらマズイという雛。

大喜「はあ?今それどうでもいいだろ、世界の中心はこの雛様だから!みたいな顔しといて肝心な時に余計なこと考えすぎ!今は雛のとこ一番に考えていいんだぞ」

ほらつかまれ、と言うのでつかまって保健室に行く2人。

雛(やだよ、気づきたくないんだって…)

【アオのハコ】第18話「がんばれって言って」ネタバレ感想

保健室にて。雛の足を先生に診てもらう。結果は…異常なし。

青あざができているものの、数分で痛みも引くとのこと。先生曰く、大会前で痛みに対して過敏になっていたのだろうと。

険しい顔の雛。「しょうがないじゃん、プレッシャーとかでいっぱいいっぱいで夜も眠れなかったりしたんだからね。」

とたんに大喜カウンセリングが始まる。「ほうほう、それでその症状はいつからで?」

痛みが引くまで何でも聞いてやるという大喜。雛の愚痴が…止まらない!!

そして急に黙る雛。ぽつりぽつりと話し出す。

雛「このままじゃ勝てないだろうなって人がいるの。」

大喜はそれを体操でかと勘違いしている。しかし雛は訂正することもなくニッコリ笑って続ける。

雛「私もこんな風に思うの初めてなんだけど審査員がその人の虜で」

大喜は顔を歪ませる。「それって演技じゃなくその人だから点数が入るってことか、むかつくな」

雛「むかつくよね。でもね、その人が魅力的なのはすっごくわかるんだよ。圧倒的に華があるのに気取ってなくて努力も欠かさないんだから。その強者感と言ったら私が逃げ出したいくらいで」

大喜が口をはさむ。「でも絶対逃げないだろ。負けるのはもちろんいやだし、プライドも許さないだろうけど。何より戦わず逃げる自分を許せないタイプ。雛ってそういうやつじゃん」

雛はむむっと顔を変え「むかつくっ!」と言う。

雛「世の中逃げた方がいいこともたくさんあるんだからね。けど、その通りなんだよなあ。」

保健室の先生がそんなに元気だったら出て行けと言う。まだ足が痛むか?と聞く大喜。雛はぐっと立ち上がる。「もう痛くない」

保健室を出る2人。大喜「これで負けても言い訳できないな」雛「負けないもん」

雛が大喜に言う。「がんばれって言ってくれない?」

大喜「がんばれ」

笑顔の雛。「言われなくても頑張るもん」

雛の調子が戻った。県予選も1位通過だ。部員たちは喜ぶ。それを見る匡と大喜。心配して損したという大喜の視線に気づいた雛は「何見てんの?一万円」

雛「うそ!まだまだ魅力あげていくからしっかり見ておくように!」

ランランと去る雛。匡的には(ようやくか)という感じのようだ。あとは、千夏がどうするか…だ。

大喜が食事を済ませ二階に上がる。上がったところで千夏に会う。雛に今日整体で会ったという千夏。千夏は雛を誉める。「すごいよね」

すると大喜が笑顔で答える。「全国ではもっと磨きをかけて完璧に踊ってやるって意気込んでましたよ、あいつ、新体操バカだから」

千夏が止まる。大喜がおやすみなさいと言って去っていく。千夏は…その笑顔の大喜が、大喜のことを話す雛に似ていることを感じ取っていた。

千夏(ふむ。2人お似合いだよなあ、少なくとも蝶野さんは…そうなると私は邪魔もの…ごめん、蝶野さん。バスケの為だから。引退するまでは同居人でいないと…)

【アオのハコ】第19話「荷物お運びします」ネタバレ感想

大喜が家から出る。カレンダーを見ると刻一刻県予選が近づいていることが分かる。

針生との練習。打ち合っている。やはり針生が勝つ。大喜は「もう一試合よろしくお願いします!」と言うが「ヤだよ」と言われる。

なおも食い下がるが、「負けるの癖になるぞ」と一蹴。負けるイメージがつくと大会であたったときにひどい目に遭うという針生。

すると他の部員がその話は針生自身の話だと横から話す。佐治川の「兵藤」に負けたようだ。針生は県3位。向こうは全国優勝。

「あ?」と針生が彼らをにらむ。

針生「ま。俺も練習したい事山積みだし、少しは自分で考えてやるんだな。ダブルスでは味方でもシングルスでは敵なんだから。」

大喜も「はい」と答え気を引き締める。

2人が体育館から出ようとすると…ドアには女バスが。針生が「練習きつそうだな」と声をかける。

すると大会前だということ。先輩たちにもIH行ってほしいからと頑張っているらしい。女バスがいつから予選なのかと針生が聞く。大喜は(来週の土曜日)と心の中で答える。女バスが「来週の土曜日」と言う。

バド部は?と聞き返される。すぐさま千夏が「18日からでしょ」と答える。どうやら学校だよりに載っていたらしいが…おそらくそれだけではないだろう。

大喜(千夏先輩もオレの試合のこと…気にしてくれたりすんのかな…)

帰路の大喜。一人で歩いている。すると…前方には千夏が。千夏はたくさんの荷物を持っている。声をかけようか迷う大喜。千夏を見て、周りの男たちが声をかけようかと話をしている。

話しかける大喜。「荷物持ちますよ!」

しかし「大丈夫だよ、これくらい。大喜くんも部活で疲れてるだろうし」と断られる。

すると大喜は…

「テイク2で!」と言ってまた後方に戻る。

「バスケ部の鹿野千夏先輩じゃないですか!こんなとこで奇遇ですね。家こっちのほうなんですか?俺んちもこっちなんですよ、荷物お運びしますね」

と言って千夏に聞くことなく荷物を持つ。ぽかんとする千夏。

そして千夏は笑う。

2人は偶然会った全然別のところに帰る先輩・後輩のような会話を続ける。現在の住んでいる家に話題が及ぶ。

千夏「(住み心地は)すごくいいよ!みんな親切で優しくてフレンドリーに接してくれるし。それに諦めようとした目標にも挑戦できるし…あの家に住んで良かった」

すると大喜は急に「じゃんけんぽん」と言って千夏とじゃんけんをする。大喜が勝つ。

大喜「お疲れのところ申し訳ないですが少しお付き合い願えますか?すぐそこなんですけど、昔から大事な時はここに来るんですよ。」

そういって千夏を連れてきた場所は…神社だ。

どうやら勝利祈願に来た様子。千夏はこの神社を知らなかったようだ。お参りをする2人。手を合わせる千夏を横にして大喜は思う。

(これは下心一切なし、同志としてのお願いです、どうかどうか…オレと千夏先輩がインターハイに行けますように)

【アオのハコ】第20話「盗み聞き」ネタバレ感想

大喜が体育館で練習をしている。そこで、体育館が広々と使える話を聞く。

「そっか、今日からバスケ部、大会か」

試合中の千夏。シュートを決める。そして千夏のチームが勝つ。相手チームのメンバーは泣いている。それを見てしまう千夏。

そこに千夏のチームメートが「ナイス!」とやって来る。

さらに隣の試合も終わったようだ。順調に勝ち進む強豪の籠原学園。チームメートも「去年の雪辱を晴らさないと」と言う。

ぼーっとする千夏。どうしたのかとチームメートが尋ねる。

千夏「勝ちたいなと思って」

にんまりするチームメートたち。結束は固い。

チームメートと体育館から出ると、籠原学園が去年の試合を見直して会議をしている。こちらには気が付いていない。話題は千夏の話に。8番の選手が言う。

「大したことないですね。以前練習試合したときからあまり成長していない印象ですし、私がつけば問題ないかと。正直期待外れです」

千夏は怒ることなく、チームメートに「行こ」と言う。怒るチームメート。

千夏「あたるかもしれない学校の偵察するのなんて当然だしそれを見て何を想おうが相手の勝手だよ。渚だってプロリーグ見て色々言ってるじゃん」

場面が変わり大喜。体育館で針生と練習試合をしている。しかしまたしても針生の勝ち。どうやらずっと負けているようだ。針生は「いいアップになったわ」と言う。

(大会前にせめて一勝したいのに…)

そこに女バスが帰ってきたのを見る。どうやら試合が終わったから練習をしに帰ってきたようだ。千夏を見ると…元気がなさそうだ。勝ったはず…だが…。

(それにしては嬉しくなさそうだな)と思い、体育館裏を歩く大喜。すると盗み聞きしてしまう。女バスメンバーたちが話をしている。

「私が千夏なら怒ってるよ!ちょっと試合みただけで、たいしたことない、とか、成長してない、とか。」

どうやらチームメートは、千夏が「親戚の家に」バスケのために暮らしているのも知っているようだ。そんなバスケに懸ける千夏に対して失礼な言葉では…と怒っているようだ。

「けど私たちは鹿野千夏という人を知っているからやっぱり腹が立つよ」

ここで大喜は、なぜさきほど千夏に元気がなかったのか納得がいく。すると背後には…千夏がいた!!

「静かに」と言う千夏。

何をしているのかと聞くと「盗み聞きの盗み見」と言う。

千夏「いいチームメートでしょ。渚が言われたわけではないのにね。」

大喜が言う。「気にすることないですよ、他人がどういおうとチームメートの方々は千夏先輩の実力も努力してきたこともしっているし」

千夏「やだ、気にする。気にして、そして勝つの。私が籠原戦で活躍して勝てば、2度とそんな風には言わないでしょ?」

Sみを感じてドキドキする大喜。(静かに怒るタイプだ…)

千夏「籠原が私のプレーを見てそう思ったのは事実だし、だったらプレーで、実力で見せつけるしかないんだよね」

それを聞いて(かっけぇ…)と思う。(かっこいい千夏先輩も…雛も…それぞれの形で…勝つことに執着して)

決意を固める大喜。

県予選まであと1日。その日の練習試合…大喜は針生からなんと1ゲームを取った。

 

 
 
 

 

【アオのハコ】第21話「ひとつちょうだい?」ネタバレ感想

大会前日の部活。大喜は針生と練習中だ。大喜は針生のプレーで学ぶ。

(一番いやなのは、予想外のところに返されること。…だから少しだけ移動するのを我慢して…ラケットを良く見る…よし、返した、また真ん中に戻っ…)

しかし針生に打ち返されてしまう。

針生「あぶねえ、あぶねえ、油断してたわ。大喜、少し前まで今のも追いつけなかったし、気づいたのが大会前でよかったわ」

針生は笑顔だ。2人の練習試合を眺める他の部員たち。たしかに大喜が成長したなと言い合う。

「これは明日からの大会ももしかするともしかするかもな」

そこで顧問から「下校の時間だ」と言われる。もう少し打ち合いしたそうな針生。

すると顧問は「続きは決勝でやればいいだろ」と言う。止まる2人。針生が言う。「仕方ない、この試合は持ち越しで。オレとあたるまで負けんなよ。」

大喜は「はいっ」と返事をする。得点表を片付ける大喜。(オレ、結構戦えてる…?)と手ごたえを感じる。

下校。匡と一緒に帰る。針生や佐治川、IHに勝てるかもしれないと考える大喜。そんな様子を見る匡。匡が言う。

「なあ、前から疑問だったんだけど…オマエIHいけたら、告白すんの?」

その瞬間、大喜の妄想が膨らむ。付き合う2人。最終的に…結婚。リーンゴーンと鐘が妄想上で鳴る。

そんな壮大な話してないから、と匡。大喜が答える。

「モチロン告白はしたいけど…もしもしもしも万が一フラれたら…千夏先輩がオレの家に居づらくなっちゃうじゃん。やらない後悔よりやった後悔のほうがいいとかいうけど相手のこと無視して自分の気持ち押し付けるようなことはしたくないよな」

ここで大喜をコンビニ前で呼ぶ声が。針生だ。どうやら他のチームメート、そして先生と一緒のようだ。先生は大会前だということで何でも(500円以内)買ってくれるらしい。

喜んで商品を選ぶ大喜たち。突然大喜が言う。

「千夏先輩と海に行きたいな…」

そして匡に海に行きたい理由などをつらつら言い続ける大喜。先生に唐揚げを買ってもらってコンビニを出ると…雛たち、新体操部がいた!

雛は「いいもん食べてるじゃーん」と唐揚げをぱくりっ。唐揚げはタンパク質だからいいらしい。わちゃわちゃしているところを千夏が目撃する。

雛「最終日、差し入れ持って行ってあげるから、ちゃんと勝ち残りなさいよ!雛さま特製弁当作ってあげるー」

と言いながら去って行く。千夏に気が付く大喜。千夏に、「何も買ってもらわないのか」と聞く。千夏はもう先生がお金がないらしく買ってもらえない…と答える。

千夏「だから…一つちょうだい?」

唐揚げを差し出す大喜。「どうぞ」「ありがとう」

頬張る千夏。千夏に聞く。「そんなに食べたかったんですか?」

「うん、蝶野さんを見て羨ましいなって。ごちそうさま。これで試合も頑張れるよ」

千夏はチームメートのところへ駆け出していく。

大喜はさきほどの千夏の言葉について考えていた。(羨ましいって唐揚げのことだよな、それとも…?)

【アオのハコ】第22話「一本!」ネタバレ感想

千夏が目を覚ます。大きな深呼吸。「行こう」

下に降りると、大喜がラジオ体操をしている。千夏が声をかける。すると大喜が振り向き答える。

「おはようございます!なんかじっとしてられなくて。もっと緊張とかしてがちがちになると思ったんですけど。いざ当日になってみると楽しみで…!」

「私もやる!」と千夏。かわいい。

今日はダブルスの試合。明日がシングルス。IHにはダブルスは一人、シングルスは2人らしい。狭き門だ。

バスケも同じだが、チームプレーだと言う千夏。籠原高校と決勝で当たる予定で、その決勝は明日なのだ。

千夏「もう明日だよ」

大喜が言う。「あの…明日が終わったら一つ質問してもいいですか」

大喜はコンビニ帰りの「羨ましい」という千夏の言葉が気になっていた。今じゃなく?と千夏が聞く。「はい」と大喜。千夏は「わかった、代わりにいま質問していい?」と聞く。

バド部の応援の掛け声が知りたいらしい。「一本」だと答えると…

千夏「大喜、一本っ!」

これは心臓に悪い…

県予選当日。6月半ばだがとても暑い。今日はダブルス。佐治川は、兵藤と館山のペアだ。

「さてと」と言う針生。大喜に「オマエもくれば」と聞く。何をしに来たのか…佐治川の試合を見に来ていた。兵藤が針生を見つけて声をかける。「わざわざ負けに来たのか」

針生も応戦。「兵藤くんこそ、奪わせるトロフィー返還していただいて」

兵藤は余裕そうに「見に来たのなら少しは対策考えるんだな」と針生に言う。すごい自信だ。もちろん実際にもすごい。変化球も直球も打てるし、技能センスフィジカルスピード…すべてがカンストしている。それは兵藤だ。

兵藤のプレーを見る大喜。観客たちもざわめく。レベルが違う…相手の負けは決定。あとは何点取れるかだ。将来のオリンピック選手かもしれないな、などと観客たちのコメントは続く。

大喜は楽しそうに試合を見ている。「うわっそっち打つのか、オレなら逆行ってるな」「今のクロスに打ったらどうなってたんだろ」

針生は少し表情を柔らかくする。

針生「口で言うのは簡単だよなぁ。やっぱつえーって分かったし。アップしに行くか!」

トイレから出てくる大喜。一人の選手がベンチで眠っているのに気が付く。さらに財布が落ちている。声をかける。

学生は眠気眼で大喜の呼びかけに反応する。「これはご親切に」とお礼を言う学生。

大喜は「いえ!」と言い、針生に呼ばれて走り去っていく。

学生にチームメイトが「遊佐!またこんなところで寝て!」と声をかける。

遊佐と呼ばれた少年(親切な人だったな…けど…

優しい人ってバドに向かないんだよなぁ)

【アオのハコ】第23話「絶対入れる!」ネタバレ感想

遊佐がチームメイトに呼ばれる。兵藤の試合を見に行こうと誘われる。遊佐は兵藤と同じ佐治川の後輩のようだ。

ダブルスの試合が行われている。1ゲーム目、16-9。ここで針生の話をしだす佐治川部員。センスはあるはずなのに兵藤に公式戦で全敗しているようだ。

「ウチに来てればそれこそ兵藤さんと組んで全国行けたのに。しかも今のペア1年だろ。倍近く点差つけられて…」

遊佐が口をはさむ。「点差ほど差はないと思いますけどね」

遊佐曰く、ゲームの内容自体は悪くない。ラリーも続いているし…あとは決定打があるかどうかだ、と。ここで大喜が球を返し、それを針生が処理していく。大喜たちに点数が入る。

「ナイス大喜!」「はいっ」

このゲームを見て、佐治川の部員も意見を変える。「たしかにあの1年もかなり粘ってるな」「精度は低いけど確実にネットは超えてくるし」「それを針生がフォローして…」

ここで大喜のスマッシュ!!

すごいスピードだ…しかし球は…白線よりも超えてしまう。「アウトッ」

残念。21-16。一ゲームとられた。

悔しそうな大喜。そして少し焦る。肩をたたく針生。

「切り替えていけ。2ゲーム目とるぞ」

「はいっ」

佐治川の部員も大喜のスマッシュがすごかったと話し合っている。無言で見つめる遊佐。

大喜家にて。千夏が帰宅。大喜母と帰宅の挨拶をする。そして中に入る千夏。

千夏「あの、今日…大喜君は…」

居間の机に突っ伏す大喜。

母「負けたみたい…」

大喜の近くに移動する千夏。眠っているようだ。

千夏(一年生なんだしとか、シングルスがあるよとかそういう慰めは違うんだろうな。)

千夏は大喜が書いていたメモを見る。

メモ「スマッシュを絶対入れる!!」

千夏「そうだよね、後ろ向きになる人じゃないよね」

千夏は去って行く。母親から起こされる大喜。そんなところで寝ていると風邪をひくぞと怒られる。起きると、自分のメモの横に何かが書いている。

メモ「私もシュート絶対入れる!」

はにかむ大喜。

翌日、針生が言う。「いいか、オレと当たるのは決勝戦。そのまえにオマエは準決勝で兵藤さんを倒さないといけない。ダブルスで負けたとはいえ」

大喜「全力で勝ちに行くだけなんで!」

すがすがしい顔をしている。もっと弱気になると思ったが…大喜らしいと針生は思う。

大喜は(勝ちたい…相手が全国トップクラスの強敵でも、ねばって食らいついて…最後まで全力で…千夏先輩だってきっとそうやって戦ってるハズ、だから…)と思う。

大喜の試合が始まる。相手は遊佐だ。21-11、21-13。2セットを制したのは…遊佐だった。

【アオのハコ】第24話「それがスポーツだろ」ネタバレ感想

ゲーム。21-11、21-13で遊佐の勝利。

大喜は呆然とする。(えっ…終わり…?)

2人は試合後の握手。大喜に礼とコートに礼を言い去って行く遊佐。「ありがとうございました。」

とふと我に返る大喜。(あ、負けたら審判しないと…)

雛の到着。「あれ、もう終わったの?」

匡が雛を見つけて声をかける。「蝶野さん。」

雛はまだ試合はあるんだよね、と確認する。「ブロックごと総当たりみたいな。大喜まだエンジンかかってないし。」

もちろんない。雛は言う。

「でも…頑張ってたのに…」

匡と一緒にいたチームメイトが言う。「君も選手なら分かるでしょ、大会は一瞬。自分のプレーできるかどうかも実力の内。頑張ったから、努力したからでは評価されない。それがスポーツだろ。」

審判をしている大喜が見える。審判をする試合が終了。座り込む大喜。大喜を見つける雛。どう声をかけるべきか分からない。

大喜が言う。「声かけろよ。だるまさんがころんだでもやってるのか。」

2人はぎこちなく会話。本当に弁当持ってきてくれたのかよ、と言う大喜。口元がほころぶ雛。

雛「そう思ったけどめんどくさいから、市販のお菓子とか!」

大喜は「生き延びた」と軽口をたたく。

大喜「ごめんな、わざわざ持ってきてくれたのに」

雛「別にいいけど…」

大喜「オレの実力じゃIHは難しいって考えることもあったんだけど。けど目標高い方が頑張れるというか。目標に向かってとにかくやるしかないって気持ちになるし。実際うまくなったと思う。針生先輩に1ゲームとった時なんか、本当にIH行けるんじゃないかって思ったりしたけど。それって結局自分のこと見えてなかったってことなのかもな。」

雛は大喜を見つめる。(そうやって前だけ向いてがむしゃらに頑張るところが…大喜のいいところじゃん…)

針生と兵藤の試合が続く。すでに1セット取られている。18-14。ギャラリーは優勝は佐治川かとコメントしている。

「針生君も健闘しましたよ、2年生でIH出場を決めたんですし。来年兵藤くんが引退したら彼がトップでしょう。でも来年の佐治川は遊佐くんにも期待できますよ。今大会は兵藤くんに敗れたけどかなりいい試合をしてましたし。今後楽しみですね」

兵藤がスマッシュを決める。ゲーム。兵藤の優勝だ。

帰り。針生はとても悔しそうだ。ギリギリと歯ぎしりをしながらぶつぶつと念仏のようなものを唱えている。しかも機嫌も悪い。

大喜の姿がない。帰ったらしい。へこんでいるのではとチームメイト。

「あっそう」と針生。

大喜(いつまでも落ち込んでいられない。切り替えて練習頑張ろう。とにかく行動!練習!!そして…来年頑張ろう。まだ一年生なんだしチャンスはあと2回もある。千夏先輩がいなくても…)

帰宅する大喜。居間で母親と千夏が話す声がする。笑顔の千夏。

目を見開く大喜。

(良かった…千夏先輩、IH決めたんだ!よかった!よかったぁ!すげーすげーよ、有言実行させちゃうんだ。カッコよすぎる…なのに…なのに…なのに…だけど…オレは負けた)

堪らず家を出てダッシュしに行く大喜だった…!

【アオのハコ】第25話「お疲れ様」ネタバレ感想

学校にて大喜がつぶやく。「もう無理だ…限界なんだ。オレは諦めるしかない…期末試験なんて…!」

テストまであと7日だった…。

大会あけてすぐにテストであることに文句を言う大喜。コツコツやれという匡。

ちなみに雛も…「話しかけないでもらえます?」

英単語を覚えるのに必死で形相が変わっていた。

仲間がいたことに喜ぶ大喜。

体育館を覗く3人。女バスが練習を始めている。IHまで2ヶ月もないからだ。夜も延長して練習しているらしい。

そそくさと体育館から出る大喜。「俺達も負けてられんな!」

そんな大喜を見て、「やっぱり落ち込んでるよね」と雛。

匡は雛に、千夏とも話が出来ていない状態だと雛に言う。テストや部活のすれ違いが原因のようだ。

「そっか」と雛。悲しそうだ。

匡(ここで喜べるようなやつではないんだよな)

匡は「大喜なら大丈夫だって、何があってもすぐ回復するのがあいつの長所なんだし」と雛に言う。雛も「そうだよね」と返す。

バド部。「では改めて、針生健吾くんIH出場おめでとう!」

どうやら佐治川から1枠奪取したようだ。顧問も喜ぶ。

針生「みんなのおかげだし、これからIHまで迷惑をかけるかもしれないけどご協力よろしくお願いします」

ダブルスはしばらくお休みだ。先生が、ひと段落したので、目標を書いて壁に貼るようにと言う。

西田は「インターハイでる」(字を一度間違ったようだ)、針生は「IH優勝」、大喜は…

「スマッシュの精度をあげる」だった。

試験が始まる。対照的に練習をし続ける千夏。

家でも勉強をする大喜。くしゅんとくしゃみをする。休憩しようと部屋からでようとする。そのときちょうど千夏が帰って来る。

母親と話をしているようだ。遅くなってすみませんと謝る千夏に「いいのよ、IHのためだもの!」と母親。大喜は…とたんに外に出て行けなくなった。ドアに頭をこつんとあてる。悔しいようだ。

そして…試験も無事終了。バド部のメンバーは歓喜。打ち上げにファミレスに行くと言う皆だが、大喜はパスする。

大喜「明日からまた練習頑張らないといけないしな。おつかれっしたー!」

帰る大喜。心配そうな匡。

帰宅すると同時にベッドに突っ伏す大喜。

大喜(頭いてぇ。これ、熱あるやつだ…ポカリ飲みたい…でも家だれもいないし。千夏先輩には絶対うつさないようにしないと。あーやばい…こういうときって嫌なこと思い出す…せっかくテストで頭から消してたのに…元気なら走りに行って空っぽにするのに。)

「俺ってかっこわるい…」

千夏「そんなことないよ、お疲れ様」

千夏の手が、大喜の額に触れる。千夏が…来てくれた。

 
 
 
(C)三浦糀
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まとめ:【アオのハコ】第2巻ネタバレ最速感想最速早バレ!第17話~25話まで!

今回は【アオのハコ】第2巻ネタバレ最速感想最速早バレ!第17話~25話まで!を紹介しました。

青春ですよね~♪久しぶりに部活とか思い出しました。バスケ部だったんですけどね^^

最後までご愛読ありがとうございました^^

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