乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第8話「欲望にまみれてしまった…」ネタバレ感想

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

今回は、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第8話「欲望にまみれてしまった…」ネタバレ感想 を紹介します。

学力テストを間近に控えたカタリナ。

友人を誘って、テスト勉強に励みます。

それでは乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ第8話「欲望にまみれてしまった…」ネタバレ感想  についてみていきましょう。

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ8話「欲望にまみれてしまった…」ネタバレ

テスト勉強

迫る学力テストに備え、自室で一人勉強に励むカタリナ。
ですが全く捗らず、気分転換のため畑仕事をすることにします。
と、そこへ、アランがやってきました。
テストの結果は破滅フラグには関係ない、と呟きながら、収穫したカボチャを渡すカタリナ。
破滅フラグ? と訊きながら、アランはカボチャを受け取ります。

そんな二人の様子を、メアリはオペラグラスで部屋から覗いていました。
アランのカタリナへの想いに気づかせないよう配慮してきましたが、やはり心配なようです。
慌ててカタリナのもとへ駆けていくメアリ。
そこでメアリは、カタリナから一緒に勉強しようと誘われ、生徒会室で勉強することになりました。

生徒会長のシリウスに勉強を教わるカタリナとメアリ。
この類の参考書は図書室にある、と言われ、カタリナが微笑むとシリウスはハッとしたようでした。

早速東棟の図書室へ向かう二人。
その途中でジオルドと出会い、二人の話を聞いて、ジオルドはついて行くことにしました。
ジオルドに邪魔され、メアリは迷惑そうです。
と、そこで、今度はキースが現れ、そのあとはアラン、ソフィア、マリア、二コルと出会い、結局いつもの八人で図書室へ向かうことになりました。

本の中へ

図書室で静かに勉強に励むカタリナ達。
カタリナのお腹が鳴り、マリアはお菓子を、メアリはお茶を用意するために図書室を後にしました。

お腹が空き過ぎたカタリナは、本の文字がお菓子に見えて仕方がありません。
席を立ってストレッチをしていると、そこで本が光ったのを目にしました。
本を掴んで中を開くカタリナ。
すると、本から光が溢れ出します。

図書室へと戻ってきたメアリとマリアは、カタリナ達六人が本に吸い込まれていくのを目撃していました。
光が消えると六人の姿はなく、本が床に落ちていました。

「ご覧になりました……?」
「はい……」
「皆さん、本の中に……」
「消えました、ね……」

慌てて拾った本には、古代文字で『欲望という名の物語』と書かれていました。
中には、『欲望が叶うとき、捕らわれ人が救われる』と書いてあります。

「とにかく読んでみましょう!」

メアリに言われ、マリアはページをめくるのでした。

ジオルドの欲望

ページを捲った先には、カタリナとジオルドが映し出されていました。
カタリナを呼ぶも、反応はありません。
どうやら本の中の世界には干渉できないようです。
次のページにも、教会にいるカタリナとジオルドが映し出されていました。

「私なんでこんな格好を? ついさっきまで図書室にいたのに」

カタリナは本の中にいました。
ジオルドが言うには、カタリナとジオルドは結婚式を挙げていたようです。
朝まで僕と二人きりですよ、と迫るジオルド。
後ずさって転びそうになるカタリナを颯爽と受け止め、ワインを飲み、口づけしようとします。
困った表情を浮かべるカタリナ。

「わ、私はどちらかと言うと、ワインよりもお菓子の方が……」

そこで、メアリは本を閉じました。

「こ、これはいったい何なんですの? もうこれ以上見ていられませんわっ!」

今のは本が見せた幻なのか……それとも本の中の現実なのか……。
もう一度本を開いてみましょう、とマリアに言われ、メアリは本を開きました。

キースの欲望

本の中で、カタリナは机で眠っていました。
そこへキースが現れカタリナに勉強をさせようとしますが、キースの様子はいつもと違っています。

(なっ、何? 今日のキースなんか変! 妙にセクシーな感じなんだけど)

ちゃんと勉強しないとお菓子を食べちゃうよ? と舌なめずりをするキース。
カタリナは慌てて、そのお菓子が欲しいとねだります。
じゃあアーンして、とキースはカタリナにお菓子を食べさせようとしました。
それに応え、カタリナが口を開けたところで、メアリは本を閉じてしまいました。

「ダメぇ―! カタリナ様に『アーン』とか、絶対絶対ダメですっ!」

そこで、マリアは推測します。
さっきのはジオルドとカタリナ、今のはキースとカタリナが登場しています。
つまり、これはジオルドとキース、二人の欲望の物語です。

マリアとメアリは、魔法学園の七不思議を思い出していました。
学園の創立よりも古い本なのに、新書のように真新しいこの本は、人間の欲望をエネルギーとして吸収する力を持っているようです。

本の序文には、『欲望が叶うとき、捕らわれ人は救われる』と書いてあります。
吸い込まれた誰かの欲望が叶えば、皆はこちらの世界に戻ってこれるのかもしれません。

ということはつまり、カタリナを大好きな皆がカタリナに好き勝手するのかもしれない……。
そう思ったメアリは絶望しますが、マリアに励まされ、また本を開くのでした。

ソフィアと二コルとアランの欲望

カタリナはソフィアの蔵書室にいました。
どうしてここにいるのか不思議に思っていましたが、ソフィアに応え、面白い本ばかりだからここに住みたい、と言います。
それを嬉しく思ったソフィアは、カタリナに壁ドンしました。

カタリナ様が好き、と言おうとするソフィア。
カタリナはその想いを汲み取って、私もソフィアが好き、と言います。
すると、ソフィアは豹変したように、自分とお菓子とどっちが好きか尋ねます。
当惑したカタリナが、ぐぅ、とお腹を鳴らしたところで、メアリは本を閉じてしまいました。

「ソフィア様ったら、カタリナ様に壁にドンするなんてっ……! しかも、あ、愛の告白まで……」
「次っ! 次に行きましょう!」

今度は仮面舞踏会のようです。
カタリナがホールの階段を下りていると、謎の青年が現れ、二人でダンスを踊ることになりました。

(黒髪に黒い瞳。それにその格好……。もしかして、魔性の伯爵っ?)

仮面の奥は二コルでした。
すると、二コルのファン達が大量に押し寄せてきて、二コルはカタリナを連れて逃げ出します。

逃げた先はバルコニー。
二コルは爽やかな笑顔でファン達を魅了し(気絶させ)、カタリナを抱いて飛び降り、ゴンドラに乗ります。
そしてマントを翻し、今度は夜空へ。
満月をバックに二コルがカタリナに口づけしようとしたところで、メアリがばたんと本を閉じてしまいました。

「この本を燃やしましょうっ!」
「メアリ様、落ち着いてくださいっ!」
「皆様本当にこんなことを考えているんですのっ?」

魔法のせいで皆の欲望が暴走しているのかもしれない、と言うマリア。
メアリが半ばやけくそで本を開くと、今度はアランがいました。
カタリナの傍でピアノを演奏するアラン。
メアリはすぐに本を閉じました。

「ここまでくれば、何となく想像できますわ……」
「辛いですわね……」

ですが一番辛いのは、お菓子もお茶も口に出来ないカタリナです。
二人はそこでカタリナの欲望をまだ見ていないことを思い出し、カタリナの欲望が叶って皆が解放されるために、本を開くのでした。

カタリナの欲望

カタリナは暗い森の中で、お腹を空かせていました。

「どうやったら図書室に帰れるんだろう……。マリアの手作りお菓子食べたーい……メアリのお茶を飲みたーい」

すると、森を抜けた先にお菓子で出来た家を発見しました。
家のお菓子を摘まんで食べるカタリナ。
お菓子を食べて満足そうですが、どうしてか食べても食べてもお腹は満たされません。
なので、どんどん食べられます。

(もっと、もっともっと、もっともっともっと……)

暴食しているうちに家が破裂し、お菓子の竜巻が起こりました。
カタリナも風船のようにどんどん膨れて、幸せそうな顔でお菓子を吸い込みます。
すぽぽぽぽぽぽっ……。

「明らかに変ですわっ!」

マリアに言われて、メアリは本を閉じました。
すると本が暴れ出し、宙で膨れ上がって、中から本に吸い込まれたカタリナ達が出てきました。

カタリナとアラン

床に倒れたカタリナにマリアのお菓子を食べさせると、カタリナは目を覚ましました。
再び机について、メアリとマリアから事情を聴く六人。
『欲望の物語』と聞くと、ジオルド、キース、二コル、ソフィアの四人は、気まずそうに席を立ちました。

「皆様、現実世界に戻ったら、急に恥ずかしくなったようですわ」
「恥ずかしい? 何のことだ? 本の中でいったい何があったんだ。俺は演奏していただけだが……」
「アラン様はそれでいいのですわ」

苦笑するマリア。
マリアが推測するには、最後に本が苦しそうにしていたのは、カタリナの欲望が本の許容量を超えたからではないか、ということです。
食欲を満たしたいというカタリナの欲望は、仮想現実を映した本の中では叶えられません。
なので、どんどん膨れ上がっていくカタリナの欲望に、本が耐えられなくなったようです。

「さすがカタリナ様だわ!」

そんな二人の傍で、カタリナはお茶とお菓子を食べ、幸せそうな顔を浮かべていました。

……場所は代わって、夕方の学園。
カタリナは大きな木を見て我慢できなくなり、靴を脱いで裸足で芝生を駆けました。

そこに現れるアラン。
貴族令嬢としてそれはダメだろ、と言うアランでしたが、カタリナに誘われ、自分も裸足になります。
見ると、カタリナは近くにいなく、木に登っていました。

ここからの景色はすごく綺麗だ、とカタリナに言われ、アランも木に登ります。
カタリナの隣から景色を眺めたアランは、その美しさに感動しました。

「そうだった……少し見るところを変えるだけで、世界はこんなに違って見えるのだったな」
「……綺麗でしょ?」

微笑むカタリナに、アランは頬を赤らめました。

(このまま、時が止まればいい……)

そんな二人を発見したメアリ。
邪魔しなくては! と二人のもとへ駆けていくのでした。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ8話「欲望にまみれてしまった…」感想

メアリとマリア以外の皆の欲望が見れる回でしたね。
皆カタリナが好きなので欲望の内容は予測できたのですが、皆の動きが大げさで、ついつい笑ってしまいました。
零しそうになるワインを華麗にキャッチするジオルド、色気たっぷりに(お菓子を)誘惑するキース、颯爽とカタリナを奪い去る二コル……。

ただピアノを弾いていただけというアランの欲望を、もうちょっと見てみたかったです。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった アニメ8話「欲望にまみれてしまった…」ネタバレ感想まとめ

今回は、「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第8話のネタバレ感想を紹介しました。

皆カタリナが大好き、ということが改めて分かりましたね。

アランはいよいよカタリナへの好意に気づき始めたのでしょうか?

最後までご愛読ありがとうございました!

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