【アオのハコ】第2巻ネタバレ最速感想!第8話~16話まで!早バレ!?

アオのハコ

今回は【アオのハコ】第2巻ネタバレ感想!第8話~16話まで!早バレ!?を紹介します。

この中では私の考察を含みますのでご了承ください。

1巻が出たばかりですが、早く2巻を読みたいですよね!!なので、2巻の内容を最速でオススメしたいと思います。

では【アオのハコ】第2巻ネタバレ感想!第8話~16話まで!早バレ!?についてみていきましょう。

【アオのハコ】第8話ネタバレ感想「ダブルス」

ダブルスの発表。大喜のペアは…針生だ!打倒針生を目指していたが、まさかペアとは…大喜は「千夏先輩を好きっていうのを抜きにしてもおれは…」と匡に言う。すると背後には針生がいた。

「大喜、練習するぞ。しばらくはオレの考えたメニューをやってもらうから。それで…」

大喜はさっきの会話が聞かれていなかったと安堵する。針生は言う。

「お前、鹿野千夏のこと好きなの?へぇー」

最悪のスタート!しかも針生の教えはスパルタだ。もろもろのトレーニング後の打ち合い。さすがに大喜も息が切れる。

針生「さすがに疲れたか、しんどかったら言えよ。倒れられても困るし…けど、ちーが弱音はいてるところ、みた事ないよなあ。恋人になるやつもさぞかっこいいヤツなんだろうなあ」

大喜は「次は何をしましょう」と言う。ダブルスノック2分×5だと針生は答える。

1-Bの教室。大喜は干からびていた。雛は「きのこみたい」と言う。この1週間、しごきにしごかれて休まるところは教室のみだと大喜は言う。匡は「意外だったな」と言う。針生がこんなに世話を焼くなんて。人は人というイメージなのに。

雛は、針生が以前千夏と歩いていた人かと聞く。じゃあ「オレの好きな人に手を出すな」という牽制なのではと言う雛。雛は「格の違いを見せることで諦めさせようと?」と言う。

大喜「実際、核の違いは感じるよ。同じメニューやってるのにスピード落ちないしショットも正確でさ。あんだけ基礎力あってバドやったら楽しいんだろうな」

雛と匡は「バド馬鹿」「ドM」と大喜に言う。

部活中。針生は大喜がクロスを打ったことに不満そうだ。ストレートのほうがスピードが落ちないのだから、体勢がきつくてもストレートを打つべきだと指摘する。

針生「自分が楽だから、で打ってると一生そのままだぞ」

大喜は「はいっ」と返事する。確かに…と言われたことを反省する。

帰宅。「今日も生き延びた」と大喜。匡と一緒に下校だ。すると校門には、女バス2年と男バト2年がいる。つまり針生も千夏もいる。

針生が大喜を掴み、皆に言う。

針生「今度こいつとダブルス組むことになってさ。1ねんなんだけど全然だめでさ。打ち分けは下手だし焦って攻めにいっては自爆してさーけど大喜は強くなると思うよ。こいつオレがいくらいじめても全然めげねーの。これはむりかなーっていうちょい多めのメニューやらせても最後までやり切るし。」

2年は「ドエス~」「期待してる奴には厳しいのな~」「どうでもいい奴には基本ムシじゃん」と言っている。

千夏が大喜を見る。口をパクパクさせる千夏。「す、ごい、じゃん」

大喜は先輩たちに認めてもらえるのは悪くないな…と思った。

針生が急に「彼女からラインきてたわ」と言う。え!?彼女!?針生は彼女いるの!?

どうやら先週からのようだ。ずっと針生は彼女が好きだったのだが、向こうが芸能活動していたので諦めようと思っていたらしい。しかし向こうから告白されて付き合うことになった…と。

針生「かっこいいんだよな。小さいころから夢の為に一生懸命で。」

どうやら先日千夏と歩いていたのは彼女の為の化粧品を買いに行ったから。

つまり…針生は全てを知ったうえで……大喜は針生をにらむ。

針生「お前に彼女ができるのは、まだかかりそうだな」

大喜は(余計なお世話だ!)と思った。

【アオのハコ】第9話ネタバレあらすじ感想「ジャージ」

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大喜が千夏と住み始めて1ヶ月が経とうとしていた。千夏が起きると同時に起きる大喜。スヌーズも以前は5回だったのに、2回で済むようになっていた。これは好きな人(千夏)のおかげだ。

匡が「あっさり落ち着いたな」と大喜に言う。昼休み中だ。大喜はスマホの通知が鳴る。千夏からだ。なんとメールで、ジャージを間違えていないかを大喜に聞いてきた。

確認する大喜。刺繡は確かに「鹿野」になっている。千夏は5限が体育のようで困っているらしい。「届けます!」とメール。

千夏のジャージをもって千夏を探す大喜。運悪く針生先輩に遭遇する。

おもわず顔をそむける大喜。昼練に行こうと誘われるが、「ちょっと今は忙しくて」と答える。すると先輩は「バドより大切なものがあるのかよ」と問う。「羽生先輩はあるんですか?」と反対に聞き返す大喜。

針生「比べるもんじゃないだろ」
大喜(ええー…)

これ以上針生にいてもペースを持っていかれる!大喜は話を切り上げ、去っていく。待ち合わせ場所を探し視聴覚室へ向かう。

そこには雛が!どうやら新体操部のミーティングらしい。大喜は雛の前でジャージを落としてしまう。拾おうとする雛。しかし大喜は阻止する。名前が…見られてしまう…!それに触るなという大喜。なぜかと聞く雛。

大喜「実はそのジャージ…中3のころから洗ってないんだ」
雛「行きなさい」(離れる雛)

しかし雛は、授業では大喜がジャージを着ていたことを思い出す。中3のころからなんて…嘘じゃないか?

大喜「ずっと洗わず着てました」
雛「散れ」(さらに遠くに離れる雛)

なんやかんやでごまかせた大喜。人のいない待ち合わせ場所を探しているのに、どこも人でいっぱいだ!と、千夏からまたメールが届く。

「西口側の屋上に来て!」

屋上へ向かう大喜。屋上への扉を開けると千夏がいた。千夏は、屋上のカギを天文部の友人に借りたらしい。

笑顔の千夏。おもわず見つめてしまう大喜。予鈴がなる。時間がない。早く着替えを…と言いかける大喜だが、千夏はあろうことか大喜の前で脱ぎだす。びっくりする大喜。

どうやら、早着替え&場所を選ばぬ着替えには自信がありそうな千夏。大喜は「オレは中にいますよ!」と言い、千夏を残す。

無防備すぎる千夏…しかも千夏が着替える音が聞こえる。大喜は思わず想像してしまう。

そして千夏から声をかけられる。「おまたせ」

膝を折る大喜。大丈夫なのかと聞く千夏に「あと10秒遅かったらやばかったっす…先行っててください」と答える。

千夏「分かった。ありがと」

大喜(オレがいるのに着替え始めるってことは…男として意識されてないんだろうな…こりゃ頑張らないと)

その日、大喜は部活をめちゃくちゃ張り切ったのだった。

【アオのハコ】第10話ネタバレあらすじ感想「前日」

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部活が終わる大喜。雛に声をかけられる。「明日から地区予選なんだってー?張り切りすぎてコケて恥かかないようにね」

余計なお世話だと怒る大喜。針生は、まだ雛と大喜が付き合っているのではないかと疑っている。針生は「でもたしかに、あんま気負うなよ」と言う。

大丈夫だと言う大喜だが…緊張しているのかラケバを忘れていた…。針生は気づいていたが大喜がいつ気が付くのかを見ていたようだ。慌ててラケバを取りに行く大喜。ため息をつく針生。

その夜自宅で…大喜母も明日の試合に向けてユニフォームやシューズ、ラケットやウィダーなどパタパタと用意してくれていた。母の行動を見ながら、(この人の息子って感じするな)と思う大喜。

そして大喜は…緊張していたのかユニフォームに飲料をこぼしてしまった。ゴゴゴと怒る大喜母。洗濯をすぐにしないと間に合わない!ワーワーと騒ぐ親子。

その後大喜は…(大丈夫か、オレ…)と思いながらベッドに横になっていた。

高校初の試合とはいえ、こんなに緊張するものか?落ち着かなければ。凡ミスするなんて洒落にもならない…(何もプレッシャーに感じることはないんだし…)

「あーっ!!!」と叫ぶ大喜。ガバッと起き上がる。そして…庭でラケットを振っていた。

(悩んだときこそ、運動!IH行くんだろ、シャキッとしろオレ!!)

すると千夏が声をかける。「こんな時間まで練習?」

体を動かしたくなったと答える大喜だが、シャツが裏表だと千夏に指摘される。そしてその場で脱いで元に戻す大喜。すると千夏は…びっくりして赤面している。

「すみません!」と謝る大喜。千夏は自分の着替えは気にしないのに、大喜が着替えることは気にするようだ。

千夏は「大喜くんって…腹筋割れてるんだね。」と言う。(そこふれます!?)と赤面する大喜。

千夏「いつも筋トレしてたもんね。そういえば針生君も大喜君の体ができてきたって言ってたよ」

大喜は険しい顔で言う。「でも筋肉がついたからってバドがうまくなるわけじゃないし」止まる千夏。そして一言「ひくつぅ」と言う。

何やら考えている千夏。大喜に寄るように言う。大喜が近づいたとき、千夏は「ひゃくえ」と言って頭を押す。

なんのことやら!?の大喜。実は「百会」というツボにはリラックス効果があるらしい。

千夏「前日に慌てたって仕方がないし、頑張ってきたのは確かなんだから。余計なこと考えないで、ただそれを発揮してくること。分かった?」

大喜が「はい」と答える。たしかにこのツボは効くようだ。千夏がさらに言葉を続ける。

「それに大喜君には来年も再来年もあるんだし」

再来年だと…千夏はもういない。大喜は言う。「それじゃダメなんですよ」

「え?」と聞きなおす千夏。しかし、大喜は決心したような顔つきでそれ以上何も言わない。ただ「おやすみなさい」と言って、千夏の前を行き過ぎる。

試合当日。「よぉし、行きましょう!!」と大喜。針生が「緊張は溶けたみたいだな」と言うと、「緊張してる暇ないんで」と答える。

針生は「いいね」と大喜に言った。

【アオのハコ】第11話ネタバレあらすじ感想「地区予選」

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地区予選。大喜は…ダブルスを順調に勝ち進んでいた!ベスト16進出!!というのも、ペアが針生だからだ。確かに大喜は何度も針生に助けられている。

「おりゃあ」と声がする。

声が大きくプレーも豪快な学生が試合をしている。しかしきちんと冷静な判断もできている。「いっちょあがりー」と言う男子。針生を見る。

「ハリー先輩?そこにいるのは元KTSジュニアの針生健吾君ではないですか?」

「別人です」とすかさず答える針生。するとその男子は針生に「この詐欺師!」ととびかかって来る。

知り合いなのか聞く大喜。針生はジュニアのときのペアだと答える。下富高校の岸祥一朗だ。

しかしなぜ「詐欺師」?岸は「ハリー先輩は約束を破ったんだ」と言う。

岸「鹿野千夏さんの連絡先教えてくれるって言ったのに!!!」

は?状態の大喜。勝ったら教えてくれると言ったのにという岸だが、「公式戦でだろ!」と針生に言われる。しかし…岸はなぜ千夏をしっているのか…?すると岸が言う。

「忘れもしない…去年栄明の文化祭に行ったときのこと…」どうやら岸は財布をなくしてしまい、それを拾ってくれたのが千夏だったというわけだ。

「推しが財布から出てきたと思った」と言う岸。その後針生の友人と知り、バドで勝てば連絡先を教えてもらえると思い頑張ってきたのだが…

「だから今日!ダブルスで圧勝して、今度こそ紹介してもらうからな!!!」

しかし…岸のペアは…お腹を壊していた…。救急車で運ばれていく。予選は通過したあとで少し良かった…。

岸は、来週のシングルスで勝負だと針生に言うが、針生は対戦相手は自分ではないと言う。針生と戦うには6月まで待たないといけないのだ。しかし待てない!状態の岸。すると針生が言う。

「来週のシングルスで大喜に買ったら連絡先教えてやるよ」

タイキとは?と聞く岸。針生は大喜を指さす。「そこのオレのペアのやつ」

岸は大喜を見る。「ふーん。勝ったる」そして岸はランランと去っていく。針生は大喜に「気をつけろよ、あいつああ見えて結構強いから」と言う。

大喜(性格悪いぃ!!!何でオレがこんなことを…岸君に千夏先輩の連絡先渡されるのはオレも嫌だけど。だからと言って勝手に…)

大喜が帰宅する。大喜母と千夏が話をしている。(今は少し顔を合わせづらいな…昨日のも嫌な感じだったろうし…)と大喜は思う。大喜母は大喜が勝ったことに喜んでいるようだ。また大喜母は少し安心もした。心配していたからだ。なぜ大喜はあと2年もあるのに焦るのだろうか、と…。

千夏「大喜君に言っちゃったんです。来年も再来年もあるって。そのあと大喜君、少し様子が変で。怒るのは分かるんです。それって、今年は負けてもいいじゃんって言ってるみたいだなってあとから気づいて…私がこの一年あっという間だったなって感覚がすごくあって。私にはあと1年しかないって思うと大喜君が少し羨ましく思えてしまって…大喜君を励ますためじゃなくて私の不安を吐き出した言葉だったかなって反省したんです」

千夏の言葉を聞く大喜母。「千夏ちゃん、ほんとイイ子ね」

そこに2人の会話を聞いていた大喜がさもいま帰って来たかのように言う。「ただいま!!!」ダブルスで勝ったのはペアの人が良かったからかと言う母に大喜は…

「それだけじゃない、ちゃんと…シングルスでも勝つから」

そして荷物を置きに行くと去る大喜。

大喜(先輩が不安なら…なおさら負けるわけにはいかないじゃん)

大喜母は「あの自信はいったいどこから…ああいう子だから気にしなくていいのよ」と言う。すると千夏が笑顔で言う。

【アオのハコ】第12話ネタバレあらすじ感想「あいつが勝ったら」

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岸との決戦。すでにサーブ権のじゃんけんから白熱する2人。匡と針生が話をしている。変な勝負をしかけたらしいですねという匡に、「大丈夫。本人が嫌がったら教えないから」と言う針生。

針生「それにオレは大喜が勝つと思ってるし。当然だろ、オレがみっちり鍛えてるんだから。むしろ負けたら…特別メニューを…」

背後から危ない空気を察し、ゾゾとする大喜。試合が始まる。岸のスマッシュはなかなか強烈だ。体重の乗せ方もうまい。ただ返すだけでは厳しい相手だ。

そこに…女バスがやってくる。どうやら近くの北高で試合をしていた帰りのようだ。バド部の試合とあって応援しに来たらしい。千夏もいる。匡は千夏を見る。

女バスたちは、大喜が押されていると考えている。しかし針生は言う。

「多分あいつの作戦だよ。スマッシュの速さに慣れるのに時間かかるし、大喜立ち上がり遅いし。序盤はレシーブにまわって相手が疲れるのを待ってるんだろ。よく見ると相手を動かすようにレシーブしてるし。あいつにしては頭使うようになったな」

匡も試合だ。針生から離れる。匡は千夏に声をかける。「近くで見ないんですか。」

千夏はここから見ると言っている。2人は互いを認識する。匡は事情を知っていること、千夏は匡が事情を知っていることを知っていることを確認する。

大喜のミス。千夏は思わず「あ」と声を出し手をぎゅっと握る。

匡も(この人可愛いな…)と思う。千夏が「やっぱり大会は違うね。一球一球の重みが違うというか」と言うので、匡は「知ってます?」と千夏に尋ねる。

匡「あの試合、千夏先輩の連絡先がかかってるらしいですよ」

「え?」と言う千夏。匡はきちんと、言い出しっぺが針生だと言う。

匡「けど大喜が勝ってもなんのプラスもないんです…だから先輩、あいつが勝ったら水族館にでもつれてってくれませんか?明日ちょうど体育館使えなくて、部活も休みなので。それにあいつが頑張れてるのは先輩の影響もあるので。」

ちなみに部活が休みというのは詭弁だ。千夏は「私にそんな影響力なんて」と言うが、匡は続ける。

「ありまくりですよ、影響されやすいやつなんです。昔からこれって決めたらがむちゃらなやつではあったけど。ここ最近の大喜は友達から見ても良くやってるなと思うといいますか。前のあいつだったらあんな羽根取れてなかったと思うんです。レシーブに回るなんて作戦も耐えられなかっただろうし。技術も体力も着実に力がついてきて…それはきっと身近に同じ目標の人がいるから。自分を律して努力出来ているところがあると思うんです。だからもし、成果がでたならちょっとくらいご褒美があってもいいと思うんですよね。」

その瞬間、大喜がスマッシュを決める。「うしゃっ!」と喜びの声を上げる大喜。

匡も(気合入ってんな)と思う。すると千夏が口を開ける。

「いいよ、大喜君が勝ったら。水族館」

【アオのハコ】第13話「デート」ネタバレ感想「デート」

確かに千夏が言った。「いいよ、大喜くんが勝ったら水族館」

試合は拮抗。1ゲームずつとっており、現在のセットは20対19。大喜のリード。岸はここでミスするわけにはいかないと確実な1点を狙いに行こうとする。しかし…球は大喜に取られ、そのまま岸の取れない位置に球が落ちる。ゲームセット。大喜の勝利。

もしプッシュされていたら取れなかった…と大喜は焦る。岸は大喜に「またやろう」と言う。

練習試合でまたやろうと返す大喜。「こうなったら直接千夏先輩に会いに行く」と言いながら岸は去る。めげない岸かとおもいきや、針生からすれば結構凹んでる…とのこと。

そして…大喜は西田に負けて準優勝だった。「今後も精進したまえ」と西田に言われる。すると背後から声が。「あっ二イキくん!(2位のタイキで二イキくん)」…雛だ。

雛は少し大喜をからかってから労う。「大喜にしてはよくやったね」

そのとき、大喜の通知が鳴る。千夏からだ。内容は…「明日、水族館行かない?」

大喜は頭が追いつかない。「どどどどどど、ななななな」

いつの間に仲良くなったのかと聞く雛に言葉を詰まらせる大喜。すると匡が「オレが頼んだんだよ」と言う。

匡「千夏先輩がたまたま試合を見に来てて、相手が勝ったら千夏先輩を紹介するという条件だったから大喜が勝ったら遊びにでも連れていってくださいって」

雛のテンションが上がる。「じゃあ初デートだ!」

いやいや…と否定する大喜だが雛は「人生初デートなんだから洗った服着ていくんだよ」と言って去る。

雛(なんだーちゃんとやることやってんじゃーん、良かったよかった)

雛の友人が雛を見る。そして一言。「あれ?雛…何か怒ってる?」

雛は分からない。「え…なんだろ、体重0.5kg増えた?」

帰宅した大喜。しかし…中に入れない!どんな顔して千夏に会えば良いのだ!!!しかし母に見つかる。中に入るがもう千夏はいない。部屋に戻ったらしい。ちょっと残念な大喜。

大喜も部屋に戻り、水族館デートのために魚の本を読んでいた。さらに洋服も何を着ていけばいいか分からない。

大喜(千夏先輩は何着てくるんだろう。ワンピースとかみたいな、千夏先輩のワンピース。いやいや期待するな。デートじゃないんだし。どちらかというとこれは家族で出かけるようなものだし…)

カタ…と音がする。千夏はまだ起きているのだろうか。大喜は(無理だって…こんなのめちゃくちゃ期待する)と思う。

翌朝…なんと寝坊してしまった大喜。慌てて待ち合わせ場所に向かう。待ち合わせ場所で財布を落とし、小銭が散らばる。(落ち着け…落ち着くんだ…これはデートじゃ…)

落ちた小銭を拾う女性。「大丈夫?」

ワンピースを着た千夏だ!

見ほれる大喜。とりあえず「ありがとうございました」と礼を言う。
 
千夏は「どうかした?」と聞く。大喜は「いえ」と答える。心の中では(ワンピースだ)と考えていた。
 

【アオのハコ】第14話「水族館」ネタバレ感想「水族館」

水族館に入る2人。「大喜くん、こっち!」と千夏は笑顔だ。可愛すぎる。大喜は(心なしかテンションが高い、初めて見る感じの先輩だ…)と胸を撃ち抜かれていた。

大喜(変な期待はするまいと思ってたけど、これはもしかしてデートと思っていいのでは!?)

魚を見る千夏。「かわいー!」 大喜の心の中(あなたがね!)

大喜は千夏がなぜ水族館に誘ってきたのかを考える。たまたま?まさか「奢りなさい」の意味?…後者は千夏が言わなさそうだと考える大喜。

すると千夏が声をかける。「大喜くんっ」 

カシャッ

スマホで写真を撮っている。なぜ?と聞くが千夏は「記念記念」と言う。

千夏「ちゃんと記念に残しておかないと!」

大喜は(これでたまたま行きたかっただけ、は罪だろ!!!)と考えていた。2人で泳ぐペンギンを見る。千夏もペンギンがお気に入りのようだ。

隣にいる千夏を直視できない大喜。とそこへ…少年が千夏にぶつかる。その瞬間千夏の体は大喜のほうに傾き、2人の手が触れ合う。

少年の母親から謝られる千夏。「いえ、気を付けてね」と笑顔だ。隣で大喜は(次は付き合った状態で来たいな)と思っていた。

大喜(でも今はまだ気持ち伝えられない…IHだってまだまだだし。同居人から告白されたら先輩居心地悪くなっちゃうだろうし。)

大喜が「そろそろ帰りましょうか」と言う。千夏は「あ、待って」と言いながら大喜のカバンを掴む。

千夏「実は今日…大喜くんに話したいことがあって。」

大喜は驚く。(えっこのシチュエーション、このタイミングで…?まさか…まさか先輩も…)

何かと聞く大喜。千夏が答える。「大喜くん、ごめんね」

…ごめんとは?話が分からない大喜。

千夏「この前、来年も再来年もあるって言ったこと。大喜くんが頑張ってるの知ってたのに、無神経だったなっておもって。あれ以来話す機会もなくて。ちゃんと謝らないでこのままなぁなぁになってそのまま一緒に暮らしていくのも嫌だから…だから今日はちゃんと謝りたかったの」

思わず膝を折る大喜。「そういうことか~~こちらこそすみません、へんな態度取って」と返事をする。

心の中で大喜は(もしかしてデート!?とか思ってたのが恥ずかしい、ごめんねって一瞬フラれたのかと…じゃあこのお出かけは労いと謝るためだったってことか。謝るなんてむしろやる気もらったくらいなのに)と考えていた。

大喜「千夏先輩は気遣いすぎですよ、オレあんまりひきずらないというかむしろそういう考えもあるのかって思うし、むしろこんなもやもやをここ1週間抱えて生活してたんだって方がショックなくらいで」

とはいえ、一人で他人の家に住んでいたら気を遣うだろうと考える大喜。スマホを取り出し「ちょっと待ってください…たしか…あっ…これだ」と言う。

ケープくん、この水族館のスタンプだ。

大喜「もしうちに住んでて居心地悪かったりオレに言いたいことがあったらこのスタンプを送ってください。そしたらオレが話を聞きに行きます」

千夏が早速スタンプを送る。何回も何回も。何ですか、と聞く大喜。

少し頬が赤い千夏。

「何か言いたいことが?」と聞くと、千夏は「んーそうだなあ…大喜くんはいい同居人だね」と答える。

いい同居人…(今はそれでいっか)と大喜は思った。

【アオのハコ】第15話「普通の女子」ネタバレ感想「普通の女子」

昼休み。食堂で匡と食事をする大喜。たくさん食べるな、という匡に「IH行こうとしてる男ぞ」と返す。水族館デートが楽しかったかと聞く匡。いろんなことを思い出す大喜。

大喜は「楽しかった…ほんとありがとう」と言う。匡は「前から思ってたんだけどさ、大喜からアプローチできないのは分かったけど千夏先輩がお前のこと好きだったらどうすんの?」と聞く。

匡からすればあり得ない話ではない。しかし、大喜には全く想像がつかない。てんぱってしまい、言葉にならない。そこに食堂にいる千夏と目が合う。千夏が笑いかけてくれる。

大喜は「付き合えるなら付き合いたいですよ」と言う。そこに「二ヤケ野郎くん!これ再提出だって」と声をかけるのは雛だ。どうやら大喜は授業中もずっとニヤニヤしていたようだ。

「してないし」と言いながらすでにニヤケる大喜。雛は「その顔だよ、その顔!その顔むかつく」と言う。

2人のやり取りに何かを感じ取る匡。匡は「でも実際浮かれてられないだろ、県予選まで日もないんだから」と言う。確かに気を引き締めないといけない。

バドは佐治川高校がとても強い。去年のIH優勝もそこだし県レベルではなく全国レベルの高校だ。その佐治川に勝たない限り、IH出場は無理なのだ。

応援する雛。反対に大喜は「雛はどうなんだ」と聞く。大会が近い。すると雛は「誰の心配してんの?」と返す。

雛は「私は蝶野雛様ぞ?余裕のヨシエさんよ!」と自信たっぷりだ。

さらに新体操部の顧問が雛に声をかける。どうやら新聞社から取材が来ているらしい。

ドヤ顔で去る雛。取材に答えている雛を見て、大喜は匡に「けど不思議な感じするよな」と言う。

大喜「ほら、大会とかで佐治川見ると、やっぱり迫力あるなって思うじゃん、雛もきっと大会では一目置かれる側だと思うけど普通の女子だなって。」

「そりゃな」と匡。雛を見る。匡は「普通の女子だと思うよ」とつぶやく。

整骨院で施術が終わった雛。受付でちょうど千夏に会う。挨拶を交わす2人。千夏もここに通っていたことを知り、大喜に教えてあげようと思う雛。ふと千夏のカバンを見ると…水族館のキーホルダーが。

2人は接骨院について話す。キーホルダーを見て(やっぱ結構脈ありじゃん)と思う雛。雛が言う。

「そういえば大喜が中2のとき捻挫したの知ってますか?学年行事でキャンプに行って山登りしたんですけど、そのとき私が足を滑らせたところを大喜が助けてくれて。そのとき足をひねったみたいで部活も1週間近く見学する形になって私そのとき文句言ったんです。私のせいで誰かが怪我をして部活にも支障が出るなんて申し訳なさすぎるってそしたら…」

大喜「オレの反射神経が悪かっただけだから。むしろ課題が見つかったわ」

雛「って。ホントどうしようもないバド馬鹿ですよね」

(どうだ大喜、株を上げておいたぞ)と思いながら雛は千夏に「でもわが身を顧みず人を助ける、いいところもあるんですよー」と言う。

千夏は何かを感じ取って言いかける。「蝶野さんって…」

しかし最後まで言い切ることはできない。「あ、いや何でもない…」

外に出る2人。雨が降っている。雛は傘が無い。すると千夏が「良かったらこれ使って」と傘を貸してくれる。どうやら2本持っていたようだ。

千夏は「それじゃあ気を付けてね」と言って去っていく。「ありがとうございます」とお礼を言う雛。

雛(用意がいい…しかも大きい方借りてしまった…優しくてかわいくてスポーツもできるなんて…なんかすごい性癖あってほしいな)

すると整骨院のスタッフに声を掛けられる。「鹿野さん!もう行っちゃった?」雛がどうしたのかと尋ねる。どうやらスマホを忘れたようだ。雛は「私、届けますよ!」と言う。

雛(傘かしてくれたんだもん、このくらいしないとね…たしかこっちに行ったはず)

角を曲がる千夏。追いかける雛。表札は…猪股。千夏が中に入る。大喜が出てきて「おかえりなさい」と言う。どういうことなのか…雛は何も考えることができなかった。

【アオのハコ】第16話【同志】ネタバレあらすじ感想「同志」

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千夏が大喜の家に入り、大喜と話をするのを見る雛。なぜ?(とにかく一旦帰ろう…明日学校で…)と考える雛だが、スマホの存在を思い出す。そして雛は、大きくジャンプしながら言う。

「おおい!いのまたたいき!これはどういうことだ!」と大喜を呼ぶ。「なんで栄明のヒロイン、鹿野千夏先輩が栄明のじゃがいも猪股大喜の家に入っていって「おかえり」と言われるのか…説明してもらおうか!」

2人は顔を見合わせ、「実は…」と事のしだいを話す。雛は大喜と部屋で2人きりだ。雛は千夏の両親が海外におり大喜の家で預かっていると知る。大喜は「ごめん…」と雛に謝る。「千夏先輩のこと応援してくれてたのに今まで黙ってて…」

雛は「まあ正直ショックだよね、そんなに信用ないんだって。親友だと思ってたんだけどなー相手があの千夏先輩だから心配してなのにお家に帰って2人の時間を楽しんでいたとは」と言いながら、正座する大喜の脚の上にどんどんとジャンプを積み重ねていく。

「ひ、ひなさんっ!?」と大喜。雛は「それで5時間耐えたら許してやろう。大喜だけじゃなく千夏先輩のこともあるから色んな人に言う訳にいかないのも分かるし、協力するって言っても大して何もしてなかったしね。けどむかつくからしばらくそのまま」と言う。

大喜「雛、ありがとう」

雛は「でも2ヶ月一緒に住んでこれってヘタレすぎない?」と大喜をからかう。図星の大喜。

帰り道、雛は2人のことを考えていた。同居…。大喜は元々千夏に好意がある。千夏も、嫌いな異性の家に住んだりはしないだろう…。考え中に何かにあたる雛。「すみません」

電柱だった。(何してるんだ、私)

部活中の雛。美しい。

部員や顧問もさすがだと誉めてくれる。「これならIHベスト3,いや優勝だって十分狙えるわよ!」

雛「任せてください、この蝶野雛、その名のごとく蝶のように美しく舞っていきます」

ちょうど千夏の姿が目に入る。はっとする雛。休憩してくると周囲に言う。

雛(さっきフリ間違えそうになった、そのせいで次のフリも1テンポ遅れたし。細かいところまでの意識も全然足りてない。体が覚えるまでやらないと、皆着たいしてくれてるんだし、それに応えられるように、もし本番ミスでもしたら…)

雛はゾク…とする。(大丈夫大丈夫、私は蝶野雛だぞ)

階段をおりると大喜の後姿が。顔をほころばせる雛。しかしすぐに元気がなくなる。

「何してんの!?」と大喜に話しかける雛。何でもないと答える大喜だが…どうやら踏み込んだ時に足の爪が肉に食い込んだらしい。「ちゃんと消毒しなよ」という雛だが、大喜の脚首にミサンガがあるのを見つける。「そういうのつけるタイプだっけ?」と聞くと

大喜「これはっ!千夏先輩からもらったんだよ」

もしや付き合ってる?と聞く雛に、「これは色恋関係なくてっ、ただお互いIH目指す同志的なやつで」と大喜が答える。

のろけかと聞き返す雛。「違うから!」と大喜。

大喜を後に練習場に戻ろうとする雛。千夏がいる。大喜も練習中だ。

雛(同じ目標を目指す同志かぁ…じゃあきっと練習がしんどいときは同志の子と思い出したりして自分と同じくらい頑張ってる人がいるって励ましたりして…2人はそういう関係なんだろうな)

雛の目からは涙が…

(何泣いてるんだ、私。いかんいかん、大会前でナイーブになってるな。私は一人で戦わないと。一人で平気だもん)

 
 
(C)三浦糀
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まとめ:【アオのハコ】第2巻ネタバレ感想!第8話~16話まで!早バレ!?

今回は【アオのハコ】第2巻ネタバレ感想!第8話~16話まで!早バレ!?を紹介しました。

またまた気になるところで終わってしまいましたね!なんか雛の涙が意味深な気がしますよね・・・。

雛の気持ちは本当はどうなんでしょうか!?気になる続きはまた3巻で!!

最後までご愛読ありがとうございました!

 

    

 

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